立山(浄土山)・五色ヶ原・スゴ乗越・薬師岳縦走(2)

 
 富山県立山町・富山市、北アルプス北部。

登頂日: 平成23年(2011年)7月23日(土)
天 候:
行 程: 五色ヶ原山荘(泊)−鳶山−越中沢岳−スゴの頭−スゴ乗越小屋(泊)

7月23日(土)
  5:45. 五色ケ原山荘発
  6:20. 鳶山、  5分休憩
  7:10. 越中沢乗越、 10分休憩
  8:10. 越中沢岳着、 8:20. 発
 
  9:10. 鞍部、 20分休憩
  9:55. スゴの頭、 5分休憩
  10:35. スゴ乗越、 10分休憩
  11:30. スゴ乗越小屋着
 
  五色ヶ原からの続き

7月23日(土)
 今日は、五色ヶ原山荘からスゴ乗越小屋までコースタイムで約6時間の行程。ゆっくりと出発する。夜中は月が煌々と照っていた。
 朝日が射してきている。遠くに雲はあるが、天気はよいようだ。
 小屋の南側から遠く槍ヶ岳が見えていた。地図でみると赤牛、水晶、鷲羽岳などが槍の手前に重なっているようだ。その右手に大きな薬師岳が見える。

     
   五色ヶ原山荘から槍ヶ岳、薬師岳

 

  5:45. 五色ヶ原山荘発。
 鳶山に向かってハイマツ帯の中の道を緩やかに登って行く。登ってきて振り返ると、昨日登ってきた獅子岳、浄土山が見えて、その奥に立山、左に剣岳の山頂が見えた。
  6:20. 鳶山着。 6:25. 発。この先の稜線は黒部側が崩落しているところもあるが危険はない。かなり強い傾斜の下りが続く。標高差約250mを下る。
  7:10. 越中沢乗越着。 7:20. 発。越中沢岳まで少し急なところもあるが、それほどではない。標高差約200mを登る。

五色ヶ原山荘

剣岳・立山連峰・獅子岳・五色ヶ原を振り返る。

越中沢岳山頂

越中沢岳から薬師岳

  8:10. 越中沢岳着。 薬師岳に雲がかかってきた。 8:20. 発。ここからスゴの頭との鞍部までの下りの傾斜がすごい。下っても下ってもまだ下に道が続いている。標高差約300mを下る。
  9:10. 鞍部着。 9:30. 発。急坂を標高差130m登る。
  9:55. スゴの頭着。 頂上は登山道から左奥に入ったところにある。ガスが出てきて遠くの視界が利かなくなってきた。
 10:00. 発。 巨石の重なった歩きにくい道を下る。しばらくすると灌木帯に入り、歩き易い道となるが傾斜はきつい。

 10:35. スゴ乗越着。
 雪が消えたばかりの雰囲気だ。
 10:45. 発。 ここから小屋までまた登らなければならない。100mほど登り、少し下ってからシラビソ樹林の登りになる。キャンプ場の少し先に小屋がある。
 11:30. スゴ乗越小屋着。
 ここからさらに先の薬師岳に向かった人以外では、我々が最初の到着のようだった。
 ガスが懸っていて周囲の山々は見えない。散策に行くところもなく、小屋でゆっくりと過ごす。
 1畳に一人のスペースでゆっくりと眠れた。

  50. 薬師岳(2)に続く。
 

スゴ乗越小屋



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