196. 大崩山(おおくえさん)  1,643m

 
 宮崎県、大崩山地(九州山地東部)祖母・傾山地の南東に位置する。
 花崗岩の岩峰が連なる。アケボノツツジが有名。
   
登頂日: 平成18年(2006年)4月30日(日)
天 候:
行 程:
 
上祝子登山口−大崩山荘−湧塚分岐−袖ダキ−上湧塚−小積尾根分岐
−大崩山−小積尾根分岐−小積ダキ−大崩山荘−上祝子登山口

4月30日(日)
  5:50. 上祝子登山口発
  6:15. 大崩山荘
  6:35. 湧塚分岐、 5分休憩
  7:10. ハシゴ
  7:50. 袖ダキ、  5分休憩
  8:25. 下湧塚
  8:35. 中湧塚
  8:45. 分岐
  9:05. 上湧塚、  10分休憩
  9:25. リンドウの丘分岐
  9:40. 小積尾根分岐
  10:00. 石塚
  10:05. 大崩山山頂着
 
  10:20. 大崩山山頂発
  11:15. 道を間違えて
     宇土内谷コースの
     途中から引き返す。
  12:10. 宇土内谷分岐
  12:25. 小積尾根分岐、5分休憩
  13:00. 小積ダキ、  5分休憩
  13:35. 見返り岩、  10分休憩
  14:10. 林道分岐、  5分休憩
  14:45. 大崩山荘
  15:05. 登山口着

  301. 高隈山からの続き

4月30日(日)
 5時でもまだ薄暗い感じがする。九州では明るくなるのが新潟から比べると30分以上は遅いようだ。朝食に即席うどんを食べて登山口に向かう。

  5:50. 上祝子登山口発。 祝子川の左岸の樹林帯の中を緩やかに登る。オオルリ。
  6:13. 大崩山荘着。 山荘の近くで十数人の登山者が休んでいて、朝食を摂ったりしていた。ところどころアケボノツツジが咲いている。
  6:15. 山荘発。 分岐を右に三里河原方向に進む。
  6:35. 湧塚分岐。 分岐を左に湧塚尾根方向に進んで、祝子川の河原に出る。金属製の橋が架けられているので、渡渉をしないですむ。
  6:40. 河原発。 小積谷の沢に沿って登るところでは道が分かりにくい。
  7:10. ハシゴ。 大きな岩をハシゴで登る。キビタキ、アカゲラ。傾斜が急になってくる。しばらくすると登山者が数珠繋ぎになっていて、なかなか先に進まない状態になった。
  7:50. 袖ダキ着。 20人くらいの団体登山者が登っていた。右上には下湧塚の岩峰が大きく聳えている。小積谷の対岸には小積ダキの岩峰が見える。
  7:55. 袖ダキ発。 尾根伝いに下湧塚に向かう。しかし、すぐに右に下って樹林に入る。下湧塚へは分岐から3、4本の急なハシゴを登る。
  8:25. 下湧塚。ここには数人の登山者しかいなかった。尾根伝いに中湧塚に向かう。
  8:35. 中湧塚。急傾斜の道を下る。
  8:45. 分岐。 この付近のアケボノツツジがきれいだ。コルリ、ヒガラ。
袖ダキから下湧塚

  9:00. 上湧塚分岐着。 上湧塚に向かう。大きな岩の間にロープが設置されている。その岩の上部はトンネルのようになっている。小さなザックなのにつかえて潜れない。ザックを手に持ってやっと潜り抜けた。
  9:05. 上湧塚着。 風が強い。軽食を食べる。大崩山の山頂がよく見える。
  9:15. 上湧塚発。 下りは2分くらいで下りられる。この間、誰も登って来なかった。
  9:25. リンドウの丘分岐。
  9:40. 小積尾根分岐。 ここから道の傾斜が緩くなる。宇土内谷分岐を意識しないで通り過ぎたようだ。これが失敗のもとだったようだ。
 10:00. 石塚。 大勢の登山者が休憩してした。
 10:05. 大崩山山頂着。
 展望はないが、快晴で気持ちがよい。15分休んでいたが、10人くらいしか登って来なかった。
 10:20. 山頂発。
 10:25. 石塚。 下ってきて最初の分岐に3人の登山者が立っていた。そのため、分岐に気付かずに真直ぐに進んだ積りだったのに左に曲がってしまっていた。小積尾根分岐まで15分くらいだろうと思っていたのに、20分経っても分岐に着かない。おかしいなと思いながらも、こちらのコースも大勢の登山者が登ってくるので、何となくそのまま下ってしまった。アケボノツツジのこんなにきれいな群落があったかな、と思っていたら、スギ林に入ってきた。ここでやっと道を間違えたことを確信した。11:15. だった。宇土内谷分岐から40分以上下ってしまっている。登り返すのに1時間は覚悟しなければならない。かなりの急坂だ。変だなと気が付いていたのに、なんでもっと早く確認しなかったのか、と後悔しながら、喘ぎながら登った。
 11:50. ピークで休憩5分。
 12:10. 宇土内谷分岐着。 1時間半以上の時間と体力を費やした。
 12:25. 小積尾根分岐着。
 12:30. 発。
 12:42. リンドウの丘分岐。

中湧塚下のアケボノツツジ

大崩山山頂

小積ダキの少し上から湧塚岩峰

小積ダキから大崩山

小積ダキから象岩

 12:54. 小積ダキへの分岐のすぐ手前に、湧塚岩峰群の全体がよく見える場所がある。
 13:00. 小積ダキ着。 坊主尾根の岩峰が右下によく見える。 13:05. 発。
 13:25. 大きな岩。  13:35. 見返り岩? 13:45. 発。
 14:10. 林道分岐着、14:15. 発。 分岐の標識に「登山口まで、林道経由で5km、大崩山荘経由で2,070m」と記してある。
 14:40. 渡渉。 渡渉地が分からずに数分探した。ロープが張ってあった。靴を濡らさずに渡れる。
 14:45. 大崩山荘。 15:05. 登山口着。
 
 上祝子、「美人の湯」で入浴、休憩。 16:30. 「美人の湯」発(車)。
 17:10. 道の駅「宇目」着。 レストランで夕食を食べて、駐車場で車中泊をする。

  299.傾山に続く。
 


トップページ