202. オプタテシケ山  2,013m

 
 北海道中央、石狩山地(十勝連峰)。
 十勝連峰の最北に位置し、美瑛の街から見ると一番左に見える。
 
登頂日: 平成20年(2008年)9月13日(土)
天 候:
行 程:

美瑛富士登山口=美瑛富士避難小屋(泊)=オプタテシケ山(往復)


9月12日(金)
  12:35. 美瑛富士登山口発
  13:30. 小屋まで4km、10分休憩
  14:00. 小屋まで3km、5分休憩
  14:18. 天然庭園
  14:25. 5分休憩
  14:50. 小屋まで2km
  15:20. 小屋まで1km
  15:55. 美瑛富士避難小屋着(泊)
9月13日(土)
  5:40. 避難小屋発
  6:10. 石垣山
  6:40. ベベツ岳着、6:45. 発
  7:20. 5分休憩
  8:00. オプタテシケ山頂着
  8:15. 山頂発
  9:17. ベベツ岳着、9:30. 発
  10:20. 避難小屋着
  11:30. 避難小屋発
  12:40. 天然庭園
  13:55. 登山口着

 今回は、オプタテシケ山と芦別岳に登る予定で北海道に向かった。

9月11日(木)
 17:00. 新潟空港発。 18:10. 新千歳空港着。「ホテルコムズ新千歳空港」に宿泊。

9月12日(金)
  7:36. 新千歳空港発。  8:29. 札幌着。
  9:00. 札幌発(スーパーカムイ7号)。 10:20. 旭川着。
 10:37. 旭川発。 11:14. 美瑛着。

 天候は曇っていたが、車窓から十勝連峰の山々が山頂まではっきりと見えていた。
 美瑛で食事をしようと思ったが、食堂が開いていない。駅前のコンビニでおにぎりを買い、駅の待合室で食事を摂る。駅で3Lの水を貰う。

 11:45. 美瑛駅発(タクシー)。  12:20. 美瑛富士登山口着。
 駐車場に1台、登山口に1台、駐車してあった。タクシーは、明日の午後3時に迎えにきてもらうことにした。
 
 12:35. 美瑛富士登山口発。 林道状の広い道(車は通れそうもない)を15分進んでから右に折れて登山道に入る。針葉樹林帯の中を緩やかに登る。
 13:30. 「小屋まで4km、登山口まで1.9km」の標識。 ポツポツと雨が降り出してきた。雨具を着ける。 13:40. 発。
  14:00. 「小屋まで3km」、5分休憩。 樹高の高い木が少なくなり、木々の間から美瑛富士の山頂が見え隠れする。大きな岩が重なる道になると天然庭園は近い。
 14:18. 天然庭園。 低木の落葉樹はすでに紅葉している。
 
 天然庭園

   オプタテシケ、ベベツ岳
 
 14:25. 5分休憩。 ハイマツ・チシマザサ帯になる。 14:35. 雨が上がった。
  14:50. 「小屋まで2km」。オプタテシケ、ベベツ岳、石垣山が見えてくる。
 15:20. 「小屋まで1km」。その後、「小屋まで0.5km」になってからがかなり長く感ずる。
 15:55. 美瑛富士避難小屋着。 3間四方の大きさの小屋だ。男女の一組と男性一人が先着していて、この夜の宿泊者は4人だけだった。土間があるので、窮屈な思いをしないで眠れるのは12人くらいだろう。 夜、小屋は深い霧に包まれていた。
 
 9月13日(土)
 朝方、霧は夜中よりは薄くなってきているが、まだかなり深く、風も強い。
 
  5:40. 避難小屋発。 草地を稜線方向に進み、稜線で左に折れて石垣山に向かう。小屋に泊まっていた男性が追い越して行った。ハイマツ帯を過ぎると大きな岩の重なった道となる。黄色いペンキマークを頼りに登る。風が強い。
  6:10. 石垣山。 山頂の東側を通って緩やかに下ってから登りになる。霧が深い。
  6:25. 大きな岩のあるピーク。稜線の西側ではとくに風が強い。
美瑛富士避難小屋

ベベツ岳山頂

オプタテシケ山頂

  6:40. ベベツ岳着。 南東斜面はチングルマが群生している。今は白い穂となり、葉は紅葉している。
  6:45. 発。 岩礫の急斜面を下る。ここも黄色いペンキマークを目印に進む。約15分で、標高差130mを下り、広い平坦な鞍部を通ってオプタテシケへの登りとなる。
  7:20. 登りの途中で霧が晴れてきて、円いベベツ岳の奥に美瑛岳が見えた。十勝岳は美瑛岳の奥にわずかに見えるだけなのか。しかし、またすぐに霧に包まれてしまった。5分休憩。
  7:45. 小さなピークを巻いた後、山頂へ急な狭い稜線の最後の登りになる。山頂まで10分ほど手前で男性とすれ違った。小屋から山頂まで1時間40分で登ったという。

一瞬の晴れ間、オプタテシケ山頂への登り途中からベベツ岳、美瑛岳

  8:00. オプタテシケ山頂着。 トムラウシやニペソツ、石狩岳の眺望がすばらしいというが、今は周囲は霧で何も見えない。北西からの風が強い。風の当たらないところで軽食を摂って休む。少し上空が明るくなることはあるが、霧は晴れない。
  8:15. 山頂発。 
  9:17. ベベツ岳着。 9:30. 発。ときどき霧が吹き払われて視界が広がるときもあるが、すぐに霧に包まれる。男性2人組の2組と行き逢う。
 10:20. 避難小屋着。 男性3人が休んでいた。美瑛富士に登るつもりだという。
 荷物の整理をしてゆっくりと休む。
 11:30. 小屋発。 大分霧が晴れてきて、美瑛富士の山頂は見えるようになったが、他の山々の山頂は見えない。
 11:40. 「小屋まで0.5km」。 11:53. 「小屋まで1km」。
 12:15. 晴れて陽が射してきた。雨具のズボンを脱ぐ。5分休憩。
 12:25. 「小屋まで2km」。 12:40. 天然庭園。
 12:55. 「小屋まで3km」。 13:15. 「小屋まで4km」。5分休憩。
 13:55. 登山口着。
 
 途中、10人以上の登山者と行き逢った。今夜の避難小屋は窮屈な思いをすることになるだろう。駐車場には8台の車が駐車してあった。
 駐車場で濡れたものを乾かしてタクシーを待った。

 15:05. 登山口発(タクシー)。 16:20. 山部、「ふれあいの家」着。

  106.芦別岳に続く。
 


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