10. 岩木山(いわきさん)(1)  1,625m

 
 青森県津軽地方、独立峰。津軽富士と呼ばれる。

登頂日: 平成14年(2002年)10月3日(木)
天 候:
行 程: 岩木山8合目駐車場=岩木山山頂(往復)

10月3日(木)
  10:50. 8合目駐車場発
  11:20. リフトへの分岐
  11:50. 岩木山山頂着
 
  12:00. 岩木山山頂発
  12:25. リフトへの分岐
  12:45. 8合目駐車場着
 
10月2日(水)
 岩木山、八甲田山に登る予定で出発。
 大型の台風が、今日、関東から東北地方の太平洋岸を早い速度で通り過ぎて行った後なので、台風一過のよい天気を期待した。
 23:50.直江津駅発。 寝台車では頻回に目が覚めて、よく眠れなかった。

10月3日(木)
  7:48.弘前駅着。
 ときどき陽は射すが、曇っていてすっきりしない天気だ。駅前にきれいな公園がある。バスの発車場所を確認して、公園近くのホテルの食堂で朝食を摂った。
 
  9:15.弘前駅発(バス)。 乗客は15人くらいだが、登山者らしい人は5人くらいだった。バスは弘前市内を回って岳温泉に向かう。そのためにかなり時間が取られてしまう。後でタクシーの運転手に聞いたところでは、車だと40分くらいで八合目駐車場に行けるとのことだった。途中、雨が当たってきたが、そのうちに止んだ。近付いても岩木山の姿は見られなかった。
 岳温泉でバスに乗り換えて津軽岩木スカイラインを進む。ずっと霧の中だった。下の方ではまだ紅葉は始まったばかりだった。
 
岩木山山頂

8合目駐車場から岩木山

 10:40.岩木山8合目駐車場着。 車は5、6しか止まっていなかった。紅葉は盛りのようだが霧に霞んでいる。リフトは昨日の台風の影響で点検のために動いていなかった。
 
 10:50.8合目駐車場発。 ダケカンバやミヤマハンノキなどの潅木帯のよく整備された道を登る。
 11:20.リフトへの分岐。背丈以下くらいの潅木しかなくなり、ゴロゴロした岩の道となる。鳳鳴ヒュッテから上はやや急な傾斜となり、2番目の小さな小屋から上では岩と草だけとなる。
 11:50.岩木山山頂着。 山頂には誰もいなかった。相変わらず霧で眺望は得られない。風もかなりある。
 12:00.山頂発。 下り始めると少しずつ霧が薄くなってきて下の方が見えるようになってきた。登りでは3、4人の人としか会わなかったが、下りでは数人ずつかなり多くの人と行き逢った。鳳鳴ヒュッテのすぐ下に麓の岩木山神社への登山道の分岐がある。
 12:25.リフトへの分岐。空が明るくなり見上げると、青空が出て岩木山の頂上がきれいに見えた。先程登って行った人たちは山頂からよい眺めができたであろう。上の方の紅葉はすでに遅く葉が散り始めている。駐車場近くではちょうどよい時期で陽に当たった紅葉が輝いていた。
 12:45.8合目駐車場着。 駐車場近くで家族連れで来ていた八戸のおばさんたちに誘われてお酒を頂き、いっしょに岩木山の山頂を眺めながら紅葉を楽しんだ。

 13:45.駐車場発(バス)。 岳温泉で乗り換えて、15:15.弘前駅着。
 駅前からすぐにタクシーに乗って酸ヶ湯温泉に向かう。下界の天気はよいが、やはり岩木山や八甲田山の山頂は見えなかった。
 16:00.酸ヶ湯温泉着。

 11.八甲田山(1)に続く。    10. 岩木山(2)
 


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