146. 三ツ峠山(みつとうげやま)  1,785m

 
 山梨県、御坂山塊 御巣鷹山、開運山、木無山から成る。
 冨士山の展望地として有名。
 
登頂日: 平成15年(2003年)4月17日(木)
天 候: 快晴
行 程:
 
三ツ峠登山口−三ツ峠山荘−開運山−御巣鷹山−木無山−
三ツ峠山荘(泊)

4月17日(木)
  10:50.三ッ峠登山口発
  11:02.御坂登山道入口、8分休憩
  11:50.ベンチ、  5分休憩
  12:30.三ッ峠山荘着、12:50.発
  13:10.開運山(三ッ峠山山頂)着
 
  13:30.御巣鷹山
  14:10.三ッ峠山荘
  14:15.木無山
  14:20.三ッ峠山荘着(泊)
 

4月17日(木)
 今年はじめての山行として、富士山の眺望がすばらしいという三ツ峠山を選んだ。多分もう雪はなく、桜などが咲いているかもしれないと思った。
  6:25.自宅発(車)。  8:05.諏訪湖PA、8:25.発。
  9:10.一宮御坂JC。 9 :40.三ツ峠登山口着。

 自宅から3時間15分で三ツ峠登山口のバス停に着いた。6、7台が止まれる駐車場があり、その先の林道は交通止めになっていた。まだ早いので天下茶屋に行ってみることにした。
 茶屋の正面に富士山が大きく望める。写真を撮る人、また、絵を描いている人がいた。茶屋から先の道も交通止めになっている。
 しばらくしてから三ツ峠登山口に戻り、三ツ峠山荘に宿泊の予約をしてから、登山の準備をした。

     
   天下茶屋から富士山

 

 10:50.三ツ峠登山口発。 林道を10分くらい歩くとトイレなどのある整備された登山口(御坂登山道入口)に着く。そこから林道を離れる。
 11:10.発。 シラビソやミズナラなどの林の中を行く。道は車高の高いジープならば通行できそうな幅がある。しかし、道にはまだ残雪があり、凍っていたり、ぬかるんでいたりして歩きにくい。こんなに雪があるとは思っていなかった。
 11:50.すこし広い尾根に出てベンチのある休憩所に着く。5分休憩。
 日の当たるところが多くなるが、それにつれて道はぬかるみが多くなる。
 12:30.三ツ峠山荘着。 山荘前の休憩所から真正面に富士山が見える。大体5合目以上が白く雪に覆われている。
 少し休んでから三ツ峠の三山を回ることにした。

 12:50. 山荘発。
 13:10.開運山(三ツ峠山の最高峰、1,785.2m)着。 ほぼ真南に富士山が見える。南アルプスの山々も上部に雪を頂いて見える。御巣鷹山に行こうと山頂からすぐ北に向かう道を進んだが、ぐるっと回って四季楽園に戻ってしまった。途中に宝鉱山への道があり、そこが御巣鷹山への道らしいので戻ってその道を行く。途中の開けた草地でルリビタキ雄1羽をよく観察できた。電波塔のある山頂のすぐ手前に左に宝鉱山への分岐があった。その先が御巣鷹山の山頂で、山頂には3本の電波塔が建っている。北側の塔には登れるように鍵が開いていた。
 13:50.御巣鷹山山頂発。 三ツ峠山荘に戻り、木無山に向かう。緩やかないくつかのピークを越えて行く。途中に富士山がよく見える撮影ポイントが数ヶ所ある。約5分で分岐があり、そこに木無山の看板があった。平坦な草地で山頂らしくはなく、また、登山道以外は立ち入り禁止になっている。
 14:20.三ツ峠山荘着。 南向きの富士山が正面に見える部屋を用意してくれた。中村璋(今の山荘の主人の父親)の富士山の写真集を見ながら、ビールやウィスキーを飲んで過ごした。

三ツ峠山荘前から夕暮れの富士山

 5時30分頃から富士山に夕陽が当たり始めたので写真を何枚か撮ったが、山肌はあまり赤く染まらず、よい写真にはならなかった。
 6時30分頃から夕食。8時に就寝。
 今日、会った登山者は20名くらいだったが、皆、日帰りのようで、本日のこの山荘の宿泊客は私一人だけだった。
 花:まったく咲いていない。まだ、ほとんど芽吹きもしていなかった。
 野鳥:ミソサザイ、イワヒバリ、コマドリ、ルリビタキ、ウグイス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ウソ。

4月18日(金)
 夜中、ときどき目を覚ましていたが、5時ころから明るくなってきたので、朝焼けの富士山が撮れるかと思い、外に出て待っていた。しかし、朝日が富士山の左側に当たってきても、あまり赤く染まらないで明るくなってしまった。雲の形や色もあまり変化がなく日の出は終わってしまった。近くの別の場所で撮影していた人も撮影を止めて開運山の方に登っていった(今朝、日の出に合わせて登ってきたようだ)。

三ツ峠山荘前から朝焼けの富士山

  6:30.三ツ峠山荘発。
  6:45.開運山(三ツ峠山)山頂着。 先ほどの人が写真を撮っていた。数枚写真を撮ってから山頂をあとにする。 6:50. 開運山発。
  7:06.御巣鷹山。 昨日来ていたので間違えずに着いた。御巣鷹山からの下りはかなりの急傾斜だ。しかし、こちらの方はごく僅かに雪が残っているだけだった。シラビソ、ブナ、クヌギ類などの樹林。ルリビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ウソ。
 黒岳に向かう。

  238. 黒岳に続く。
 

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