138. 妙義山(みょうぎさん)
         相馬岳(そうまだけ)  1,104m

 
 群馬県、上毛三山。赤城山、榛名山とともに上毛三山と呼ばれる。
 険しい岩山で知られる。表妙義と裏妙義に分けられ、表妙義の最高峰は相馬岳。
 
登頂日: 平成18年(2006年)6月2日(金)
天 候:
行 程:
 
妙義神社−大の字−奥の院−天狗岳−相馬岳−鷹戻し−中之岳−
中之岳神社−妙義神社

6月2日(金)
  5:20. 妙義神社鳥居発
  5:30. 妙義神社、 5分休憩
  6:10. 大の字、  15分休憩
  6:30. 辻、    5分休憩
  6:40. 奥の院着、 6:45. 発
  7:00. 見晴
  7:20. 大のぞき、 5分休憩
  7:50. 天狗岳、  10分休憩
  8:10. タルワキ沢分岐
  8:25. 相馬岳山頂着
 
  8:55. 山頂発
  9:05. 国民宿舎への分岐
  9:40. 茨尾根のピーク、10分休憩
  10:00. ポッキリ自然道分岐
  10:50. 鷹戻し
  11:10. 第四石門分岐 
  11:20. 東岳山頂着、 11:25. 発
  11:38. 中之岳山頂
  11:50. 主稜のコル、 15分休憩
  12:20. 第四石門分岐、5分休憩
  12:40. 中之岳神社着、12:50. 発
  13:45. 妙義神社鳥居着

6月1日(木)
 明日、関東地方は雨が降らない予報なので、以前から是非登ってみようと思っていた表妙義の稜線の縦走をすることにした。昨年も妙義神社の入口まで来たのだが、雨が降る予報だったので、諏訪山・御座山の登山に変更したことがあった。

 15:30. 上越高田IC発(車)。 17:15. 妙義神社の鳥居前に着いた。鳥居のすぐ脇の「ひしや旅館」に「空室あります」と出ていたので、宿泊することにした。

6月2日(金)
 朝、旅館で作って貰ったおにぎりを食べて出発した。あまりよい天気ではないようだが、予報を信頼して登ることにした。

  5:20. 妙義神社鳥居発。 鳥居の下を通ってまっすぐに山に向かって登る。
  5:30. 妙義神社着。 神社は扉が閉まっていて建物は見られない。向かって右に行くと大の字への登山口がある。稜線は危険であること、熊に注意などと書かれている。登山届を出して出発する。
  5:35. 登山口発。 薄暗い林の中を急登する。鎖場を越すとすぐに大の字の肩に着く。
  6:10. 大の字着。 大の字は道から左へ10mくらい先の岩峰にある。6:25. 発。
  6:30. 辻。 第一見晴への分岐。奥の院への道が分からずウロウロする。
  6:35. 発。
  6:40. 奥の院着。
妙義神社鳥居

  6:45. 奥の院発。 稜線へは奥の院の右手の垂直に近い岩壁に付けられた鎖を登る。急な長い鎖場はここだけで、その先の岩場はそれほどではなかった。
  7:00. 見晴。 遠くはよく見えない。下の駐車場などが足元に見える。
  7:20. 大のぞき着。 「御嶽三社大神」の石碑がある。いくつかのピークを越してきたが「白雲山頂」の標識には気付かず、ここが白雲山頂だと思った。天狗岳に着いてから、このピークが大のぞきだったことに気付いた。
  7:25. 大のぞき発。 頂上からすぐに傾斜はそれほどではないが、長い鎖のある岩場がある。帰宅後、GPSをみたところ標高差は40mだった。そこから樹林の中の急坂を100m登り返す。
  7:50. 天狗岳着。 天狗岳の標識がある。奥の院から約1時間。思っていたよりも早く着いたのでほっとする。地図のコースタイムは1時間45分。
  8:00. 天狗岳発。 急坂を75m下る。
  8:10. タルワキ沢分岐。そこから80m登る。
     
 相馬岳山頂
 
   茨尾根のピークから相馬岳

  8:25. 相馬岳(標高、1,104m)着。 山頂は木々に囲まれていて、鷹戻しの方角だけが開けている。食事をとる。
  8:55. 相馬岳発。 50m下ると、9:05. 国民宿舎への分岐。さらに約150m下り、標高900mくらいから登りにかかる。登りになってしばらくすると痩尾根状のところが出てくる。
  9:40. 茨尾根のピーク(標高985m)着、休憩。 9:50. 発。
 10:00. ポッキリ自然道分岐。 ここには分岐する道があったが、女坂には分岐する道はなかった。標高930mまで下って登りにかかる。
 10:30. 鷹戻しへの鎖場の手前で、5分休憩(標高980m)。 
 その後、1本の鎖を登った後、長いハシゴを登り、さらに長い鎖を登る。何本あったか覚えていない。しかし、約10分で登り切れる(標高差、約60m)。
 10:50. 鷹戻し(標高1,055m)。 このときにはまだここが鷹戻しだとは分からなかった。ここからピークを3つ越したところに第四石門分岐があったので、鷹戻しは過ぎて東岳が近いことが分かった。
 11:10. 第四石門分岐。ピークを1つ越して、東岳に着く。
 11:20. 東岳山頂着。 標識はない。
 11:25. 発。
 11:38. 中之岳山頂着。 小さな石の祠がある。
 11:50. 主稜のコル着、休憩。
 12:05. 発。 すぐに長い鎖があるが、その下からはよい道となる。新緑の中を気持ちよく歩く。
 12:20. 第四石門分岐。 近くに見晴台があり、中之岳、東岳が見える。中之岳神社まで、0.4kmとある。 12:25. 発。
 12:35. 中之岳神社着。
 12:40. 下の中之岳神社着。
 身体を拭いて休む。
 12:50. 発。 車道から一本杉への道へ入る。平坦な道かと思っていたが、かなりの傾斜がある。ここの新緑も気持ちがよい。
 13:45. 妙義神社鳥居着。
東岳山頂から中之岳

中之岳神社

 相馬岳までは、奥の院脇と大のぞきからの下りの鎖場以外は、それほど険しいところはなかった。しかし、相馬岳から先は急な登り下りがあり、とくに鷹戻しの鎖場は険しい。また、その後もいくつかの急な鎖場があり、かなり山に登っている人でないとむつかしい。私は妙義神社の鳥居から中之岳神社まで7時間30分かかっている。単独行であり、奥の院から中之岳神社までは誰にも会わない登山だったが、登山者が多ければ鎖場などでかなりの時間が掛かると思われる。
 不安な気持ちで心に余裕がなかったために、ほとんど写真を撮らずにきてしまった。
 
 明日は、榛名山に登るつもりで「国民宿舎榛名吾妻荘」に電話をしたら、宿泊できるというので、榛名湖に向かった。

 14:30. 妙義神社入口発(車)。 15:30. 「国民宿舎榛名吾妻荘」着。

  137. 榛名山に続く。
 

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