129. 鳥甲山(とりかぶとやま)  2,038m

 
 長野県、志賀高原周辺。秋山郷の西に屏風のような岩壁を広げて聳える。
 
登頂日: 平成15年(2003年)10月3日(金)
天 候:
行 程: 切明登山口−白ー−白砂分岐=鳥甲山(往復)−赤ー−屋敷

10月3日(金)
  5:40. 切明登山口発
  6:30. 尾根に出る。 10分休憩
  7:00. 鉄ハシゴ
  7:15. 15分休憩(朝食)
  8:10. 5分休憩
  8:57. ピーク(白ー?)
  9:15. 崩落地
  9:35. 白砂分岐、 5分休憩
  9:45. 鳥甲山山頂着
 
  10:15. 山頂発
  10:50. ピーク
  11:20. 赤ー、 10分休憩
  11:55. 屋敷山鞍部
  12:15. 10分休憩
  12:55. 15分休憩
  13:20. 屋敷登山口着
 

10月2日(木)
 11:00.自宅発(車)。
 12:40.津南駅着。 駅前の食堂で昼食。 13:10.津南駅発。
 屋敷や切明の鳥甲山登山口の下調べをして、15:00.切明温泉着。
 切明の鳥甲山登山口には、山頂の400m下で崩落地があり、危険と思ったら引き返すように書いてあった。しかし、雄川閣の従業員の話では、特に問題はないとのことだった。
 

切明登山口

雄川閣

 切明温泉の雄川閣前の駐車場で偶然にも大学同級生夫妻に出会った。夕食を一緒にということで雄川閣に宿泊することにした。彼も若いときには飯豊山など、かなり山に登っていたようで、楽しく山談義をした。いまは、休日にはあちこちにドライブを楽しんでいるようだった。

10月3日(金)
 朝、深い霧。宿の従業員に鳥甲山登山口まで車で送って貰う。登山口には広い駐車場がある。登山届を書いて出す。

  5:40.切明登山口発。 まだ薄暗いが足元は見える。小雨が降っているので、傘を差して歩く。10分ほど歩いたところで、道の先でガサゴソと音がしたと思ったら、10mくらい先の登山道に突然クマが現れた。ぎょっとしたがクマの方も驚いたらしく、慌てて藪の中に逃げていった。鈴を取り出して着けて歩く。ブナ林の急登が続く。
  6:30.左右切り立った稜線に出る(万仏岩?)。10分休憩。 深い霧で周囲は見えない。次第に樹高が低くなってくる。痩せ尾根の急登が続き、ときに岩場だったりする。
  7:00.鉄ハシゴ。 固定してなくて揺れて登りにくい。
   7:15.空腹を感じたので、パンとコーヒーを摂って、15分休憩。
  8:10.5分休憩。 相変わらずの痩せ尾根の急登が続くが、樹高の高いシラビソの樹林になったりもする。
  8:57.ピーク(白ー?)。 霧で周囲が全く見えないので、どこまで来ているのかさっぱり分からない。その後に右側が崖、左側はツゲの生えている崖のピークを越える。しっかりとした鎖や手摺りが付いている(剃刀岩?)。雨は止んでいる。
  9:15.崩落地。 ほんの5、6mの距離しかないのだが、左右が切れ落ちた細い凸状の土の尾根になっている。その部分には手掛かりになるような木々は全くないし、岩場でもないので足掛かりもない。非常に危険に感じたが、3時間半も登って来て、あと400mで諦めて引き返えすことはできない。細い尾根に尻をついて跨り、手で前に漕ぐようにして渡った。そこからも急傾斜の道を登る。途中の道端に鉄製のロープなどが置かれてあった。崩落地の安全確保の工事用のものだろう。
  9:35.白砂分岐着。 崩落地の前から後ろに人声がしていた。
  9:40.発。 コースタイムでは山頂まで20分とあるが、5分で山頂に着いた。

  9:45.鳥甲山山頂着。
 ときに上空に青空が見えたりもするが、周囲の展望は全くない。声の聞こえた登山者が来るかと思っていたが登ってこない。
 10:15.山頂発。 白砂分岐まで戻っても登って来ない。崩落地の安全対策の工事のために来た人達だろうと思った。分岐を左に折れて屋敷に向かう。痩せ尾根を下る。
 10:50.ピーク。
 11:20.赤ー。 11:30.発。
 11:55.屋敷山鞍部。傾いた標柱がある。急傾斜の下りとなる。
 12:15.下りの途中で休憩10分。 下に人家が見えるがなかなか着かない。

鳥甲山山頂

 13:20.林道、屋敷登山口に着く。 近くの水場で、スパッツや靴の泥を落とし、顔や手を拭いて休憩した。今日の登山では、誰にも会わなかった。
 13:30.屋敷登山口発。
 13:45.屋敷バス停着。 15:21.発の切明行きのバスまで時間があるので、屋敷入口のバス停まで歩いた。風が少し冷たいが陽が当たっているので、濡れたものを乾かしながらバスを待った。
 15:19.バスに乗る。 15:50.切明着。
 16:00.車で和山温泉に戻り、「仁清館」に宿泊を頼んだら宿泊できた。
 明日は、佐武流山に登る予定。
 
  130. 佐武流山に続く。
 


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