105. ペテガリ岳    1,736m

 
 北海道中部、日高山脈中南部。

登頂日: 平成21年(2003年)9月20日(日)
天 候:
行 程:
 

神威山荘近くの駐車地点=ペテガリ山荘(泊)=
(西尾根コース)=ペテガリ山(往復)

 

9月19日(土)
  11:50. 神威山荘近くの駐車地点発
  12:30. 滝
  12:55. 峠への取り付き、5分休憩
  13:10. 峠
  13:30. 林道終点
  14:35. ペテガリ山荘着(泊)
9月20日(日)
  4:50. ペテガリ山荘発
  6:35. 1,030mピーク、5分休憩
  7:45. 1,293mピーク
  7:55. 鞍部、  10分休憩
  9:00. 1,301ピークm
  9:10. 鞍部、  10分休憩
  10:50. ペテガリ岳山頂着
 
  11:00. 山頂発
  11:50. 鞍部、  10分休憩
  12:15. 1,301mピーク
  13:10. 鞍部、  5分休憩
  13:35. 1,293mピーク
  14:15. 1,030mピーク、10分休憩
  15:20. ペテガリ山荘着(泊)
9月21日(月)
  5:50. ペテガリ山荘発
  7:10. 林道終点、 10分休憩
  7:45. 峠
  7:50. 沢
  8:10. 滝、  10分休憩
  8:55. 駐車地点着

 この秋の連休は北海道で登り残している山、ペテガリ岳、神威岳、それに昨年、途中までで引き返して山頂を踏んでいない狩場山に登ることにした。

9月17日(木)
 23:30. 新潟港発(新日本海フェリー)。

9月18日(金)
 17:20. 苫小牧東港着。 18:30. 苫小牧市街の旅館に着く。宿泊。

9月19日(土)
  7:15. 苫小牧発(車)。
  8:50. 静内(新日高町)、日高南部森林管理署で元浦川林道ゲートの鍵を受け取る。
  9:10. 静内発。 9:50. 荻伏。 10:20. 元浦川林道ゲート。 10:50. 神威山荘着。
 神威山荘の数百m手前の分岐を左に下ると林道脇に駐車スペースが2か所ある。ちょうど下山してきた人がいたので、登山道などの状況を聞く。特に道に問題ないようだ。

 11:50. 駐車地点発。 広い道を少し下ってニシュオマナイ川を徒渉する。しばらく広い林道を進んでから、沢沿いの道に入る。踏み跡があり、テープのマークもしっかりしている。
 12:30. 滝。 左側の岩場を登る。その後、沢伝いに登っていく。沢は次第に狭くなっていく。
 12:55. 峠への取り付き、5分休憩。
 沢から右に折れて峠に向かう。急坂だが10分ほどで峠に着く。
 13:10. 峠。 少し右に折れてから左に山腹を下る。すぐに狭い沢に出て、その沢を下る。沢の傾斜が緩くなって背の高い笹原に入る。

ニシュオマナイ川



林道終点(帰りに撮影)

 テープを目印に進む。もう少し多く目印のテープが欲しい。5分くらい笹原を下ると踏み跡の分かりにくいところがある。そこを右に折れて進むと林道の終点に出るのだが、私は真直ぐに進み、踏み跡がなくなったので、右に曲がって伐採地に出て林道を見付けた。
 13:30. 林道に出る。 広い林道を緩やかに下る。2か所徒渉するが水量は少なく問題なかった。ペテガリ橋を渡って10分で山荘に着く。

 14:35. ペテガリ山荘着。
 車が1台駐車してあったが、山荘には誰もいなかった。一階は15人くらい、二階には30人くらいは寝ることができるようだ。トイレ、水場がある。今日登山している人の荷物が10人分くらい置いてあった。寝る場所を確保してから、ウィスキーを飲んで過ごす。その後、次々と登山者が来て全部で15人くらいになった。釣り人も来ている。今日ペテガリ岳に登ったのは5、6人だったようだ。山荘まで車も入ってくる。静内中札内線は地元の一部の人は入れるようだ。

