134. 帝釈山(たいしゃくさん)  2,060m

 
 福島・栃木県境、帝釈山地帝釈山地の主峰。
 近くの田代山の高層湿原がのびやかで人気がある。
 
登頂日: 平成19年(2007年)6月17日(日)
天 候:
行 程: 猿倉南登山口=田代山=帝釈山(往復)

6月17日(日)
  5:50. 猿倉南登山口発
  6:42. 小田代、 5分休憩
  7:05. 木道分岐
  7:10. 田代山山頂
  7:20. 木道分岐
  8:20. 帝釈山山頂着
 
  8:40. 山頂発
  9:00. 10分休憩
  9:40. 分岐、 5分休憩
  10:02. 分岐
  10:48. 登山口着

  224.荒海山からの続き

6月17日(日)
  4:50. 湯の花温泉「ふじや」発(車)。
  5:25. 猿倉南登山口着。 南北の登山口合わせて4、5台の車が駐車されていた。朝食を食べている間にさらに5、6台が到着した。駐車場の脇にはラショウモンカズラがたくさん咲いていた。

  5:50. 猿倉南登山口発。 すぐに沢を渡ってから樹林の中に入る。かなりの急坂が続く。メボソムシクイ、エゾムシクイ、コルリ、コマドリ(?)、ウグイス、キビタキ、ホトトギス。
  6:42. 小田代着。 5分休憩。
  7:05. 木道分岐。 左右に木道が分岐して一方通行となり、右が登りの道になっている。湿原には、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、チングルマ、ミツバオウレン、イワカガミ、ショウジョウバカマ、ワタスゲなどが見られた。湿原の彼方に会津駒ヶ岳や吾妻連峰が見える。山頂部はまだ雪に覆われている。
田代湿原から会津駒ヶ岳

田代湿原から吾妻連峰

  7:10. 田代山山頂。
 湿原の中に山頂の標識がある。右へは木賊温泉への道だ。左に折れて湿原を進む。
 7:20. 分岐。湿原の端で下山道の木道が左に分岐している。真直ぐに樹林に入るとすぐに避難小屋を兼ねている弘法大師堂がある。小屋の左から裏に回って暗い針葉樹林の中に下りになる。道の脇にはオサバグサがたくさん咲いていた。10分ほど下った後はほぼ平坦な道となる。シジュウカラ、ヒガラ、オオルリ、ミソサザイ、ルリビタキなど。やや急な登りになり、8:00. 針葉樹林から抜ける。狭い尾根の道となる。シャクナゲの木はあるが、ほとんど咲いていない。傾斜が強くなって岩尾根を約10分登ると山頂に着く。
  8:20. 帝釈山山頂着。
 360度の展望が開ける。西に燧ヶ岳、その右に会津駒ヶ岳。南には日光連山、その右に日光白根山。東から北東方向には、荒海山、男鹿岳、七ヶ岳などが見えているのだろうが、よく分からなかった。虫が多いので食事は途中の適当なところで摂ることにして山頂を後にする。
  8:40. 山頂発。 山頂には5、6人しかいなかったが、下りに入ってから多くの登山者とすれ違った。

オサバグサ

帝釈山山頂、後方は会津駒ヶ岳

山頂から日光連山

山頂から燧ヶ岳

  9:00. 木漏れ日の当る静かなところで休憩、おにぎりを食べる。 9:10. 発。
 弘法大師堂までの登り返しは辛いかと思ったが、それほどではなかった。
  9:40. 暗い樹林から明るい湿原に出る。 9:45. 発。右へ下山道に入る。
 10:02. 湿原入口の分岐。 陽射しが強い。これから登る人は大変だろう。
 10:48. 登山口着。 登山口の沢で顔を洗い、身体を拭く。水が冷たくて気持ちがよい。駐車場にはバスを含めて多くの車が止めてあった。今日登った人は200人を超すのではないか。

 帝釈山の最後の登り以外はそれほど急なところはなく、ハイキングにちょうどよい山だ。登る時期としては5月下旬から6月上旬がよいのだろう。

 11:05. 登山口駐車場発(車)。 ここから栃木県の方に抜けて日光に出て帰ろうと思っていたのだが、栃木県側は通行止めになっていた。舘岩の方に戻る。
 舘岩の観光案内所で、どこを通って帰ったらよいかと相談した。只見を通って小出まで2時間半くらいだという。会津若松から高速を通っても4時間半くらいなので、道のよい高速を通って帰ることにした。
 
 11:50. 舘岩発。 12:50. 下郷で昼食、30分。 14:00. 会津若松IC。
 15:10. 黒崎SA、休憩5分。 16:30. 帰宅。
 


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