292. 三本杭(さんぼんぐい)  1,226m

 
 愛媛・高知県境、南予山地。四国の南西部、宇和島の南東に位置する。
 山麓の滑床渓谷が有名。
 
登頂日: 平成16年(2004年)5月3日(月)
天 候: 小雨
行 程:
万年橋登山口−雪輪の滝−千畳敷−奥千畳−熊のコル−三本杭−
御祝山−万年橋登山口
 
5月3日(月)
  6:10.万年橋登山口発
  6:35.雪輪の滝
  6:58.千畳敷、  7分休憩
  7:37.奥千畳、  8分休憩
  8:15.5分休憩
  8:42.熊のコル、 8分休憩
  9:06.三本のたるみ
  9:14.三本杭山頂着
 
  9:20.山頂発
  9:25.三本のたるみ
  10:00.御祝山、  10分休憩
  10:25.大ーの滝分岐、5分休憩
  11:05.万年橋登山口着

  94.石鎚山(2)からの続き

5月2日(日)
 今朝、石鎚山を登山してきた。
 10:45.土小屋駐車場発(車)。 面河渓に沿って下る。深い谷で新緑がきれいだが、運転に専念する。道もよく、気持ちがよい。
 12:00.「ヒメシャラ休憩所」、昼食。 12:30.発。439号線に入ると道幅が狭い部分が多く、譲り合ってすれ違わなくてはならない。197号線に入っても狭い部分がある。
 13:50.道の駅「ゆすはら」着。 14:00.発。320号線も同様に狭いところがある。
 15:20.滑床、万年橋駐車場着。
 駐車場に多くの車が止めてあったが、帰る車もあり、一番奥の万年橋の駐車場に止められた。新緑がすごくきれいで、万年橋附近の河原では、大勢の人たちが釣りなどを楽しんでいた。また、遊歩道を歩く人も多い。「万年荘YH」で夕食を食べ、駐車場で車中泊をした。

5月3日(月)
 朝方、少し雨がぱらついていたが、5時過ぎに起きたときにはほとんど上がっていた。朝食に即席ラーメンとちまきを食べる。

  6:10.万年橋脇の登山口を発つ。 今朝はまだ人は出ていない。滑床渓谷の右岸の道を進む。石畳を敷き詰めたような整備された道が続いている。滑滝が続いていたり、新緑がすばらしい。深い林の中で薄暗く、霧も濃い。道の傾斜は緩やかだ。左岸へと橋(遊仙橋)を渡る。

  6:35.雪輪の滝。 一枚岩を水が円形の横縞のようになって滑り落ちている。すぐ先に雪輪橋があり、右岸に渡る。そこを過ぎると道は狭くなる。
  6:58.千畳敷着。 川幅が少し広くなった滑床の場所だ。
  7:05.発。 深い樹林の中のほとんど傾斜のない気持ちのよい道を進む。まったく1人でこの自然を味わう。ミソサザイ、シジュウカラ、キセキレイ。
  7:37.奥千畳着。 1時間くらいはかかるかと思っていたが、意外に早く着いた。標識に「千畳敷まで1,600m、熊のコルまで1,800m」とある。
  7:45.発。 傾斜は強くなるかと思っていたが、それほどではない。
  8:15. 沢で5分休憩。 稜線に近くなると、ブナの芽吹きがきれいだ。ヒメシャラも多い。
  8:42. 熊のコル着。 稜線の反対側からの風が冷たい。軽食を摂る。
  8:50. 雨具を着て、傘を差して出発する。この稜線のブナもきれいだ。しかし、道は急坂だ。
  9:06. 三本のたるみ着。 樹木のない広場になっている。三本杭の山頂を目指す。ツツジやアセビの低木だけとなる。

雪輪の滝
 

  9:14. 三本杭山頂着。
 山頂部はササ原のようだが、ササは枯れてしまっている。頂上からの展望はすばらしいということだが、いまは霧でまったく見えない。小雨。
  9:20. 山頂発。
  9:25. 三本のたるみ。 桧尾根を下る。アセビの木が両側から道に張り出してきて、葉の雨に身体が濡れる。アセビがなくなり、樹林帯になって5分くらい下ると、登山道の両側にホンシャクナゲが現れてくる。花も今がちょうど盛りだ。15分くらいはシャクナゲのトンネルが続く。道は急坂だ。そのうちにツバキが現れてくる。
 10:00. 御祝山着。 坂の途中で山頂とは思えないところだ。 10:10. 発。
 10:25. 大ーの滝分岐着。 5分休憩。
 11:05. 登山口着。
 
 桧尾根は急坂の連続だった。万年橋附近は、昨日の賑わいとは打って変わってほとんど人は来ていなかった。
 
 11:40. 万年橋駐車場発(車)。
 篠山に向かう。四万十川沿いに下る。交通量が多い。カヌーなど川遊びをする人が多いようだ。宿毛から北上する(4号線)。こちらから篠山駐車場への道は非常に狭い。幸い、駐車場のすぐ近くまで対向車がなかった。
 14:50. 篠山台駐車場着。
 
  293. 篠山に続く。
 

三本杭山頂

ホンシャクナゲ
 
 

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