289. 吾妻山(あづまやま)  1,283m

 
 島根・広島県境、中国山地中部。
 比婆道後帝釈国定公園の比婆山の西に位置する。
   
登頂日: 平成17年(2005年)5月1日(日)
天 候: 小雨
行 程:
 
休暇村吾妻山−吾妻山−大膳原−烏帽子山−御陵比婆山−大膳原−
南の原−休暇村吾妻山
 
5月1日(日)
  6:25. 休暇村吾妻山発
  6:55. 吾妻山山頂着
  7:00. 山頂発
  7:13. 大膳原西の分岐
  7:26. 横田別
  7:55. 烏帽子山、 5分休憩
 
  8:15. 御陵比婆山山頂着
  8:30. 山頂発
  8:52. 横田別
  9:10. 大膳原西の分岐
  9:25. 南の原
  9:40. 休暇村吾妻山着

  189. 三瓶山からの続き

4月30日(土)
 14:40. 「休暇村吾妻山」着。 三瓶山から車は順調に走り休暇村に着いた。宿舎の裏側には、以前は牧場だったという広い草原が広がっている。その先になだらかな吾妻山が浮かんでいる。池にはミズバショウが咲いていた。天気がよく、あちこちで家族連れが遊んでいた。

5月1日(日)
 朝、5時ころまでは吾妻山の山頂部が見えていたのに、出発の準備をしている間に雲に隠れてしまった。小雨が降り出し、風も出てきた。少し寒い感じである。最初から雨具を着て出発する。

  6:25. 「休暇村吾妻山」発。 宿舎の裏の草原をなだらかに登る。潅木帯に入り、さらに登って山頂部が近付くと背の低いササ原となって、風に曝される。
吾妻山山頂

大膳原

  6:55. 吾妻山山頂着。 霧が深く、周囲は何も見えない。
  7:00. 山頂発。 2分で南の原への分岐。ブナ林の中の急坂を下る。
  7:13. 大膳原西の分岐(南の原・大膳原分岐)。 緩やかに下って大膳原に出る。広い平坦な草原地帯だ。大膳原の標識を過ぎると林道のような広い道に出る。どこかから車が入れるようだ。すこし下ると、最低鞍部の分岐に着く。
  7:26. 横田別。 最低鞍部で十字路になっている。「吾妻山まで1.6km、烏帽子山まで1.3km」の標識。ブナ林に入る。道はすぐに2本に分かれるが、左に進む。こちらの方が直接烏帽子山に向かっていて近い。もう一方の道を帰りに通ったが、遠回りだった。
  7:55. 烏帽子山山頂着。 広い潅木帯で標識がなければ、どこが頂上か分からない。

  8:00. 烏帽子山発。 直接比婆山に向かう道がある。しばらく下ってブナ純林への分岐があり、そこから鬱蒼としたブナ林を緩やかに登る。ところどころに巨岩が散在している。
  8:15. 御陵比婆山着。
 雨がすこし強くなってきて、下着も濡れてきて寒く感じる。
 天然記念物のブナ純林を回って帰ろうと思って尾根を南に下った。管理棟への分岐の標識があったが、そこがブナ林への分岐かどうか分からなかったので、来た道を戻ることにした。
  8:30. 比婆山発。 すこし下ったところで男性一人と行き逢った。
  8:38. 烏帽子山と比婆山の鞍部。 ここにあるブナ純林への分岐の標識には管理棟を経て比婆山と記してあったので、行くときにこれを見ていけば、比婆山から管理棟を経てこの分岐に戻れたのだった。烏帽子山に登らずに帰る道をとる。烏帽子山からの下りで、登りのときと違う道を下ったが、かなり遠回りしているようだ。
  8:52. 横田別。
  9:10. 大膳原西の分岐。
 南の原に向かう。
  9:25. 南の原。見晴らしがよいと案内書にあるが、何も見えない。
烏帽子山山頂
 
比婆山山頂

  9:40. 「休暇村吾妻山」着。
 宿舎の中で着替えて、コーヒーを飲んで温まった。
 小雨の中の登山だったが、静かな登山が楽しめた。
 
 10:30. 「休暇村吾妻山」発。
 11:30. 「峠の茶屋やまびこ」で昼食。 ガソリンが少なくなってきたので、食堂の人にGSを聞いて、多里で給油する。46リットル(472km)。

 12:30. 「道後山山の家」着。 道後山は往復で2時間くらいなので、今日中に登ってしまおうかと思ったが、風が強く、雨も前よりは強くなっていたので止めることにした。宿でゆっくりと過ごす。

  288. 道後山に続く。
 

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