19. 飯豊山(いいでさん)  2,105m
      N25. 飯豊大日岳(いいでだいにちだけ)  2,128m

 
 新潟県新発田市・阿賀町境。飯豊連峰(越後山脈北部)の最高峰。
 
登頂日: 平成23年(2011年)9月17日(土)
天 候:
行 程:
 

弥平四郎祓川駐車場=疣岩分岐=三国小屋=切合小屋(泊)
=飯豊本山=御西小屋=大日岳(往復)


9月16日(金)
  5:45. 祓川駐車場発
     途中、10分休憩
  7:50. 上ノ越着、 8:00. 発
     途中、20分休憩
  9:33. 巻岩山着
     途中、30分休憩
  10:20. 疣岩分岐、 5分休憩
  10:40. 疣岩山
  11:00. 15分休憩
  11:35. 三国小屋着、 12:15. 発
  13:05. 七森、  10分休憩
  13:30. 5分休憩
  14:00. 切合小屋着(泊)
9月17日(土)
  5:35. 切合小屋発
  6:05. 草履塚
  6:40. 御前坂
  7:05. 5分休憩
  7:25. 本山小屋、 10分休憩
  7:50. 飯豊本山山頂
  8:10. 駒形山、  15分休憩
  8:35. 玄山道分岐
  9:10. 御西小屋着、 9:25. 発
  10:15. 5分休憩
  10:45. 大日岳山頂着
 
  11:05. 大日岳山頂発
  12:05. 御西小屋着、 12:15. 発
  12:50. 玄山道分岐、 10分休憩
  13:15. 駒形山
  13:38. 飯豊本山着、 13:48. 発
  14:00. 本山小屋、 5分休憩
  14:25. 御前坂、  10分休憩
  14:52. 姥権現
  15:05. 5分休憩
  15:15. 草履塚
  15:40. 切合小屋着(泊)
9月18日(日)
  6:10. 切合小屋発
  6:28. 種蒔
  6:45. 七森
  6:55. 5分休憩
  7:30. 三国小屋着、 7:45. 発
  8:25. 疣岩山
  8:35. 疣岩分岐、 15分休憩
  9:20. 松平峠、  10分休憩
  10:25. 15分休憩
  10:55. 祓川山荘
  11:10. 祓川駐車場着
 
 飯豊連峰は、平成8年8月に、家内と奥胎内ヒュッテから大石山に登り、主稜線を縦走して、祓川駐車場に下りたが、時間がなくて最高峰の大日岳は登らずに終わっている。今回は大日岳を目指して弥平四郎から往復することにした。

9月15日(木)
 15:20. 上越高田IC発(車)。 17:00. 阿賀野川SA。
 19:00. 弥平四郎祓川駐車場着。 西会津ICまで高速で行ったが、津川ICからの方がよかったようだ。5台、駐車してあったが、人はいなかった。車中泊。

9月16日(金)
  5:45. 祓川登山口発。 新コースは新長坂コースよりも30分ほどコースタイムが短いので新コースを登ることにした。しかし、出発直後から急登が続き、久し振りに重い荷物を背負っての登りは辛かった。
  6:25. 5分休憩。 長袖を脱ぐ。陽が射してきているが、登山道はブナ林の中で陽は当たらない。
  6:55. 支稜線に出て下り坂になる。
  7:10. 稜線への登りにかかる前に5分休憩。
  7:50. 上ノ越着。 1時間30分のコースタイムを2時間かかっている。
  8:00. 発。 稜線に出ても急傾斜の道が続く。 8:30. 10分休憩。
  9:10. 巻岩山の手前で10分休憩。
  9:33. 巻岩山を通過。道の傾斜は緩くなる。
  9:40. 軽食を食べて休憩。いつの間にか30分経っていた。 10:10. 発。
 10:20. 疣岩分岐着。 ここまで4時間30分かかっている。最後の休憩の30分を引いても4時間かかった。 10:25. 発。
 10:40. 疣岩山。樹高が低くなり、直射日光が当たる。周囲の展望が開けてくるが、遠い山々は雲に覆われている。 11:00. 15分休憩。
三国小屋から大日岳

種蒔から飯豊本山

 11:35. 三国小屋着。 まだ時間が早いのでゆっくりと休む。大日岳は少し姿を見せるときもあるが、ほとんど雲に隠されていた。
 12:15. 三国小屋発。
 13:05. 七森で10分休憩。 13:15. 発。
 13:40. 種蒔まで登ると切合小屋の建つ広い尾根が見えてくる。
 14:00. 切合小屋着。
 小屋前には水が引かれていた。管理人や登山してきた人の話では、御西小屋の水場はほとんど期待できないようだった。そこで、今日はここに泊まり、明日、軽装備で大日岳を往復して明日もここに泊ることにした。

切合小屋

 3時ころから曇ってきて、周囲は見えなくなってきた。
 ここの食事は、夕食はカレーライス、朝食は味噌汁に生卵と漬物だけに決まっているようだ。
 この日の宿泊者は10人くらいで、テントも数張りだけだった。
 夜は、深い霧に包まれていた。


