33. 妙高山(みょうこうさん)(2) 2,454m |
新潟県妙高市、妙高火山群(西頚城山塊)。 |
登頂日: | 平成29年(2017年)9月10日(日) |
天 候: | 晴 |
行 程: |
赤倉スカイケーブル山頂駅=大谷ヒュッテ(泊)=天狗堂=妙高山 (往復) |
9月9日(土)
11:35. ケーブル山頂駅発 11:55. 妙高山登山道入口 12:05. 滝沢、 5分休憩 12:50. 細い沢、5分休憩 13:30. 林道、 5分休憩 13:45. 大谷ヒュッテ着(泊) |
9月10日(日) 5:50. 大谷ヒュッテ発 6:20. 天狗堂、 10分休憩 7:00. 光善寺池、 5分休憩 7:25. 風穴、 5分休憩 7:50. クサリ場下、5分休憩 8:30. 妙高山南峰着、 8:40. 発 8:45. 北峰着、 9:00. 発 9:15. 南峰発 9:40. クサリ場下 9:50. 風穴、 5分休憩 10:35. 天狗堂、 5分休憩 11:00. 大谷ヒュッテ着、11:20. 発 11:50. 細い沢、 5分休憩 12:25. 登山道入口、5分休憩 12:45. ケーブル山頂駅着 |
地元の山で、中学3年の学校登山で登ってから、数回登っているが、このホームページでは簡単な記録を1回しか載せていない。もう1回は登ろうと思っていたが、高齢となり、4時間以上の登りには自信がなくなってきた。一番楽そうなのは、スカイケーブルを使って登ることだが、ケーブルの始発は8時、帰りの最終は午後4時になっている。コースタイムは約8時間なので、普通の登山者ならば十分に間に合うのだが、私には自信がない。そこで、前日に大谷ヒュッテに泊まって、翌日、妙高山に登ることにした。
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9月9日(土) |
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スカイケーブル駐車場から妙高山 |
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ゲレンデ登り口 |
ゲレンデ上部、登山道入口から |
滝沢の手前は道の左側が切れ落ちていて、道は滑り易く注意が必要だ。慎重にロープに捕まって進む。 12:05. 滝沢を渡った先で、5分休憩。 ここから道の傾斜は強くなる。 12:50. 細い沢を渡る。5分休憩。 これからは緩やかな傾斜の道となる。林道に出る手前でやや傾斜が強くなるが、5分くらい登ると林道に出る。 13:30. 林道、5分休憩。 舗装された林道を歩いて、約10分で大谷ヒュッテに着く。コースタイム、1時間45分のところが、2時間かかった。 13:45. 大谷ヒュッテ着。 |
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大谷ヒュッテ |
ヒュッテ前から妙高山山頂部 |
数人の登山者が小屋前で休んでいたが、皆、下山する人たちだった。小屋は3間×3間の頑丈な2階建て。冬季用にハシゴが取り付けられている。1階には7、8人しか泊まれない。1階に10枚ほどの敷布団と毛布が置いてあるが、布団は湿っていた。水場は林道の先の左を少し下る(小屋から約2分)。冷たい水がパイプから流れている。
小屋の前からは妙高山の山頂部がよく見える。小屋前でウィスキーを飲んで過ごす。その間、5〜6人の登山者が下山して行った。4時ころに、中年の夫婦が到着して小屋に泊まるという。夫婦は2階に泊まる。今日の宿泊者は3人だけ。 夕食はラーメン。5時ころには眠くなって寝てしまった。比較的よく眠れた。 |
9月10日(日) |
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天狗堂 |
7:50. クサリ場の下に着く。5分休憩。 トレイルランニングの2人が追い抜いていった。クサリ場を慎重に登り、急坂を登って、狭い岩の稜線に出る。そこから、さらにザレた岩場の急坂が山頂まで続く。息が上がり、足が上がらず、休み休み登る。 8:30. 妙高山南峰着(2,454m)。 狭い岩場の山頂には、すでに20人以上の人がいた。天狗堂から非常にゆっくりと登ってきて、5〜6人にしか追い越されなかったのに、意外に登山者が多かった。私のペースで天狗堂から2時間だから、普通の登山者ならば1時間半では登れるだろう。 8:40. 南峰発。 約5分で北峰に着く。 |
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クサリ場 |
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妙高山南峰(2,454m) |
妙高山北峰(2,446m) |
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8:45. 北峰着(2,446m)。 ここにも20人くらいが登頂していた。北峰はやや広い平地でゆっくりと休める。黒沢ヒュッテの方から来る人も多いようだ。天気は良いのだが、すでにガスが出てきて北アルプスなどの遠くの山々は、はっきりと見えない。軽食を摂って休憩。 9:00. 北峰発。 南峰に戻る。 9:15. 南峰発。 多くの登山者が登ってくる。 9:40. クサリ場下。 9:50. 風穴、5分休憩。 10:35. 天狗堂、5分休憩。 11:00. 大谷ヒュッテ着。 ガスで山頂は全く見えない。軽食を摂る。 |
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北峰から南峰 |
11:20. ヒュッテ発。 置いておいた荷物を回収して下る。 11:50. 細い沢を過ぎたところで休憩。近くでガサゴソと音がするので見回すと、道の右手、沢方向の5mほどのところに熊がいた。ぎょっとしてストックを構えたが、熊はこちらを見てから姿を消した。ストックを叩き、何回も音を立てたが、シューシューという音が近くに聞こえて、まだ近くにいるようだった。早く離れた方がよいと思い、10mくらい下ったところで、右手の林のブナの木に小熊が2、3mの高さに登っていて、その下で親熊が子熊を見上げていた。こちらに気付いている様子だ。走ったら追ってくるかと思い、そろそろと下った。幸い、追われることはなく、すぐに熊の気配はなくなった。大きな音を出しても熊が逃げなかったのは子熊がいたからなのだろう。 12:15. 滝沢。 12:25. 登山道入口着。 ずっと日が差していなかったが、ゲレンデでは陽が当たっていた。5分休憩。 足が痛く、ゲレンデを下るのが辛い。両ストックを使い、小幅にチョコチョコと下る。11分かかった。 12:45. ケーブル山頂駅着。 すぐに乗車。 13:00. ケーブル駐車場着。 陽は当たっていたが、風は涼しかった。妙高山は雲に隠れていた。 13:10. 駐車場発(車)。 13:50. 帰宅。 33. 妙高山(1)へ |
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