144. 乾徳山(けんとくさん) 2,031m |
山梨県、奥秩父山地。 武田信玄の菩提寺である恵林寺の西北(乾)の方角にあることから名付けられたという。 恵林寺開山の夢窓国師は、「心頭滅却すれば火もまた涼し」の言葉で知られる。 |
登頂日: | 平成17年(2005年)11月19日(土) |
天 候: | 晴 |
行 程: | 大平荘−月見岩(扇平)−乾徳山−(下山道)−国師ヶ原−大平荘 |
11月19日(土) 7:20. 大平荘発 7:35. 登山口 7:57. 道満尾根、 3分休憩 8:35. 月見岩、 10分休憩 9:10. 休憩5分 9:35. 乾徳山山頂着 |
10:00. 乾徳山山頂発 10:07. 水のタル 11:00. 国師ヶ原、 10分休憩 11:25. 道満尾根 11:40. 登山口 11:50. 大平荘着 |
11月18日(金) この週末は、冬型の気圧配置の予報なので太平洋岸の天気はよいだろうと思い、乾徳山と国師ヶ岳に登る予定で出発する。 9:10. 上越高田IC発(車)。 10:25. 梓川SA、5分休憩。 11:45. 勝沼IC。 12:10. 恵林寺着。 13:10. 恵林寺発。 14:20. 大平荘着。 |
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恵林寺 |
恵林寺 |
恵林寺は武田信玄の菩提寺で墓もある。カエデの紅葉と松の緑、寺院の建物の色合いが調和していてきれいだ。近くの食堂で昼食を摂る。 11月19日(土) |
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大平牧場上部から富士山 |
乾徳山登山口 |
7:35. 登山口発。 最初だけ階段状の広い道があるが、その後はカヤの中の狭い道となり、カヤを掻き分けて登る。分岐するところには登山道の印があり、迷うことはない。10分も登ると林道状の広い道になるが、車は通れそうもない道だ。 7:55. 山側の斜面にパイプから水が出ている。 7:57. 道満尾根の徳和からの道と合流する。 8:00. 発。林道から離れて尾根を直登する。5分ほどで国師ヶ原からの道を左に分けて、さらに道満尾根を登る。15分も登ると平坦な道となる。落葉した梢の間から南アルプスの山々が見える。 8:35. 月見岩着。 ススキ原の中に大きな岩。国師ヶ原からの道と合流する。富士山が正面に見える。 8:45. 発。すぐ上に扇平と書かれた板が立っていた。ススキ原を抜けるとコメツガ林の急登が始まる。 9:10. 道のすぐ左手の絶壁の上の岩場で5分休憩。 岩の多い道を登り、鎖の付いた岩を登り切って山頂部をみると、大きな岩の上に一人、その岩を一人が登っているのが見えた。鎖の付いたその岩を登り切ると山頂だった。 |
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乾徳山山頂 |
山頂から富士山 |
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山頂から光・聖・赤石・悪沢岳 |
山頂から塩見・農鳥・間・北・仙丈岳 |
9:35. 乾徳山山頂着。 2人は中年の夫婦だった。徳和から登ってきたようだ。快晴で風もなく、寒くはない。360度の展望ができる。ゆっくりと展望を楽しむ。 10:00. 山頂発。 夫婦は元の道を戻るようだ。私は北へ下山道を下ることにする。山頂直下の岩場は急でハシゴが何ヶ所か設置されている。 10:07. 水のタル。 稜線からコメツガ林の中の急坂を下る。30分くらい下ると広葉樹とカラマツ林になり、やっと緩やかなトラバース道となる。 11:00. 国師ヶ原着。 ここは十字路になっている。その2分くらい手前に高原ヒュッテがある。国師ヶ原は小さい湿原のようになっているので、天気の悪いときに休むには高原ヒュッテの前の方がよいだろう。 11:10. 発。緩やかに登った後、緩やかに下る。右手に富士山を眺めながらのんびりと歩く。 11:22. 道満尾根の合流地点に着く。林道から離れて尾根を下る。 11:25. 道満尾根、徳和への分岐。 11:40. 登山口。 11:50. 大平荘着。 12:00. 大平荘発(車)。 12:25. 国道140号に出る。牧丘で昼食(ほうとう)。 |
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塩山付近から乾徳山 |
今日のうちに大弛峠に行っていれば、明日は楽になるので、大弛小屋に電話したところ、すでに閉めているとのこと。また、雪があるというので、どうしようかと思ったが、どんな状況なのか、峠まで行ってみることにした。 13:30. 牧丘発。 塩平、焼山峠、柳平を通って行く。道は完全に舗装されている。大弛峠の数キロ手前から日陰のところには凍りついた雪がうっすらと道路を覆っていたが、慎重に行けば問題はなかった。約1時間かかった。峠の駐車場はほぼ満車の状態だった。 塩山温泉まで戻る。 16:00. 塩山温泉で数軒に断れたが、「井筒屋」に泊ることができた。 233. 国師ヶ岳に続く。 |
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