9月17日(土)
 朝になっても、深い霧は晴れない。風も少し強いが、雨具を着ないでも寒くはない。
 
  5:35. 切合小屋発。 風は西風で尾根の東側では風が弱い。緩やかに10分ほど下ってから登りになる。
  6:05. 草履塚。登り切ったピークに草履塚の標柱。そこから下り切った鞍部に姥権現の標柱(6:20)。道の反対側に石仏がある。
  6:25. 御秘所。この上は岩場の道が続く。
  6:40. 御前坂。少し広い広場になっていて、御前坂の標柱がある。ここから急な登りが続く。休まずに進んだが、本山小屋まで登れずに途中で休憩。 7:05. 5分休憩。

  7:25. 本山小屋着。
 小屋にはだれもいなかった。霧が深く、風もあって吹き曝しなので、雨具を着た。
  7:35. 発。 緩やかに下ってから登り返して飯豊本山の山頂に着く。
  7:50. 飯豊本山山頂着。
 写真だけ撮って進む。
  8:10. 駒形山着。 岩陰の風の当たらないところで軽食を摂って休憩。 8:25. 発。
  8:35. 玄山道分岐。
  9:05. 御西岳。分岐から御西小屋まで緩やかな道だが距離は長い。
  9:10. 御西小屋着。 ここでも小屋にはだれもいなかった。時々梅花皮岳などの主稜線の山々が見えるが、すぐに霧に隠される。
飯豊本山山頂
 
御西小屋から北股岳、烏帽子岳

  9:25. 御西小屋発。 15分ほど緩やかに下ってから緩い登りになる。背の低いハイマツやササなどの草原状のところを進む。
 10:15. 大日岳山頂への最後の急登の手前で、5分休憩。
 ここから急登25分で山頂に着いた。御西小屋から山頂までの間に男性単独行2人と一組の夫婦に出会った。
 10:45. 大日岳山頂着。
 周囲はまったく見えない。風の当たらないところで軽食を摂って休憩。
 11:05. 山頂発。
 大日岳山頂

 
 12:05. 御西小屋着。 御西小屋から大日岳まで、行きで1時間20分、帰りで1時間、休憩を入れても2時間30分で往復できるようだ。
 12:15. 御西小屋発。  
 12:50. 玄山道分岐。巻道はあまりよくないようなので(通行禁止か)、本山を通って帰ることにした。13:00. 発。
 13:15. 駒形山。 13:38. 飯豊本山、10分休憩。
 14:00. 本山小屋、5分休憩。
 14:25. 御前坂、10分休憩。 14:52. 姥権現。 15:05. 5分休憩。
 15:15. 草履塚。
 15:40. 切合小屋着。
 
 往復約10時間かかった。早い人は8時間で往復するようだ。ほとんど霧の中を歩いてきただけの登山だったが、雨に降られなかっただけでも幸いだった。
 昨日よりも多くの宿泊者がいる。また、5時過ぎに20人以上のツアーの客が到着して混雑したが、1畳半に一人くらいのスペースで寝ることができた。

9月18日(日)
 今朝も小屋は深い霧に包まれていた。ツアーの人たちは4時半ころに出発して行った。私は下るだけなのでゆっくりしていた。
 
  6:10. 切合小屋発。  6:28. 種蒔。  6:45. 七森。 6:55. 5分休憩。
  7:30. 三国小屋着。 下るに従って陽が射してきた。 7:45. 発。
  8:25. 疣岩山。疣岩山への登りが少しつらい。
  8:35. 疣岩分岐着。 8:50. 発。新長坂ルートを下ることにする。滑り易いザレた痩せ尾根を下る。傾斜もかなりきつい。
  9:20. 松平峠着。 9:30. 発。ここからは道の傾斜は緩くなるかと思っていたが、かなり強い傾斜の道が続く。十森の水場は気付かずに通り過ぎた。道の左手の狭い岩の間から細い水の流れのある場所があったが、そこが十森の水場だったのか。次第に疲れてきて足の踏ん張りがきかなくなってきたが、山腹をトラバースするように下る細い道が続き、適当な休憩場所がない。
 10:25. やっとブナ林の中に入って休憩。  10:40. 発。
 10:50. 水場。ここから祓川山荘まで水を引いているようだ。
 10:55. 祓川山荘。小屋の前後10分くらいは平坦だが、すぐに急な下りになる。左右に沢の音を聞きながら、急傾斜の道を下って沢に下り立つ。橋を渡って少し登り返して弥平四郎の登山口に着いた。
 11:10. 弥平四郎登山口着。
 
 弥平四郎登山口から疣岩分岐まで、どちらのコースでもかなりきつい。コースタイムはどちらも3時間くらいだが、荷物が重いともっとかかると思う。
 飯豊山はどの登山口から登っても、主稜線の端まで、標高差1,000mを登らなくてはならない。最短でも4時間を覚悟しておいた方がよいだろう。
 
 11:30. 駐車場発(車)。 10数分で弥平四郎の集落。
 12:30. 津川。昼食。 13:00. 発。 15:00. 上越市帰宅。

  19. 飯豊山(1)
 


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