103. ニペソツ山   2,013m

 
 北海道中央、石狩山地

登頂日: 平成20年(2008年)7月19日(土)
天 候:
行 程: 杉沢出合=天狗ノコル=前天狗岳=ニペソツ山(往復)

7月19日(土)
  6:20. 杉沢出合発
  6:58. 6kmの標識
  7:54. 雨宿り、 8:02. 発
  8:13. 小天狗の岩場
  8:30. 天狗のコル
  8:50. 標識、  10分休憩
  9:35. 前天狗岳着、10:00. 発
  10:30. 鞍部
  11:18. ニペソツ山頂着
 
  11:30. 山頂発
  12:00. 鞍部
  12:50. 前天狗岳
  13:20. 標識、 10分休憩
  13:47. 天狗のコル
  14:00. 小天狗の岩場
  14:47. 6kmの標識
  15:12. 登山口着

7月17日(木)
 今週は、ニペソツ山、石狩岳に登る予定。

 17:00. 新潟空港発。 18:10. 新千歳空港着。 「ホテルコムズ新千歳空港」に宿泊。

7月18日(金)
  9:33. 南千歳発(スーパーおおぞら3号)。 11:34. 帯広着。
 14:00. 帯広発(バス)。 15:40. 糠平着。「山湖荘」に宿泊。

 帯広では晴れていて暑かったが、糠平に近付くにつれて雲が厚くなり、今にも雨が降り出しそうになってきた。バスの途中でも周囲の山々はまったく見えなかった。
 糠平にタクシーはなく、上士幌から呼ばなくてはならないという。できるだけ早くとお願いして5時半にきてもらうことにした。

7月19日(土)
 予報では雨の確率は低いが、山ではどうか分らない。雲が低く立ち込めている。
  5:30. タクシーに乗車。
 ニペソツの登山口、杉沢出合に向かう。途中、霧が深くなったり、晴れてきたりする。
  6:05. 登山口着。 車が3台止まっていた。往復10時間として、4時半に迎えに来てもらうことにする。

  6:20. 登山口発。 軽い霧雨の状態なので、上下雨具を着て出発する。2本の太い丸太が渡してある十六の沢を対岸に渡り、樹林帯を登る。少し急なところがあるがすぐに緩やかになる。1組の夫婦が下ってくるのに行き逢う。天気が悪いので引き返してきたという。
  6:58. 山頂まで6kmの標識。
  7:30. 雨が降り出す。しばらく傘を差して登っていたが、樹林帯を抜けて尾根状のところになると、木の枝が道の両側から覆い被さってきて傘を差してはいられなくなった。また、雨もかなり強くなってきた。
  7:54. 大きな木の下で雨宿りをして、どうしようかと迷っていたが、次第に雨脚が弱くなり、雨が止んできた。 8:02. 発。沢のように水が流れている道を登る。
  8:13. 小天狗の岩場。ここから天狗のコルへの緩やかな下りが始まる。遠くは見渡せないが視界が開けてきた。
  8:24. 山頂まで4kmの標識。
  8:30. 天狗のコル。緩やかに登り、ナナカマドなどの木でトンネル状になっている道を登って、ハイマツ帯に出る。
  8:50. 標識。 左に直角に曲がるように指示がある。休憩。
  9:00. 発。 ハイマツの背も低くなり、ほとんど岩だけの道が続く。トラバース道の分岐がどこか分らないまま進んでいくと、幌加分岐の標識のあるピークに着いた。前天狗岳だった。
  9:35. 前天狗岳着。
 休憩、食事を摂る。少し先に岩山が現れるときもあるが、すぐに霧に包まれる。
  9:00. 発。 少し下って登り返すとエゾツツジ、イワブクロ、トカチフウロ、ハクサンチドリなどの咲く花畑に出る。天狗平といわれているところか。ここから狭い尾根の西側を急傾斜に下っていく。東側は崖になっている。鞍部の手前で1組の夫婦に出会った。
 10:30. 鞍部。 鞍部から山頂まで急な登りが続く。男性1人に出会う。うっすらと上の方にピークが見えるが、どれが山頂なのか分らない。ピークを左に見ながら登って稜線上に出る。左に折れて10分ほどで山頂に着く。
 11:18. ニペソツ山頂着。 視界は数百mはあるが、周囲の山々はまったく見えない。
 
杉沢出合、登山口

小天狗の岩場

標識、休憩地点

前天狗岳、幌加分岐

山頂手前の稜線

ニペソツ山頂

 11:30. 山頂発。
 12:00. 鞍部。 12:50. 前天狗岳。
 13:20. 登りで休んだ標識のところで10分休憩。
 13:47. 天狗のコル。 14:00. 小天狗の岩場。 14:47. 6kmの標識。
 15:12. 登山口着。
 途中、登っていく単独行、2人に出会った。天狗のコルでテントを張るという。

エゾツツジ

イワブクロ

イソツツジ

チシマノキンバイソウ

イワヒゲ

ミヤマアズマギク

 30分ほど雨に降られたが、山頂まで登ることができた。視界がなくて展望が利かなかったのは残念だが、仕方がない。もっと厳しい山かと思っていたが、最後の登り以外は急なところもなくて、比較的登り易い山のようだ。今日、ニペソツ山に登ったのは4人だけだった。
 タクシーを待っている間に、4、5台の車がきて、テントを張ったりして、明日の登山に備えていた。

 16:15. 登山口発(タクシー)。 16:40. 幌加温泉着。

 明日は石狩岳に登る予定。。
 5時ころから雨がかなり強く降り出した。テント泊の人には気の毒なことだ。

  102. 石狩岳に続く。
 


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