67. 甲武信岳(こぶしがたけ)(2)  2,475m

 
 埼玉・山梨・長野県境、奥秩父山地

登頂日: 平成16年(2004年)6月19日(土)
天 候:
行 程:
 
毛木平−千曲川源流−甲武信岳−甲武信小屋(泊)
−三宝山−大山−十文字峠−毛木平

6月19日(土)
  8:15. 毛木平発
  8:45. 林道終点
  9:13. 5分休憩
  10:05. ナメ滝、 10分休憩
  11:00. 15分休憩
  11:30. 千曲川源流着、12:00. 発
  12:15. 稜線、  10分休憩
  12:47. 甲武信岳山頂着
  13:05. 山頂発
  13:20. 甲武信小屋着(泊)
6月20日(日)
  5:50. 甲武信小屋発
  6:05. 稜線、  10分休憩
  6:40. 三宝山、 5分休憩
  7:20. 尻岩、  15分休憩
  8:05. 武信白岩山への分岐
  8:40. 大山、  15分休憩
  9:25. 十文字小屋着、9:50. 発
  10:10. 八丁坂の頭
  10:30. 10分休憩
  11:25. 毛木平駐車場着
 
6月19日(土)
 職場の仲間、女性2人と甲武信岳に登る。
 台風6号が接近してきているが、今日はまだその影響はない予報だ。
 5時、上越高田IC発(車)。 長野から東京方面への高速道は、対面交通のところがなくなって走り易くなった。まだ、工事中の部分があるが、あと数ヶ月で完成のようだ。
  7:40. 毛木平着。 現在は、100台くらい駐車できる駐車場があり、トイレや休憩所が整備されていた。平成9年に来たときには、駐車場はなく、林道の脇に駐車した。

  8:15. 毛木平発。 朝食を摂ってから出発。千曲川源流に向かう。よい天気だ。ベニバナイチヤクソウの群生が見られるところでは、時期が遅くて咲き残りが少し咲いていただけだった。ゆっくりと林道のように広い道を歩く。キンポウゲ、シロバナヘビイチゴ。
  8:48. 林道状の道から登山道になる。ウグイス、オオルリ、コルリ、ルリビタキ、ミソサザイ、ヒガラ、エゾムシクイ(?)。
  9:13. 広葉樹林の中の右手から流れる小さな沢のところで5分休憩。
 10:05. ナメ滝、10分休憩。 これまで沢の左岸を登ってきたが、右岸に渡り、再び左岸に戻る。さらに右岸に渡るころから、これまでの広葉樹林から針葉樹林となってくる。
 11:00. 15分休憩。 コマドリ、クロツグミ、メボソムシクイ。再び、左岸に渡り、しばらくすると千曲川源流に着く。 
 11:30. 千曲川源流着。 もっと先だと思っていたが、意外に早く着いた。源流の湧き水の近くにオサバグサが咲いていた。おにぎりなどを食べて休んでいると、20名くらいの団体登山者が登ってきた。
 12:00. 千曲川源流発。 針葉樹林の中を急登する。
 12:15. 稜線に出る。30分くらいはかかるかと思っていたが、早く着いた。
 12:25. 発。 しばらく樹林帯の中をなだらかに登ると、岩肌の山頂部が見えてくる。山頂部の西側の一部だけ高木がない。コイワカガミ、ミツバオウレン、コケモモ。山頂直下は急坂だが、10分くらいで山頂に着く。
千曲川源流の標柱

甲武信岳山頂から富士山

甲武信岳山頂から国師岳・金峰山

 12:47. 甲武信岳山頂着。 快晴に近い。富士山、金峰山、瑞牆山が見えるが、南アルプスの山々ははっきりとしない。10名くらいの登山者がいた。早いのでゆっくりと山頂で過ごそうと思ったが、先程の団体が登ってきて、混雑してきたので小屋に行くことにした。
 13:05. 甲武信岳山頂発。すぐにシラビソの樹林となる。急坂を下る。
 13:20. 甲武信小屋着。 前回(平成9年)のときと小屋は変わっていないが、小屋の前に木製のテラスが作られていた。3年くらい経つという。小屋は、シラビソ、ガケカンバ、ナナカマドなどの樹林の中にある。早速、ビールを飲む。500円。
 14:00. 受付開始で、一番に手続きをした。1泊2食付、7,500円。今日の宿泊者は65人くらいだという。外でウイスキーを飲んで過ごした。
 夕食は6時から、カレーライス。寝るスペースは2畳に3人の割合。あまりよく眠れなかった。

6月20日(日)
 夜中に雨音がしていたような気がしたが、外は濡れていなかった。しかし、霧が濃く、今にも雨が降りそうな様子だ。
 5時に朝食。雨具をすぐに出せるように仕度をして小屋を出る。ごく弱い霧雨。

  5:50. 甲武信小屋発。 小屋から甲武信岳に登らずに三宝山に行く道ができていた。山頂に行っても展望は望めないので、その巻き道を行く。倒木の多いシラビソ林を進む。倒木は苔で覆われている。
  6:05. 稜線に出る。そのまま歩き始めたが、風で梢からの雫が落ちたり、雨も少し降ってきたので、雨具を着用した。 6:15. 発。稜線もずっと針葉樹林となっている。
  6:40. 三宝山着。 6:45. 発。どんどんと下る。ほとんど雨は当たらなくなった。
  7:20. 尻岩着。 雨具を脱ぐ。
  7:35. 尻岩発。 急傾斜の岩礫の道を登る。一つのピークを西側に巻いて過ごし、ハシゴのある岩のピークを越す(8:00)。そのピークから、北に頂上に標柱が立っている大きな岩山が見える。そこが武信白岩山だった。鎖に掴まって岩のピークを下る。
 武信白岩山も西側を巻く。
  8:05. 武信白岩山山頂への分岐に着く。岩が脆いので登らないようにと書いてある。そこからかなりの急坂を下る。アズマシャクナゲがちらほらと咲いていた。
アズマシャクナゲ

大山山頂

  8:40. 大山着。 薄日が射すこともある。  8:55. 大山発。さらに急坂を下る。
  9:25. 十文字小屋着。 小屋のおばさんは長岡の出身だという。小屋の周りのシャクナゲの花は終わっていた。
  9:50. 小屋発。 10:10. 八丁坂の頭。  10:30. 沢で10分休憩。
 新しい木の橋を渡るとすぐに千曲川源流への道との分岐に出る。
 11:25. 毛木平の駐車場に着く。 陽射しが強い。

 以前に金峰山に来たときに、金峰山荘で入浴できたので、そこで入浴して食事をするつもりで、金峰山荘に向かった(11:45)。
 12:00. 金峰山荘着。 ところが、入浴は2時からで、食事も出来ないというので、キャンプ場の休憩所で持参の食べ物を食べて、帰宅の途中の温泉で入浴することにした。
 13:00. 金峰山荘発(車)。
 13:30. 「鹿の湯」着。入浴。 14:30. 「鹿の湯」発。
 17:00. 上越高田IC着。

  67. 甲武信ヶ岳(1)
 

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