97.阿蘇山(あそざん)(1) 1,592m |
熊本県、阿蘇山。最高峰は高岳。 |
登頂日: | 平成11年(1999年)5月2日(日) |
天 候: | 晴 |
行 程: | 仙酔峡登山口−高岳−中岳−ロープウエイ火口東駅 |
5月2日(日) 10:20. 仙酔峡登山口発 10:50. 5分休憩 11:30. 10分休憩 12:15. 5分休憩 12:25. 火口壁に出る 12:35. 高岳着 |
13:10. 高岳発 13:25. 中岳着、 13:30. 発 14:00. ロープウエイ火口東駅着 14:15. 発 14:30. 阿蘇山東駅着 |
還暦の祝いに子供たちから旅行券を贈ってもらったので、それを利用して少し豪勢に九州の百名山と温泉を体験しようと計画した。 九州の百名山のうち、阿蘇山、祖母山、九重山に登り、宿は温泉に泊まる計画とした。 5月2日、3日はよい天気で阿蘇山と祖母山は登れたが、残念ながら4日は雨で九重山は登れなかった。 5月1日(土) 12:27. 電車で直江津発。 13:31. 富山駅着。 15:00. 富山空港発。満席だった。 16:30. 福岡空港着。 地下鉄で博多駅へ。5分くらいしかかからない。すぐ駅前の「ホテルステーションプラザ」に宿泊。夕食の場所を探して近くを歩いてみたが、あまり気に入ったところがなく、結局、ホテルの中の「玄海」で夕食をとった。「皐月まつり」という特別メニューで、6,000円。ちょっと高かったが、さすがに美味しかった。 5月2日(日) 6:57. 電車で博多発。 8:19. 熊本着。 8:31. 熊本発。 9:33. 宮地着。 よい天気だ。駅前からバスがあると思っていたが、昨年で廃止になっていた。タクシーで仙酔峡へ。駐車場はほぼ満車だった。ミヤマキリシマの咲くころには、駐車場に入れない車で道路は大渋滞するとのこと。今日は道路の渋滞はなかった。 |
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10:20. 仙酔峡登山口発。 高岳へ向かう。ミヤマキリシマは数株咲いていたが、ほとんどはまだ堅い蕾の状態だった。10分くらいでミヤマキリシマの群落を抜けると、岩石だけの道になる。岩や石はしっかりしていて、動いたり崩れたりしない。日差しを遮るものはないが、気温があまり高くなく、また、風が爽やかでそれほど暑くは感じなかった。しかし、急登なので30分毎に5〜10分休んで登った。 12:25. 高岳の火口壁の上に出た。 12:35. 高岳山頂着。 快晴。山頂付近で赤い体操着を着た男子高校生が100人くらいあちこちで騒いでいたが、しばらくして下山していった。後には20人くらいの一般の登山者が残った。九重山や祖母山は春霞のせいか、霞んで見えた。先程下って行った高校生の集団の赤い帯が中岳への稜線に連なって、赤い大蛇のように見えた。 13:10. 高岳発。 中岳へは傾斜のある滑り易いザレ道で歩きにくい。雨の日は大変だろう。 13:25. 中岳着。 足元から砂千里へ絶壁が切れ落ち、砂千里の向こうに大小の二つの火口が口をあけている。反対側の火口の西側からは火口壁まで近付けるようで、大勢の人が火口を覗き込んでいた。 13:30. 中岳発。 さらにひと下りで火口展望台に着く。そこからはコンクリートの道を下る。 14:00. ロープウエイの火口東駅着。 ロープウエイで仙酔峡に戻り、 15:00. タクシーに乗って、 15:30. 内の牧温泉の「ホテル角満」に到着した。 |
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仙酔峡のミヤマキリシマ |
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高岳山頂 |
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高岳山頂から中岳 |
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内牧温泉から阿蘇山全景 |
大きなホテルで、部屋も広くて立派だった。部屋の窓からは阿蘇山の全景が見渡せた。 阿蘇山はお釈迦様が寝ている姿に見えるという。根子岳が顔。高岳と中岳が胸と腹。往生岳と杵島岳が膝を立てている姿になる。 旅館は料金も高かったが、部屋の広さや料理からみれば、仕方がないところだろう。料理の最後に肥後牛のステーキが出てきて驚いたが、柔らかくて美味しかった。 明日は、祖母山に登る。5時にタクシーを予約した。天気はよいようだ。 96. 祖母山(1)に続く。 97. 阿蘇山(2)へ |
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