53. 鷲羽岳(わしばだけ)(2)  2,924m 

 
 富山・長野県境、黒部源流(北アルプス中央部)。

登頂日: 平成26年(2014年)9月14日(日)
天 候:
行 程:
 
三俣山荘−鷲羽岳−ワリモ北分岐−祖父岳−雲ノ平山荘(泊)−
薬師沢小屋−太郎平小屋−折立

9月14日(日)
  5:35. 三俣山荘発
  6:35. 5分休憩
  6:55. 鷲羽岳山頂着、7:10. 発
  7:30. 5分休憩
  7:50. ワリモ岳標識
  8:10. 北ワリモ分岐、5分休憩
  8:25. 岩苔乗越
  8:55. 5分休憩
  9:20. 祖父岳山頂着、9:55. 発
  10:18. 分岐
  10:55. スイス庭園分岐、5分休憩
  11:05. キャンプ場分岐
  11:20. 雲ノ平山荘着(泊)  

9月15日(月)
  5:45. 雲ノ平山荘発
     途中、休憩3回15分
  8:10. 薬師沢山荘着、8:30. 発
  9:20. 5分休憩
  9:30. 左俣出合
  9:58. 橋
  10:35. 5分休憩
  11:05. 太郎平小屋着、11:30. 発
  12:05. 五光岩ベンチ、5分休憩
  13:10. 三角点、 5分休憩
  13:45. 5分休憩
  14:20. 折立登山口着  


  51. 黒部五郎岳(2)からの続き
 

三俣山荘前から槍ヶ岳
 
9月14日(日)
 快晴のようだ。小屋の前からは正面に槍ヶ岳が見える。左に北鎌尾根、右に穂高連峰が連なる。左(北)には鷲羽岳が聳える。三俣蓮華岳の山頂部に朝日が当たっていた。
 
  5:35. 三俣山荘発。 山荘から左にハイマツの中を進む。10分もするとハイマツもほとんどない砂礫の道となる。きつい傾斜の道が続く。ときどき足を止めて周囲の山々を眺める。
  6:35. 1ピッチで山頂までと思ったが、途中で休憩。山頂近くでは富士山も見えてきた。  
  三俣山荘前から鷲羽岳
 
  6:55. 鷲羽岳山頂着。 素晴らしい展望だ。この山頂からいくつの百名山がみえるのだろう。まず目に入る槍ヶ岳、穂高岳。北鎌尾根が落ち込む奥に富士山。南アルプスは槍・穂高の陰のようだ。穂高の右奥に中央アルプス(木曽駒、空木岳)。焼岳。乗鞍岳、その右奥に御嶽山。笠ヶ岳。黒部五郎岳、その奥に白山。薬師岳。水晶岳、山頂の右奥に剣岳が見えるようだ(立山は水晶岳の陰)。白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳。常念岳、その奥は八ヶ岳か。鷲羽岳を含め20座を数える。
鷲羽岳山頂から富士山
 
鷲羽岳山頂から槍・穂高
  
鷲羽岳山頂から笠ヶ岳
 
   鷲羽岳山頂から黒部五郎岳
 

  7:10. 山頂発。 わたし以外の3人は水晶岳まで行くので先に行く。
  7:30. ワリモ岳への鞍部で5分休憩。 7:50. ワリモ岳の標識。
  8:10. 北ワリモ分岐、5分休憩。 急坂を岩苔乗越へと下る。
  8:25. 岩苔乗越。 三俣山荘への道と高天原への道が分岐する。祖父岳へはなだらかな道だと思っていたが、疲れているのかなかなか足が前に進まない。天気は良いし、時間も早いので咲残りの花の写真を撮ったりしてのんびりと歩く。
  8:55. 5分休憩。
  9:20. 祖父岳山頂着。 この山頂からの眺望もよい。遠くの山には雲が出てきている。ここからは雲の平まで下るだけなのでゆっくりと休む。軽食を摂る。
  9:55. 山頂発。 分岐まで急坂が続く。
 10:18. 祖父岳分岐。 分岐を右に折れてハイマツの中を進む。20年も前の7月に来たときには、雪渓があって真っ直ぐに下ったのではないかと思う。
 10:55. スイス庭園分岐、5分休憩。 11:05. キャンプ場分岐。
 11:20. 雲ノ平山荘着。 水晶岳へ登ってきた3人は、13時に山荘に着いた。
    (9:15. 水晶岳山頂着。 9:25. 山頂発)
 夕方までよい天気だった。当初割り当てられたのは、1畳に2人のスペースだったが、寝るときには1畳に1人で眠れた。

雲ノ平山荘前から水晶岳
 

9月15日(月)
  5:45. 雲ノ平山荘発。 今日の天気もよいようだ。平坦な整備された木道を進む。 30分くらい歩くと、水晶岳、槍ヶ岳などは見えなくなり、シラビソ樹林に入る。道の傾斜が強くなる。
  6:35. 5分休憩。 6:50. ころからさらに傾斜は強くなり、大きな石の重なる急坂となる。
  7:00. 5分休憩。 7:30. 5分休憩。
  8:10. 薬師沢山荘着。 やっとの思いで薬師沢山荘に着いた。軽食を摂る。
  8:30. 山荘発。 ササ原を切り開いた木道を進む。傾斜は緩く、歩き易い。
  9:20. ベンチのところで5分休憩。

  雲ノ平山荘
 

  9:30. 左俣出合。
  9:50. 橋。  9:58. 橋。 橋を2本渡ってから太郎平への登りとなる。
 10:35. 5分休憩。 10:55. 急なところを登り切る。
 11:05. 太郎平小屋着。 11:30. 小屋発。 12:05. 五光岩ベンチ、5分休憩。 
 13:10. 三角点、5分休憩。 13:45. 5分休憩。
 14:20. 折立登山口着。
 
 一日中薄曇りで暑くもなく、寒くもなくちょうどよい天気だった。
 行程中、一度も雨に降られなかった。

  53. 鷲羽岳(1)
 

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