223. 七ヶ岳(ななつがたけ)  1,636m

 
 福島県南会津、帝釈山地。会津田島の南に位置し、南北に七つの峰が連なる。
 
登頂日: 平成19年(2007年)6月15日(金)
天 候:
行 程: 針生登山口−護摩滝−七ヶ岳−下岳−下岳登山口−針生登山口

 

6月15日(金)
  9:00. 針生登山口発
  9:20. 林道分岐、 5分休憩
  9:55. 沢、 5分休憩
  10:10. 護摩滝
  10:35. 沢から離れる。
  10:50. 稜線に出る。 5分休憩
  11:00. 七ヶ岳山頂着
 
  11:10. 山頂発
  11:50. 四番岳
  12:25. 下岳
  13:00. 分岐
  13:17. 下岳登山口着、13:20. 発
  13:50. 針生登山口着

6月15日(金)
 土日と天気がよさそうなので、東北南部の山、七が岳・荒海山・帝釈山に登ることにした。
  4:00. 自宅発(車)。まだ薄暗い。 6:00. 阿賀野川SA。
  6:45. 会津若松IC。 8:30. 七ヶ岳、針生登山口着。
 登山口の駐車場には車が1台止まっていた。朝食を食べる。曇っていて上空は見えない。しかし、ときに雲の間から薄日が射すこともある。予報では、今日は雨は降らず、次第に天気はよくなってくるという。ウグイス、カッコウ。

  9:00. 針生登山口発。 小型のジープならば通れるような林道を進む。アオゲラ、アカゲラ、シジュウカラ、ヒガラ、ミソサザイ。
  9:20. 林道から離れて沢に沿った道に入る。スパッツを着ける。 9:25. 発。
  9:45. 沢を渡る。ダケカンバが見られてくる。
  9:55. 沢に出たところで5分休憩。 沢に沿って登る。
護摩滝

黒森沢の上部

 10:10. 護摩滝。 滝に向かって右を高巻く。滝の上に出てさらに沢を遡る。ずっと沢を遡っていけばよいのだが、テープやペンキマークなどがないので不安になって数回戻って確認した。一度登っていれば問題ないのだが、初めての人のためにマークが欲しい。滑滝のところでは沢の左(右岸)にロープが設置されている。沢の石は苔で滑り易い。上部になると沢は次第に狭くなり、傾斜は緩くなってくる。
 10:35. 沢にテープが張られているところから左に折れて狭い涸沢状のところを登る。
 10:50. 稜線に出る。 南側の展望が開けていると思われるが、霧で何も見えない。
 10:55. 発。 山頂までの岩の間にオオバキスミレがたくさん咲いていた。

 11:00. 七ヶ岳山頂着。
 晴れていれば山頂からの眺望は素晴らしいようだが、今は霧で何も見えない。北西からの風があるが、あまり寒くはない。
 11:10. 山頂発。 初めは膝くらいまでの背丈の低い露に濡れたササに覆われた道だったので、多少ズボンが濡れてもよいと思って雨具を着けずに歩いていた。しかし、ササの背丈は次第に高くなって胸くらいまでになってきて、上のシャツまで濡れてしまった。もう雨具を着ても仕方がないのでそのまま歩いていたが、下岳を過ぎて会津荒海駅へ向かう道の分岐まで背の高い笹薮が続いて、全身ずぶ濡れになり、靴の中まで完全に濡れてしまった。
七ヶ岳山頂
 

 11:30. 山頂から小さなピークを4つ越して、やや長い下りの後の少し大きめのピークに着く(地図のマーク地点)。そこから下ると樹林帯に入るが、鞍部から登り始めると、また、潅木帯になる。きつい坂を登り切ると、三角点のある四番岳に着く。
 11:50. 四番岳。数分休憩。 下ると再び樹林帯に入るが、やはり、笹薮や潅木の藪が続く。3つのピークを越して5分くらいの登りで下岳に着く。
 12:25. 下岳着。 5分休憩。ここからも同じような樹林帯の尾根道が続いている。
 13:00. 会津荒海駅への道の分岐に着く。尾根から左に折れて山腹の樹林に入る。藪はなくなり、歩き易くなる。樹林は霧に包まれていた。

下岳山頂
 

 山での花は、コブシ、シャクナゲ、ムシカリなど。鳥は、コルリ、キビタキ、センダイムシクイ、ホトトギスなど。
 13:17. 下岳登山口着。 明るい曇り空になっている。林道はここで三叉路になっている。東に向かえば滝の原に出るようだ。
 13:20. 林道を西に針生登山口に向かう。針生から登山口までの林道よりも広くてよい道だ。
 13:50. 針生登山口着。 登山口の駐車場は、6月17日の七ヶ岳の山開きのために駐車禁止にする処置がとられていた。下着から全部を着替える。

 14:20. 針生登山口発(車)。 明日は荒海山に登る予定で、滝の原温泉に泊れたらよいと思った。針生への林道は狭かったので、下岳登山口まで戻って針生に向かうつもりだった。三叉路を真直ぐは滝原に出るようだが、道路地図では林道は途中でなくなっているので、この三叉路を左に折れて下れば針生に出るのだろうと思い、左に曲がって下って行った。樹木の全くない野原の山腹が続く。わらび山というようだが、時期には有料のわらび園として開放するようだ。とにかく下って行ったら荒海駅に出た。近道をしたようだ。
 滝の原温泉では、泊れる旅館はなかったので、道の駅「たじま」で車中泊をすることにした。途中のコンビニでつまみなどを買って、4時半ころから飲み始めた。
 かなり風があったので、濡れた登山靴を車の下に置いて風に当てて乾かした。

  224.荒海山に続く。
 


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