64. 八ヶ岳(やつがたけ)(1)
        赤 岳(あかだけ)    2,899m

 
 長野・山梨県境、八ヶ岳連峰

登頂日: 平成9年(1997年)6月29日(日)
天 候:
行 程:
 
美濃戸山荘(泊)−赤岳鉱泉−硫黄岳−横岳−天望荘(泊)−
赤岳−阿弥陀岳−行者小屋−美濃戸山荘

6月28日(土)
  4:05. 美濃戸山荘発
  5:05. 10分休憩
  6:10. 赤岳鉱泉着、 6:40. 発
     途中、10分休憩
  8:10. 赤岩の頭、
  9:00. 硫黄岳山荘着、9:15. 発
  10:20. 横岳(大権現)着
  11:50. 天望荘着(泊)

6月29日(日)
  10:10. 天望荘発
  10:40. 赤岳山頂着
  11:30. 山頂発
  12:50. 阿弥陀岳着
  14:00. 行者小屋着、14:10. 発
  14:45. 10分休憩
  15:45. 美濃戸山荘着

 
6月27日(金)
 13:00.車で自宅を発つ。台風が九州に近付いてきている。雲は多いが晴れていて、八ヶ岳農場附近からは八ヶ岳連峰全体が見渡せた。
 16:20.美濃戸山荘着。 宿泊。山荘裏にカモメラン。レンゲツツジもきれいに咲いていた。近くにタカネグンナイフウロ。宿泊客は私たちだけ。

6月28日(土)
  4:05.美濃戸山荘発。 薄曇。北沢を登る。 5:05.10分休憩。
 花は、シロバナヘビイチゴ、キバナノコマノツメ、ミヤマオダマキ、ズダヤクシュ、オサバグサ、ミヤマハタザオ、ツマトリソウ、ミヤマキンポウゲなど。
 鳥は、クロツグミ、メボソムシクイ、ミソサザイ、コマドリ、オオルリ、ルリビタキ、サンコウチョウ、コガラなど。 
  6:10.赤岳鉱泉着。 朝食を摂る。大同心、横岳、赤岳がよく見える。
  6:40.赤岳鉱泉発。 硫黄岳に向かう。出発後すぐに小雨が降りだした。コメツガ樹林帯の中を急登する。
  7:55.樹林帯を抜け、雨が少し強くなってきた。雨具を着る。10分休憩。
  8:10. 赤岩の頭着。 風は少し強いが、雨は大したことはなく、霧がときどき晴れて横岳や赤岳が見えることもある。キバナシャクナゲ、ミネズオウ、イワウメなど。
 硫黄岳山頂部の北側は、爆裂火口で断崖になっているが、南側はなだらかな岩礫地になっている。
  9:00.硫黄岳山荘着。 軽食を摂る。
  9:15.山荘発。 山荘附近から横岳への稜線にはいろいろな花が咲いていた。ツクモグサ(初めて見た)、オヤマノエンドウ、シロバナオヤマノエンドウ、コイワカガミ、ミヤマシオガマ、ウルップソウ、ハクサンイチゲ、チシマアマナ、キバナシャクナゲなど。
 10:20.横岳山頂(大権現)着。
 小雨、濃霧で周囲は何も見えない。
 10:30.横岳山頂発。 険しい岩場もあったようだが、霧の中を足元だけを見ていたので、危険を感じることはなかった。
ツクモグサ

 11:50.天望荘着。 花などを見ながら、ゆっくりと来るつもりだったが、雨と霧で写真をあまり撮ることができずに、早く着いてしまった。台風8号は山口県に上陸して接近中で、夜のうちに三陸沖に抜ける予定だとのこと。宿泊客は他に、東京の4人と松本の6人の3パーティだけだった。夜中、風が強かった。

6月29日(日)
 6:00.台風は三陸沖に抜けて、下界では天気が回復したというが、小屋の周囲はまだ霧が深く、強風が吹いていた。10時ころになって、霧が晴れ、陽が射し始めて、富士山も見えるようになってきた。
 

 10:10.天望荘発。 風はまだ少し強いが、赤岳山頂に向かう。
 10:40.赤岳山頂着。
 ところどころに雲が浮かんでいるが、上空は快晴。遠くに富士山、北岳、甲斐駒、仙丈、鳳凰三山。間近かに阿弥陀岳、横岳、硫黄岳。足元に行者小屋や赤岳鉱泉が見える。晴れて気持ちがよいので、ゆっくりと過ごしてしまった。
 11:30.赤岳山頂発。 さらに天気はよくなり、暑くなってきた。
 12:20.分岐。
赤岳山頂から富士山

阿弥陀岳山頂から横岳

阿弥陀岳山頂から北岳・甲斐駒・仙丈

 12:50.阿弥陀岳着。 赤岳、横岳、硫黄岳がよく見える。さらに、天狗岳、蓼科山までもはっきりと見えた。
 13:00.山頂発。 キバナシャクナゲ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、キバナノコマノツメなど。
 14:00.行者小屋着。 
 14:10.小屋発。 南沢を下る。
 14:45.10分休憩。
 15:45.美濃戸山荘着。

 16:10.山荘発(車)。
 19:30.帰宅。
行者小屋から赤岳

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