130. 佐武流山(さぶりゅうやま)  2,192m

 
 新潟・長野県境、三国山脈秋山郷の東、苗場山と白砂山の間に位置する。

登頂日: 平成15年(2003年)10月4日(土)
天 候:
行 程: 切明(林道ゲート)=ワルサ峰=佐武流山(往復)

10月4日(土)
  6:00.切明(林道ゲート)発
  7:15.檜俣川下降点
  7:30.檜俣川渡渉、 7:45. 発
  8:40.物思平、 10分休憩
  9:50.ワルサ、 10分休憩
  10:35.西赤沢源頭、5分休憩
  10:52.坊主平
  11:35. 佐武流山山頂着
 
  12:05.山頂発
  12:45.西赤沢源頭
  13:20.ワルサ峰、 10分休憩
  14:20.物思平、   5分休憩
  15:00.檜俣川渡渉、15:10.発
  15:27.林道に出る
  16:32.林道ゲート着
 

  129. 鳥甲山からの続き

10月4日(土)
 昨日は、鳥甲山に登って、和山温泉、「仁成館」に泊った。宿でコーヒーとパンを少し食べてから、5:40.仁成館を出発(車)。
  5:50.切明の佐武流山登山口の林道ゲートに着く。

  6:00.ゲートを出発。 緩やかな傾斜の登り下りのある広い林道を歩く。林道は、植林されたカラマツ林や広葉樹林の中、あるいは、切り立った傾斜地に切られている。疲れない程度の早足で歩く。
  7:15.林道から檜俣川への下降点着。 狭い歩きにくい道を下って、7:30.沢に着いて渡渉した。綱が1本張ってある。
  7:45.檜俣川(標高1,170m)を出発。 急斜面を登った後、緩やかなカラマツの植林地が少し続く。その後、ブナとコメツガの混合林の急登が続く。今日は行動時間が長いので意識してゆっくりと登る。
  8:40.物思平(1,550m)着。 標識に「ワルサ峰まで60分」とある。
  8:50.物思平発。 急登が続く。コメツガとシラビソの混合林となってくる。林床にはかなり多くのシャクナゲの木がみられた。一箇所、ロープの張られた急傾斜の下降するところがあるが、その後も木の根が張ったりして歩きにくい急な登りが続く。

ワルサ峰

西赤沢源頭

  9:50.ワルサ峰(1,870m)着。 我慢して休まずに登ったが、コースタイムと同じく1時間かかった。苗場山が一部薄い雲に覆われて見えた。
 10:00.ワルサ峰発。 痩せ尾根を約10分下った後、登りになる。
 10:35.西赤沢源頭着。 苗場山への縦走路の分岐になっている。平成15年に整備されたと書いてある。南のピークの左手後方に佐武流山の山頂がわずかに見える。
 10:40.発。 左手が崖のやや急な笹原を登る。その後、シラビソ林になり、傾斜は緩くなる。
 10:52.坊主平。 抉られて溝状になった泥んこ道が続く。だらだらと長くて、ここまで登ってきた身体に応える。道の周りには薄っすらと降った雪が残っていた。

佐武流山山頂

山頂から苗場山

 11:35.佐武流山山頂着。 北から東の方向は開けているが、その他は木々で眺望は利かない。北に苗場山、東に平標山、仙ノ倉山などが見える。谷川岳はよく分からなかった。ときに陽も射すが、ほとんど曇り、苗場山も霧に隠れる。
 12:05.山頂発。
 12:35.坊主平。 12:45.西赤沢源頭。
 13:20.ワルサ峰着。 10分休憩。ときどき小雨が当たる。
 14:20.物思平着。 5分休憩
 15:00.檜俣川渡渉。顔や手を拭き、靴を洗って休憩。 15:10.発。小雨が続く。
 15:27.林道に出る。傘を差して歩く。
 16:32.林道ゲート着。 本日の佐武流山登山者は10名だったようだ。

 16:42.ゲート発(車)。
 今日の宿を探しに、屋敷温泉、栃川温泉などに行くも、どこも満員で断られた。仕方がないので、栃川温泉のキャンプ場で車中泊をすることにした。ここには温泉があって入浴ができたし、静かにゆっくりと眠れた。

 10月5日(日)
 7時に栃川温泉を出発。 牧峠の探鳥会に参加して、午後1時ころ帰宅。
 


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