小無間山(しょうむげんさん)  2,150m

 
 静岡県北部、南アルプス南部。井川湖の西に小無間山、大無間山と連なる。
 
登頂日: 平成20年(2008年)5月2日(金)
天 候:
行 程: 諏訪神社=小無間小屋(泊)=小無間山(往復)

5月1日(木)
  14:00. 諏訪神社鳥居発
  14:30. 鉄塔
     その後、道に迷う
  15:45. 5分休憩
  15:55. 植林地の縁
  16:36. ピーク
  17:34. 登山道に出る
  18:00. 8分休憩
  19:05. P4、小無間小屋(泊)
5月2日(金)
  6:05. 小無間小屋発
  6:35. P3、 3分休憩
  7:03. P2、 3分休憩
  7:20. P1、 5分休憩
  8:20. 小無間山山頂着、8:35. 発
  9:25. P1、  10分休憩
  9:50. P2
  10:20. P3
  10:50. 小無間小屋着、11:40. 発
  12:25. 5分休憩
  13:05. 5分休憩
  13:45. 諏訪神社鳥居着

  169. 大無間山を参照

 今年の連休は大無間山に登り、その後は山伏、高塚山、黒法師岳、熊伏山のいくつかに登られればよいかなと思って出発した。しかし、最初の大無間山登山の出だしで、道を間違えて、小無間小屋には暗くなって到着。翌日、小無間山までは登ってみたものの、山頂は雪に覆われていて、その先は非常に歩きにくい状態なので小無間山で引き返してきた。それでもかなり疲労して、下山の最後の辺りでは膝がガクガクの状態になってしまった。今年、最初の登山としては山の選択を誤っていた。

5月1日(木)
  5:40. 自宅発(車)。 8:30. 増穂町
 雨畑から井川に抜けられるかと思って、早川町役場で聞くと、まだ通れないとのことだった。安倍峠から梅ヶ島温泉への道も交通止めになっていた。5月16日に解除されるようだ。結局、静岡まで出てから井川に行かなくてはならなかった。
 10:00. 身延町発。 12:20. 富士見峠。 13:30. 田代着。

 13:50. 駐車場発。 諏訪神社の鳥居の脇の水場で3Lの水を汲んで背負う。
 14:00. 諏訪神社鳥居発。 5分ほどで登山届を出す小屋に着く。左に折れてスギ、ヒノキの植林地の中を登る。
 14:30. 鉄塔。再び植林地に入る。10分くらいで急に踏み跡程度の道になった。数分進んだがどうも変なので引き返してみたが、確かにそこまでは道はあったので、やはり間違いないのだろうと、再び同じ道を進んだ。自然林の山腹をトラバースするように進んでいく。後から考えればもう少し戻っていれば正しい登山道が分かったのだった。
 15:45. 水の流れている小さな沢のところで5分休憩。 すぐにヒノキの植林地に入り、はっきりとした道があった(林業用の作業道だったようだ)。
 16:36. 左手(北西)から伸びてきている尾根に出た。その尾根を登る。この辺りにはヒノキは植林されておらず、明るい落葉樹の自然林の中を登る。ブッシュがないので登れるが、かなりの急傾斜で登りにくい。
 17:34. 尾根の南側にヒノキが植林されているところに来て、やっと登山道に出た。すでに登り始めてから、3時間30分を過ぎている。本来ならばそろそろ小屋に着いている時間だ。道を間違えてから3時間経っている。
 18:00. 8分休憩。 急傾斜の道が続いて数分歩いては休むようになってしまった。
 19:05. P4に着く。 辺りは暗くなってしまっている。ピークの20mくらい先の樹林の中に小屋があった。3間×2.5間の大きさだ。小無間小屋には誰もいなかった。食事をして8時半ころには就寝。夜中は少し寒かった。

5月2日(金)
 昨夜の残りの食事を摂って出発する。雨は降らない予報だが、曇っていて山の上の方は見えない。
 
  6:05. 小無間小屋発。 5分ほど下ってから、急傾斜の道を登る。10分ほどで小さなピークに出る。そこから緩やかに登ってからピークの手前で傾斜が強くなる。急傾斜を10分ほどでP3に着く。
  6:35. P3着。 目の前にP2が大きく聳えている。3分休憩。 約10分、標高差60m下って登りに入る。すごく急な登りだ。
小無間小屋近くからP3

P2

  7:03. P2着、3分休憩。 P2からP1までは比較的楽に着く。
  7:20. P1着。標高、1,900m。5分休憩。 P1から約7分、標高差40m下って鞍部に着く。この鞍部から小無間山までの登りがすごい。小無間山まで標高差290mある。標高2,000mくらいから残雪が出てきた。小無間山山頂近くになると、道は完全に雪に覆われていた。

  8:20. 小無間山山頂着。
 30〜50cmくらいの積雪がある。針葉樹林に囲まれて周囲の展望はまったく得られない。樹林の中に大無間山に向かう足跡があり、その足跡は20cm位も沈んでいる。大無間山まで夏道で約2時間、この雪の状況だともっと時間が係りそうだ。往復5時間として、ここから小無間小屋までさらに2時間とすると、これからさらに7時間は歩かなければならない。帰りのピークの登り返しを考えると、今年初めての登山の私の体力では不安を感じる。天候もよくないので、今回は下見ということで下山することにした。
  8:35. 小無間山頂発。

小無間山山頂

  9:25. P1、10分休憩。 9:50. P2。 10:20. P3。
 10:50. 小無間小屋着。 小屋から小無間山まで登りで2時間15分。下りも同じ2時間15分かかった。小屋でラーメンなどを食べて休憩。
 11:40. 小屋発。 後はゆっくりと下ればよいと思っていたが、重い荷物を背負っての下りもきつかった。
 12:25. 植林地の上の登りで登山道に出たところで5分休憩。 そこから少し下ったところで尾根から右に折れて山腹を九十九折れに下る。
 13:05. 1,085m地点、ヒノキの植林地の中で5分休憩。 肉体的にはそれほどの疲労感はなかったが、膝がガクガクとして踏ん張りが利かなくなってきた。ときどき立ち止まらざるを得ない。
 13:45. 諏訪神社鳥居着。 やっとの思いで諏訪神社に辿り着いた。水場で身体を拭いて休む。

 すぐ近くの民宿「ふるさと」に宿泊した。前に赤石岳、悪沢岳から下山したときに泊まったことがある。

静岡県民の森付近から大無間山

 大無間山は、今年初めての登山としては厳しく、しかも時期としても早過ぎた。大無間山登山は5月下旬以降がよいだろう。小無間小屋からはもっと早く、遅くとも5時には出発すべきだろう。

 明日は、247. 山伏に登る予定。

  169. 大無間山
 


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