E33. 角田山(かくだやま)(1)   482m

 
 新潟市西蒲区。越後平野(蒲原平野)の西側、日本海沿岸に聳える。
 北から角田山、弥彦山、国上山(くがみやま)と連なり、西蒲三山とされる。
   
登頂日: 平成21年(2009年)4月3日(金)
天 候:
行 程:
 
ほたるの里登山口−角田山−湯の腰登山口−稲島登山口−角田山−
角田岬−五ヶ浜−五ヶ峠−ほたるの里登山口
 
 
4月3日(金)
  6:10. 福井ほたるの里登山口発
  6:45. 239m三角点
  7:10. 五輪石コース分岐
  7:30. 角田山山頂着
  7:45. 山頂発
     湯の腰コースを下る。
  8:15. 湯の腰登山口着
  8:20. 登山口発
  8:35. 林道終点
  8:42. 稲島コースに出る。
  8:45. 稲島登山口着
 
  9:00. 稲島登山口発
  9:47. 向陽観音堂
  9:57. 角田山山頂着
  10:10. 山頂発
  10:25. 灯台コース分岐
     灯台コースを下る。
  10:43. 梨の木平
  11:15. 角田岬海岸
  11:30. 角田岬バス停
  12:05. 五ヶ浜
  12:40. 五ヶ峠、 5分休憩
  13:15. 福井ほたるの里登山口着

4月2日(木)
 角田山に雪割草(オオミスミソウ)が咲き始めたというので、明日、角田山に登る予定で今日のうちに登山口に行って泊まることにした。
 予定では、福井ほたるの里コースを登って湯ノ腰に下り、稲島登山口まで歩いて、稲島コースを登り、五ヶ峠に下ってほたるの里まで戻るつもりだった。
 入浴施設「じょんのび館」の沢を隔てた山寄りに登山口がある。車中泊。
 

 
じょんのび館

福井ほたるの里登山口

4月3日(金)
  6:10. 福井ほたるの里登山口発。
 平成福寿大観音堂への舗装道路の分岐から階段状の急な道を登る。予報では天気はよいはずなのに、細かい雨が当たってきた。
  6:35. 東屋のある休憩所で雨具を着る。緩やかな傾斜になる。
  6:45. 239m三角点。 左に折れて少し下ってから、また緩やかに登っていく。
  7:10. 五輪石コース分岐。 15分ほど急な傾斜を登ると緩やかな道となり、数分で山頂の広い広場に着く。
  7:30. 角田山山頂着。
 三角点は一番西の端にある。近くに避難小屋がある。朝日が射してきて雨具を脱ぐ。まだ誰もいなかった。
  7:45. 山頂発。 湯の腰コースの下り口が分かりにくい。稲島コースを下りかけて間違いに気付いて戻った。このコースは最初から登山口の近くの杉林になるまで急な道が続いている。地図の赤丸印のところに雪割草の群落があった。写真を撮るには花を踏んでしまうので、撮れなかった。今回の登山で雪割草を見たのはここだけだった。杉林に入り、沢に沿って下るとすぐに登山口に着く。
  8:15. 湯の腰登山口着。

  
五輪石コース分岐

角田山山頂

  8:20. 湯ノ腰登山口発。 稲島方向への林道を進む。地図によると、この林道は稲島登山口まで通じていないようだが、その先は僅かなので何とかなると思った。
  8:35. 林道終点。 やはり途切れていた。しかし、登山道まで100mくらいのようなので、杉林の中に入る。踏み跡があるような、ないような。とにかく南に向かって進めば道に出ると思って進む。そのうちにはっきりとした踏み跡があり、下り気味の道を辿っていくと登山道に出た。
  8:42. 稲島コースに合流。そこから登山口まで下る。

湯ノ腰登山口

稲島登山口にある石碑

旧道分岐の地蔵様

  8:45. 稲島登山口着。 ずっと林の中だったが、登山口の駐車場では明るく日が照っていた。車は数台しか停まっていなかった。おにぎりを食べる。
 
  9:00. 稲島登山口発。 広い道だがかなりの傾斜がある。 

  9:20. 右手に小屋があり、そのすぐ先から右に折れて山腹を九十九折りに登っていく。明るく開けた水場(ポンプ場)のすぐ上で稜線に出る(9:42)。狭い稜線を5分ほど登ると展望のよい草地に着く。そこには観音堂が建っている。
  9:47. 向陽観音堂。 蒲原平野が広く見渡せる。そこから木道を7分ほどで山頂に着く。途中にトイレがある。
  9:57. 角田山山頂着。
 20人くらいの登山者がいた。最初の予定では五ヶ峠コースを下るつもりだったが、まだ早いので灯台コースを下り、もう一回、角田岬の近くの別の登山道を登ってもよいかとも考えた。

向陽観音堂からの蒲原平野

カタクリ群生

ヤブツバキ

 10:10. 山頂発。 そろそろ登山者が多くなってきた。
 10:25. 灯台コース分岐。 右に折れて灯台コースを下る。尾根を下る。かなりの急傾斜のところがある。カタクリが群生しているところが多い。
 10:43. 梨の木平。 最近、何者かによって切られてしまった無残な切り株がある。海岸近くになると、いくつかのアップダウンがあり、非常に狭い岩尾根のところがある。ツバキがたくさん咲いていた。灯台から階段を下ると、波の打ち寄せる波打ち際、海抜0mに着く。

角田岬灯台

灯台コース登山口(海抜0m)

 11:15. 角田岬海岸着。 この灯台コースが一番きついコースだと思われる。だが、このコースを登っていく登山者もかなり多かった。山頂を発つときには、もう一回登ろうかなどと思っていたが、さすがにもう登る気にはならなくなった。どうやってほたるの里の登山口まで帰ろうかと思ったが、せいぜい7、8kmのようなので歩いて帰ることにした。

 
 11:30. 角田岬バス停発。 かんかん照りだが風が強く、冷たい。とくにトンネルの中は寒いくらいだった。
 12:05. 五ヶ浜。 国道は長いトンネルがあり、危険なので五ヶ峠を通る山道を歩く。
 12:40. 五ヶ峠着。 駐車場は車で埋まり、近くの路肩にもかなり多くの車が止めてあった。峠近くにはユキワリソウの保護地があり、周回できる道がある。
 12:45. 峠発。
 13:15. 福井ほたるの里登山口着。

五ヶ峠登山口

 今回通ったコースでは、ほたるの里コース、稲島コースは花が少なく、湯ノ腰コースもあまり花は多くないが、雪割草の群落が見られたのはうれしかった。
 灯台コースが一番変化に富んでいて、カタクリの群生が多く見られた。
 ほかに見られた花は、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマくらいか。コシノコバイモが五ヶ峠に咲いていた。

  E33. 角田山(2)
 


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