45.白馬岳(しろうまだけ)(3)  2,932m

 
 富山・長野県境、後立山連峰北部(北アルプス北部)。

登頂日: 平成17年(2005年)8月5日(土)
天 候:
行 程:
蓮華温泉−白馬大池−小蓮華山−白馬岳−白馬山荘(泊)−
白馬岳−三国境−雪倉岳−朝日岳−朝日小屋(泊)−蓮華温泉

8月5日(土)
  5:55. 蓮華温泉発
  6:45. 5分休憩
  7:40. 天狗ノ庭、 10分休憩
  8:40. 5分休憩
  9:00. 白馬大池着、9:30. 発
  10:20. 船越ノ頭、 10分休憩
  11:20. 小蓮華山着、11:35. 発
  12:10. 三国境
  12:55. 白馬岳山頂着
  13:00. 山頂発
  13:15. 白馬山荘着(泊)
8月6日(土)
  5:00. 白馬山荘発
  5:18. 白馬岳山頂
  5:45. 三国境、  10分休憩
  6:25. 鉱山道分岐
  7:10. 雪倉岳避難小屋着、7:30. 発
  8:10. 雪倉岳山頂着、  8:25. 発
  9:30. 最低鞍部(水場)、15分休憩
  9:55. 燕岩
  10:05. 沢、木道
  10:25. 水平道分岐、  10分休憩
  11:20. 10分休憩
  11:45. 朝日岳山頂着、 12:00. 発
  12:35. 朝日小屋着(泊)

8月4日(木)
 この週末は比較的天気が安定しているようなので、白馬岳から雪倉岳、朝日岳に行くことにした。
 
 午後2時半、上越市発(車)。
 1時間で平岩。4時半ころ蓮華温泉に着いた。途中、霧がかなり深かったが、蓮華では晴れていた。平日なのに駐車場はほぼ満車になっていた。
 ロッジの前から正面に朝日岳が見える。右に五輪山、左に赤男山。雪倉岳は左の端に見える。8畳の部屋に5人で泊った。
 
 
蓮華温泉ロッジ

8月5日(金)
 天気はよい。朝日岳がよく見える。皆、朝早くから出発して行く。朝食を食べてから出発する。早朝3時ころからホトトギスが鳴いていた。
 
  5:55. 蓮華温泉発。 ウグイス、ヒガラ、メボソムシクイ、ルリビタキ。
  6:45. 5分休憩。コルリ、ウソ。
  7:40. 天狗ノ庭着。 西の正面に雪倉岳が見える。ヒメシャジン、コキンレイカ、ミヤマウイキョウなどが咲いている。 7:50. 発。
  8:40. 5分休憩。
     
   白馬大池、チングルマの群落

 
  9:00. 白馬大池着。 チングルマの群落。その中にミヤマリンドウ、ハクサンコザクラ、コイワカガミが混ざって咲いている。コバイケイソウの群落もある。今年はコバイケイソウの当り年だ。軽食を摂る。
 
コバノイチヤクソウ

 ミヤマリンドウ

 リンネソウ

タカネナデシコ

ウメバチソウ

チシマギキョウ

クモマミミナグサ

タカネツメクサ

シコタンソウ

コマクサ

ウサギギク

ミヤマアズマギク

  9:30. 白馬大池発。 登山道脇のハイマツの下にリンネソウ。
 10:20. 船越ノ頭着。 霧が出てきて遠くは見えない。 10:30. 発。
 11:20. 小蓮華山着。 11:35. 発。
 12:10. 三国境。 三国境まで登る手前の雪渓の下に、雪倉岳方向への踏跡がある。
 三国境のすぐ上の西斜面にコマクサの群落がある。ここから白馬岳直下まで高山植物がたくさん咲いている。イワギキョウ、上ではチシマギキョウとなる。ウサギギク、ミヤマアズマギク、シナノキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ヨツバシオガマ、タカネツメクサ、シコタンソウなど。とくにタカネシオガマの群落がきれいだ。
タカネシオガマ

ヨツバシオガマ

ライチョウ(雌)

 12:55. 白馬岳山頂着。
 大勢の登山者で賑わっている。曇っていて眺望が得られない。
 13:00. 山頂発。
 ライチョウ(雌)が高山植物を啄んでいた。
 13:15. 白馬山荘着。
 たいへん混雑しそうだ。レストランで生ビールを2杯。その後ウイスキーを飲んで過ごす。夕方になって霧が晴れてきた。
 食事は不味くはなかった。もっと混むかと思ったが、1畳にひとりのスペースでよく眠れた。夜、星がきれいだった。

白馬山荘前から杓子岳・鑓ヶ岳

8月6日(土)
 皆、日の出を見に早くから出掛けていく。
 
  5:00. 白馬山荘発。 もう数分早く出発していれば雲海からの日の出を見られたのだが、山の端の見えるところに来たときには、太陽は雲海の上に出てしまっていた。
  5:18. 白馬岳山頂着。 雲の切れ間から立山、剣岳がときどき見えては隠れてしまう。雪倉・朝日岳の方向は雲に覆われている。花を眺めながら下る。

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