238. 御坂黒岳(みさかくろだけ)  1,793m

 
 山梨県、御坂山塊河口湖の北に聳える御坂山塊の最高峰。
  
登頂日: 平成15年(2003年)4月18日(金)
天 候: 快晴
行 程: 三ツ峠山荘−三ツ峠山−清八山−八丁山−御坂山−黒岳−新道峠−中沢

4月18日(金)
  6:30. 三ッ峠山荘発
  6:45. 開運山山頂着、6:50. 発
  7:06. 御巣鷹山
  7:45. 茶臼山、  10分休憩
  8:10. 大幡山
  8:45. 清八山着、 9:05. 発
  9:25. 八丁山
  9:40. 八丁峠、  5分休憩
  10:05. ピーク、  15分休憩
  10:35. 天下茶屋分岐
 
  11:15. 御坂山
  11:47. 御坂峠
  12:00. 休憩30分
  13:10. 黒岳山頂着
  13:45. 山頂発
  14:00. すずらん峠、5分休憩
  14:20. 破風山
  14:35. 新道峠、  5分休憩
  15:20. 林道に出る。
  16:00. タクシー乗車
 
  146. 三ツ峠山からの続き

4月18日(金)
  6:30.三ツ峠山荘発。
  6:45.開運山(三ツ峠山)山頂着。 6:50. 山頂発。
  7:06.御巣鷹山着。 昨日来ていたので間違えずに着いた。御巣鷹山からの下りはかなりの急傾斜だ。しかし、こちらの方はごく僅かに雪が残っているだけだった。シラビソ、ブナ、クヌギ類などの樹林。ルリビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ウソ。
  7:45.茶臼山と思われるピークで休憩5分。 御巣鷹山が大きく眼前に見える。
  8:10.2、3の小さなピークを越えて北方が開けたピークに着く。大幡山と思われる。清八山の電波塔が見える。アカゲラ。 8:17.送電線の鉄塔。
  8:45.清八山着。 空腹を感じたので、コーヒーとパンを摂って、大休止。ここからも富士山がよく見える。
  9:05.清八山発。 すこし戻って、電波塔の東下の分岐を西に進む。カラマツが多くなる。道は狭く、この道を歩く人は少ないようだ。足跡からみて、今年はまだ数人しか歩いていないような感じだ。
  9:25.八丁山。 9:40.八丁峠、送電線の鉄塔があり、そこから谷へ下りる道がある(清八林道への道)。八丁峠からの登り坂で息が上がる。
 10:05.登り切ったピークで休憩。 三ツ峠山がよく見える。勿論、富士山も。
 10:20.発。
 10:30.天下茶屋への分岐。広く整備された道になる。
 10:35.再び、天下茶屋への分岐。さらに尾根道を御坂山に向かう。
 
 御坂山山頂

   黒岳山頂
 
 11:15.御坂山着、5分休憩。 黒岳の山肌にはかなりの雪が残って見えている。
 11:47.御坂峠。 荒れた小屋がある。水が残り少なくなっていて、地図では、黒岳方向の少し先に水の印があるので、そこまで行こうと休まずに先に行く。尾根の北側の斜面には所々に雪が見えるが、水はない。10分歩いても水はないので諦めた。
 12:00.頑張って登ってきたが、息が上がり、疲れてきたので道に寝転がって休んだ。10分くらいして息が収まってきてから、コーヒーとパンを摂る。タクシーの電話番号を調べずに来てしまっていたので、ここから黒岳を往復して、御坂峠から下山しようかと思っていたところに、一組の夫婦が登ってきた。開運山の人以来、出会った初めての登山者だ。そして、タクシーの電話番号を聞くことができたので、黒岳の先、新道峠まで縦走して下ることにした。
 12:30.発。 疲れているためか、黒岳の登りが辛かった。山頂直前に一組の夫婦が下ってきた。今日、出会った3組目の登山者。
 13:10.黒岳山頂着。 山頂まではかなり急な登りだった。山頂付近は広く、周りにはかなりの残雪があった。表面の雪を削ってみると、きれいな雪だったので、カキ氷にして食べた。
黒岳展望台から富士山

 山頂から南に展望台まで行ってみた。眼前に雪を戴いた富士山、足元に河口湖、すばらしい眺望だ。ここから直接河口湖へ下る道があるようだが、険しそうなので尾根道を行くことにした。
 13:45.黒岳山頂発。 急な下り、15分ですずらん峠。 14:05.発。
 14:20.破風山。
 14:35.新道峠着。
 14:40.新道峠発。 急な斜面だが、ジグザグに道が切られていて、道の傾斜自体は強くはない。しかし、かなり疲労していると自覚されたので慎重に下る。道は、倒れた木や大きな折れた枝に所々で塞がれていて、歩きにくい。途中で数分休憩する。下るにつれて植林された檜や杉の林になってくる。さらに下るとやっと水音が聞こえてきた。今日、初めて聞く沢の音だ。
 15:20.やっと林道に出た。ミソサザイが鳴き、キブシが咲いていた。少し歩くと、林道脇に水の流れている小川があったので、顔を洗い、身体を拭いた。
 15:45.大きな砂防ダムの工事現場で舗装道路になった。タクシー会社に電話。さらに道を下ると、別荘地となる。

 16:00.やっとタクシーと出会った。旋回するためにタクシーは少し上に行ったところ、山で一緒になった夫婦が来ていて、出来れば一緒に乗せて欲しいとのこと。夫婦は「立ち寄りの湯天水」に行きたいという。一緒に乗車。
 川口湖畔には桜が満開に咲いていた。この2日間の暖かさで一期に咲いたと運転手はいう。天水で夫婦を下ろして、車の置いてある三ツ峠登山口へ向かう。
 16:20.三ツ峠登山口着。 風呂に入りたいので、タクシーの運転手に聞いた川口湖畔の「あかり湯」に向かう(車)。
 17:00.「あかり湯」着。 新しくきれいな小規模の入浴施設で、食事も出来て、10時まで休んでいけるという。ここの駐車場で車中泊をすることにした。入館料、1,000円。入浴後、生ビールを飲んで生き返る。「あかり御膳」(1,800円)も美味しかった。
 8時ころに車に戻り、眠ろうとしたが、なかなか寝付かれなかった。夜中もときどき目を覚まして熟睡できなかった。

4月19日(土)
 朝、5時すぎに明るくなってきたので、湖畔からの富士山を撮りに外に出た。湖畔には、数人の写真家?が写真を撮っていた。また、釣り人も多い。

河口湖畔から朝焼けの富士山

 もう一日休みがあるので、三頭山に行くことにした。

  234. 三頭山に続く。
 

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