54. 槍ヶ岳(やりがたけ)(1) 3,180m |
長野・岐阜県境。槍・穂高連峰(北アルプス南部)。 |
登頂日: | 平成6年(1994年)7月25日(月) |
天 候: | 晴 |
行 程: |
新穂高温泉−わさび平小屋(泊)−鏡平小屋−双六小屋(泊)− (西鎌尾根)−槍ヶ岳−槍ヶ岳山荘(泊)− |
7月23日(土) 12:10. 新穂高温泉発 途中、休憩20分 14:00. わさび平小屋着(泊) 7月24日(日) 5:05. わさび平小屋発 5:30. 小池新道入口 6:30. 秩父沢、 15分休憩 途中、休憩15分 8:20. シシウドが原、10分休憩 9:40. 鏡平小屋着、 10:50. 発 途中、休憩2回20分 12:25. 鏡平抜戸分岐、10分休憩 途中、休憩10分 14:10. 双六小屋着(泊) |
7月25日(月) |
7月23日(土) 新穂高温泉から入って西鎌尾根から槍ヶ岳へ。大キレットを通って穂高へ縦走し、重太郎新道から上高地に下りる予定。 5:40. 自宅を車で出発。 7:45. 沢渡駐車場着。 バスで新穂高温泉へ向かう。中の湯、平湯で乗り換えるのだが、中の湯のバス停を見過ごして歩いてしまい、バスを乗り損ねて、約1時間をロスした。 11:35. 新穂高温泉着。 昼食を摂る。 12:10.新穂高温泉発。 真夏の真昼にかんかん照りの中、砂利道の車道を歩く。 14:00.わさび平小屋着。 新しくてきれいな小屋だ。風呂もある。混んでいなくて気持ちよく眠れた。 |
7月24日(日) |
7月25日(月) 4:30.双六小屋発。 小屋から少し登ると眺望がよくなる。 5:15.樅沢岳着。 快晴。360度のすばらしい眺望だ。南東方向にこれから登る西鎌尾根の先に槍ヶ岳がその頂を天に向けて朝日に映えて聳え、その左にはごつごつとした北鎌尾根が連なり、また、右手には穂高連峰がその全貌を現わしていた。その右、ほぼ真南には焼岳、乗鞍岳。南西には笠ヶ岳。西には双六岳。その右に三俣蓮華岳。北方に鷲羽岳。その間の遠方に薬師岳。 5:30.樅沢岳発。 早朝でまだ気温は上がらず、気持ちがよい。千丈沢乗越まではかなりの高山植物が見られた。チシマギキョウ、ミネウスユキソウ、イワオトギリ、イワギキョウ、タカネイブキボウフウ、イブキジャコウソウ、クルマユリ、チングルマ、シコタンソウ、イワオウギ、シラネニンジン、モミジカラマツ、コバイケイソウ、ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、キバナスミレ、ミヤマダイコンソウ、シナノキンバイ、タカネナデシコ、タカネシオガマ、ミヤマコウゾリナ、ミヤマリンドウなど。 11:00. 槍ヶ岳山荘着。 快晴で槍、穂高を始め、北アルプスの山々とたくさんの高山植物を眺めながら、本当に気持ちの良い尾根歩きが楽しめた。 11:20. 槍ヶ岳山荘発。 槍ヶ岳山頂に向かう。 11:40. 槍ヶ岳山頂着。 すでに雲が出てきていたが、穂高連峰全体、焼岳、乗鞍岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、遠くに薬師岳、すぐ近くに鷲羽岳、東に大天井岳、常念岳と360度の展望ができた。1時間山頂でゆっくりと過ごして、槍ヶ岳山荘へ戻った。山荘近くにイワヒバリが人を恐れずにエサを啄ばんでいた。 槍ヶ岳山荘に宿泊。 55.穂高岳(1)に続く。 54. 槍ヶ岳(2)へ 54. 槍ヶ岳(3)へ |
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樅沢岳山頂から槍ヶ岳・穂高連峰 |
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西鎌尾根から穂高連峰 |
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槍ヶ岳山頂から穂高岳 |
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