ペテガリ山荘

9月20日(日)
 隣に寝ていた男性は今日のうちに神威山荘に帰る予定で、4時ころに出発していった。他にも暗いうちから出発していく人たちがいたが、私は、今日もここに泊まるつもりなので、足元がはっきりと見えるようになってから出発した。
 
  4:50. ペテガリ山荘発。 山荘の横から林に入り、沢沿いの道を進む。15分くらいで沢から右手の山腹に取り付く。ササの林床の中を登る。
  6:10. 小さなピークに着く。小休止。尾根道の急登となる。
  6:35. 1,050mピーク、5分休憩。 4人グループが登ってきた。このグループとはその後相前後しながら登った。少し下ってから次のピークまで標高差約200m、急傾斜を登る。その後は比較的なだらかな尾根道が続く。右手には谷を隔ててベッピリガイ山が見える。

1259mピーク付近からペテガリ岳

1259mピークから下った鞍部

稜線からペテガリ岳

  7:45. 1,293mピーク。この辺りで均整のとれた三角形のペテガリ岳の山頂が望めるが、下ると見えなくなる。
  7:55. 鞍部。 広いなだらかな平地になっている。登りに備えて休憩。
  8:05. 発。 緩やかに登降を繰り返し、やや急な傾斜を登って稜線に出ると左前方にペテガリ岳がときどき見えるようになる。
  9:00. 1,301mピーク。左手にペテガリ岳の山頂が見える。
  9:10. 鞍部。最後の登りに備えて10分休憩。 4時に出発していった男性が下ってきた。4時間半はかからずに登ったようだ。ここから山頂までの標高差500mの登りがすごい(標高差:500m/800m:直線距離)。初めは背の高い笹藪の中を登る。ハイマツが現れてくると笹の背は低くなり、眺望がよくなるが、周囲を眺めている余裕はない。上を見てあのピークまで登ろうと思って着いてみるとまだ先にピークがある。そんなことを3回くらい繰り返してやっと山頂に着いた。山頂直前に5、6人のグループと行き逢った。
1301mピークからペテガリ岳

ペテガリ岳山頂部

ペテガリ岳山頂

 10:50. ペテガリ岳山頂着。
 西からの風が冷たい。南方向から東方向には眺望があり、神威岳は見えたが、北方向の幌尻岳、カムイエクウチカウシは見えなかった。
 11:00. 山頂発。
 下山を始めてしばらくして若い女性2人が大きな荷物を背負って登ってきた。コイカクシまで縦走するという。
 11:50. 鞍部で10分休憩。ここからの登り返しがつらいかと思っていたが、15分で登れた。
 12:15. 1,301mピーク。
 13:10. 鞍部で5分休憩。
 13:35. 1,293mピーク。
 14:15. 1,050mピーク。この手前が急坂で膝がガクガクする。10分休憩。
山頂から中ノ岳、神威岳

 15:20. ペテガリ山荘着。 今日、ペテガリ岳に登ったのは15人くらいだった。山荘では地元の人がストーブに火を点けてくれて暖かだった。また、キノコ汁を御馳走してくれた。今日の宿泊者は20人くらいのようだ。

9月21日(月)
 今日の行程は神威山荘までだけなのでゆっくりと出発するつもりだったが、皆早く出て行って誰もいなくなってしまった。まだ早いのだが出発する。

  5:50. ペテガリ山荘発。 途中、間違えないように分岐を確認して進む。下りは65分だったが、今日は登りで80分かかった。
  7:10. 林道終点、10分休憩。 小さな沢を渡って笹原を右に進む。すぐに左に折れて背の高い笹の中を進む。沢に出るとその沢を遡っていく。途中、4、5人の人と出会った。
  7:45. 峠。 急なところは約20分で登れる。峠から5分で沢に出る。
  7:50. 沢。 8:10. 滝、10分休憩。
 最後の渡渉、ニシュオマナイ川の水量は少し多くなっていた。
  8:55. 駐車地点着。
 ちょうど車で到着した登山者にコースの様子を聞かれて教える。

 神威山荘に車を移動する。車は4台止まっていたが、誰もいなかった。よい天気で勿体ないが、今日は休憩日とする。本を読んで過ごす。
 この日、小屋には10人ほどが泊まったようだが、私は慣れた車中泊をした。

  203. 神威岳へ
 


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