S67. 大滝山(おおたきやま) 2,616m |
長野県、北アルプス南部。蝶ヶ岳の南に位置する。 |
登頂日: | 平成23年(2011年)8月6日(土) |
天 候: | 曇 |
行 程: | 蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)−大滝山−大滝滝見台−徳本峠−明神−上高地 |
8月6日(土) 5:20. 蝶ヶ岳ヒュッテ発 6:25. 10分休憩 6:50. 大滝山北峰 6:52. 大滝山荘 7:00. 大滝山南峰 |
8:25. 10分休憩 9:20. 大滝槍見台、 10分休憩 10:20. 明神見晴し、 10分休憩 11:25. 徳本峠小屋着、11:55. 発 13:05. 明神着、 5分休憩 13:55. 上高地バスターミナル着 |
S66. 蝶ヶ岳(1)からの続き 8月6日(土) 昨夜の蝶ヶ岳ヒュッテはかなり混雑していたが、1畳に1人でゆっくりと眠れた。 早朝、東の空が赤く染まってきたが、ご来光は見られなかった。西側は霧が出ていて穂高や槍がときどきわずかに姿を見せるだけだったが、5時を過ぎて霧が晴れてきてところどころに雲がかかっているものの穂高岳から槍までの稜線が全部見ることができた。 |
5:20. 蝶ヶ岳ヒュッテ発。 三股方向に下り、8分で大滝山への分岐となる。 5:50. 鞍部、長袖を脱ぐ。 途中の斜面の草付きはお花畑になっていてたくさんの花が咲いていた。 6:05. 池。 6:25. 緩やかに登って、ハイマツ帯のピークで10分休憩。2605mピークかと思ったが、その手前のピークだった。大滝山はどこが山頂なのか分からないくらいになだらかだ。 6:45. 鍋冠山への分岐。 6:50. 大滝山北峰。 穂高岳に雲が出てきた。 6:52. 大滝山荘。 北峰から樹林に入り、緩やかに下って2分で大滝山荘に着く。山荘から5分で南峰に着く。 |
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分岐付近のお花畑 |
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大滝山 |
大滝山南峰山頂 |
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7:00. 大滝山南峰。 曇ってきて穂高岳などは見えなくなってきた。ハイマツの中を少し下ると、尾根の東側の急傾斜の草付きの道となる。花がたくさん咲いている。タテヤマウツボグサが多い。シナノナデシコ、シナノオトギリなども咲いていた。急坂を20分ほど下ると樹林帯に入る。その後は薄い霧に包まれ、うっそうとした樹林の中を歩く。道端にはカニコウモリやゴゼンタチバナが見られるだけ。下ってくるとそれもない。ルリビタキやメボソムシクイの鳴き声が物悲しく聞こえる。道は泥濘が多い。休むにも休むに適したところがない。やっと休憩地らしいところがあって休憩。 8:25. 10分休憩。 ここからさらに少し下ってから登りになる。登り切ったところに槍見台があった。 9:20. 大滝槍見台。 3mくらいの櫓がある。登ってみたが霧で何も見えなかった。10分休憩。 さらに下って行く。相変わらず泥濘の道が続く。 10:20. 明神見晴し。登りの途中に標識がある。10分休憩。 しばらく登りが続く。 11:00. 三角点(2246.5)。 ここから下りとなる。小雨が降り出してきた。傘を差して歩く。 11:25. 徳本峠小屋着。 蝶ヶ岳からここまで一人の登山者にも会わなかった。 |
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大滝山南峰下のお花畑 |
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シラビソ樹林 |
徳本峠小屋は古い部分の北側に新しく増築されていた。小屋の人によると、今日、大滝山の方からきた人は誰もいなかったとのことだった。ラーメンを食べる。朝、出発する前に、パンをすこし食べただけで、あとは飴を2個舐めただけで何も食べずに歩いてきた。 14:25. 上高地発(バス)。 15:00. 沢渡着。 |
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