166. 農鳥岳(のうとりだけ) 3,026m |
山梨・静岡県境、南アルプス北部。 北から北岳、間ノ岳、農鳥岳と連なる三山を「白根三山」という。いずれも3,000mを越す。 |
登頂日: | 平成10年(1998年)7月19日(日) |
天 候: | 薄曇 |
行 程: | 農鳥小屋(泊)=農鳥岳(往復)−間ノ岳−北岳山荘(泊)− |
7月19日(日) 5:00. 農鳥小屋発 5:45. 西農鳥岳 6:25. 農鳥岳山頂着 6:45. 山頂発 7:25. 西農鳥岳、 5分休憩 8:05. 農鳥小屋着 |
9:00. 農鳥小屋発 10:00. 遭難碑、 10分休憩 10:35. 間ノ岳山頂着 11:00. 山頂発 12:10. 中白峰、 10分休憩 12:50. 北岳山荘着(泊) |
82. 塩見岳からの続き 7月19日(日) 早朝、農鳥小屋の前でコーヒーとパンの朝食を摂っていたら、小屋の主人が「お湯は飲んでもいいよ」といってくれた。言葉遣いはぞんざいなところもあるが、気はよい人だ。小屋に荷物を置き、農鳥岳の往復に出発する。少し霧があったが、歩き始めるころには霧は消えた。 5:00. 農鳥小屋発。 10分くらい歩いたころ、昨日の3人グループが追い越して行った。西農鳥岳までは急登だが、砂礫地に咲く花が心を休ませる。ヨツバシオガマ、シラネヒゴダイ、ミヤマクワガタ、ミヤマコゴメグサ、タカネツメクサ、シコタンソウ、ミヤマミミナグサなど。 |
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タカツメクサ |
シコタンソウ |
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5:45. 西農鳥岳。 上空は快晴。下は雲海、遠くは雲がかかって遠望は利かない。北には間ノ岳とその右肩に北岳、その右に鳳凰三山が、特に地蔵岳のオベリスクがクッキリと見えた。南には塩見岳、それより遠方は雲の中。なぜか富士山は見えない。西農鳥岳から一度下って、農鳥岳へ登り返す。 6:25. 農鳥岳着。 北岳がはっきり見えるようになる。やはり富士山は雲の中だ。 6:45. 農鳥岳発。 8:05. 農鳥小屋着。 途中、イワヒバリの番に会った。 小屋の前の広場は登山者で溢れていた。北岳山荘から来たのだろう。私たちは北岳へ向かう。間ノ岳まで標高差、約400mを登らなければならない。充分の休憩と腹拵えをした。 81. 間ノ岳へ続く。 |
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農鳥岳山頂 |
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農鳥小屋と農鳥岳 |
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