228. 袈裟丸山(けさまるやま)  1,961m

 
 栃木・群馬県境、足尾山塊。
 一等三角点のある前袈裟丸を袈裟丸山と呼ぶ。最高峰は奥袈裟丸山。
 
登頂日: 平成19年(2007年)6月24日(日)
天 候:
行 程: 折場登山口=賽の河原=小丸山=前袈裟丸山=後袈裟丸山(往復)

6月24日(日)
  5:50. 折場登山口発
  6:40. 賽の河原、 5分休憩
  7:25. 小丸山、  5分休憩
  8:20. 前袈裟丸山着、8:30. 発
  9:00. 後袈裟丸山頂着
 
  9:20. 後袈裟丸山頂発
  9:45. 前袈裟丸山
  10:30. 小丸山、 5分休憩
  11:10. 賽の河原
  11:45. 折場登山口着

  226. 高原山からの続き

6月24日(日)
 昨日は鶏頂山・釈迦ヶ岳に登り、草木湖の東岸にある国民宿舎「サンレイク草木」に泊った。
 4:40. 国民宿舎発(車)。
 5:20. 折場登山口着。 駐車場には休憩舎とトイレがあり、登山口の脇に水場がある。朝食を摂る。曇っていて陽が射さない。ホトトギス、ウグイス、コルリ。
 
  5:50. 折場登山口発。 階段状の道から始まる。すぐに分岐があり、北周り(健脚者向)、南周り(一般者向)とある。南周りをとる。すぐ上で合流する。やや急傾斜の林の中を登ると左側斜面が背の低い笹原になっているところに出る。笹原の右端、林との境を登る。振り返ると赤城山が見える。笹原から林に入ってしばらくするとベンチがあり、右に分岐する道がある。つつじ平というところか。道はなだらかになり、林の中にはレンゲツツジがところどころに咲いていたが、盛りは過ぎてしまっている。
展望台から袈裟丸山

賽の河原

  6:37. 展望台。 前袈裟丸、後袈裟丸、中袈裟丸、奥袈裟丸が連なって一望できる。
  6:40. 賽の河原着。 いくつもの岩の上に石が積み上げられている。 6:45. 発。
 きれいなカラマツ林や雑木林、あるいは草原などを緩やかに登降していく。
  7:25. 小丸山着。 袈裟丸山が間近に見える。 7:30. 発。下り8分で鞍部に着く。シラカバの疎林になっていて、カマボコ型の避難小屋がある。テントが2張、張ってあった。鞍部から緩やかに登って、やや右に巻いてから下る。5、6人の登山者とすれ違った。避難小屋かテントに泊った人たちだろうか。気持ちのよいシラカバ林の緩やかな登りの後、針葉樹林に入り、急登が始まる。シロヤシオが多い。メボソムシクイ、ルリビタキ、ジュウイチ、シジュウカラ、ヒガラ。急登約15分で前袈裟丸の山頂に着く。

   
 前袈裟丸山頂

   前袈裟丸裏から後袈裟丸

  8:20. 前袈裟丸山着。 曇っていて遠くの山々は見えない。
  8:30. 前袈裟丸山発。 後袈裟丸山に向かう。シャクナゲの木が多くなり、盛りを過ぎた名残の花がいくつか咲いていた。シャクナゲのトンネルをやや急傾斜に下った後、緩やかに下って行く。鞍部の八反張は少し崩壊しているがそれほど危険ではない。鞍部の後袈裟丸側の斜面にハクサンコザクラが群生して咲いていた。急登15分で後袈裟丸山頂に着く。
  9:00. 後袈裟丸山山頂着。
 山頂は狭い。犬を連れた男性が先着していて、その後もう一人が登ってきた。2人とも群界尾根の方からきている。おにぎりを食べて休憩。ふと見ると前袈裟丸へは通行禁止の標識があった。前袈裟丸山には禁止の標識はなかったと思ったが、帰りに確認してみるときちんと標識が出ていた。知らずに入ってしまったが、それほど危険ではなかった。
  9:20. 後袈裟丸山発。
  9:45. 前袈裟丸山。 男性2人が登頂していた。その後、下山途中で15人くらいの人と会った。
後袈裟丸山頂、後方は前袈裟丸山

 10:30. 小丸山着、5分休憩。 11:00. 賽の河原。
 11:45. 折場登山口着。

 12:00. 登山口駐車場発(車)。 12:20. 国道122号に出る。
 赤城山の南麓、353号を通って帰ることにする。富弘美術館は相変わらずの人気だ。
 13時ころから雨が降り出した。途中で昼食。
 14:05. 赤城IC。 14:50. 六日町IC。 16:40. 帰宅。

 これで、関東北部、東北南部の三百名山は登り終わった。
 


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