79. 鳳凰山(ほうおうざん)(1) 
        観音岳(かんのんだけ)  2,841m  

 
 山梨県甲府盆地の西。南アルプス主脈の東端。

登頂日: 平成9年(1997年)10月11日(土)
天 候:
行 程:
 
夜叉神峠登山口−夜叉神峠小屋(泊)−苺平−薬師岳小屋(泊)−
薬師岳−観音岳−地蔵岳−白鳳峠−白鳳峠入口−広河原

10月10日(金)
  13:00. 夜叉神峠登山口発
  14:05. 夜叉神峠小屋着(泊)
10月11日(土)
  5:30. 夜叉神峠小屋発
  6:30. 10分休憩
  6:50. 杖立峠
  7:30. 15分休憩
  8:20. 苺平、  5分休憩
  8:50. 南御室小屋着、9:20. 発
  10:35. 薬師岳小屋着
     薬師岳、観音岳往復
     薬師岳小屋(泊)
10月12日(日)
  5:30. 薬師岳小屋発
  5:40. 薬師岳山頂、 5分休憩
  6:10. 観音岳山頂着
  6:20. 山頂発
  7:25. アカヌケ沢の頭、10分休憩
  7:50. 地蔵岳
  8:20. アカヌケ沢の頭、15分休憩
  9:15. 高嶺、  5分休憩
  9:55. 白鳳峠、 10分休憩
  11:20. 10分休憩
  11:55. 白鳳峠入口
  12:10. 広河原着
 
10月10日(金)
  7:00.自宅を車で出発。 10:00.韮崎IC。
 広河原に車を停めて、バスで夜叉神峠まで戻るつもりでいたが、広河原に近くになると渋滞していて車が進まない。そこで、アカヌケトンネルの手前の駐車スペースに車を停めて、ちょうど来ていたタクシーで夜叉神峠に向かった。

 13:00.夜叉神峠東登山口発。
 14:05.夜叉神峠小屋着。 小屋近くの広場には大勢の人がいたが、ほとんどはここまでのハイキングの人たちだった。明るい秋の日差しの中、カラマツや広葉樹の紅葉がきれいだ。また、北岳、間ノ岳、農鳥岳がはっきりと眺望できた。
 

10月11日(土)
  5:30.空が明るみ始めたころに夜叉神峠小屋を出発。あまり太くないシラビソの樹林が続く。
  6:30.10分休憩。
  6:50.杖立峠の道標。
  7:30.鉄骨の小さなヤグラのある開けたところで、15分休憩。
  8:20.苺平着。 同じ造りのヤグラがある。5分休憩。
  8:50.南御室小屋着。 食事をしてゆっくりと休む。
  9:20.小屋発。
 10:35.薬師岳小屋着。 晴れてはいるが、気温は低く、風が強い。今日はここに泊まる予定で、時間があるので、薬師岳、観音岳に行ってくることにする。
 小屋から薬師岳までは10分くらい。燕岳や甲斐駒ヶ岳と同じように、灰色の巨岩が積み重なり、白い砂地に緑のハイマツと低いカラマツの黄葉が山肌を彩っている。
 同じような稜線を緩やかに登って、約30分で観音岳(鳳凰三山の最高峰)に着く。上空は晴れているのだが、周囲から雲が沸いてくる。地蔵岳のオベリスクや甲斐駒ヶ岳は間近に見えるが、北岳の方向はよく見えない。薬師岳の後方に富士山がときどき姿を見せる。
 

夜叉神峠小屋前から北岳

薬師岳小屋付近から観音岳

観音岳から甲斐駒ヶ岳

 
10月12日(日)
  5:30.薬師岳小屋発。 まだ薄暗い。
  5:40.薬師岳山頂着。 明るくなってきた空に富士山が青く大きく浮かんでいる。そして、刻々とその色が変化していく。
  5:45.日の出。北岳、間ノ岳なども朝日に染められていく。観音岳までの間、周囲の山々の色の変化を楽しみながら登る。
  6:10. 観音岳着。 農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳が間近に見える。
  6:20. 観音岳発。 
  7:25.アカヌケ沢の頭着、10分休憩。
  7:35. 地蔵岳に向かう。賽の河原と呼ばれる鞍部には、たくさんの地蔵様が置かれてある。オベリスクの上まで登れるかと思って行ってみた。最後の大きな岩のところは、ロープが張ってあって登れないことはなさそうだったが、かなりの高さがあり、手を滑らせて落ちると危険なので、そこは登らずに下りた。
  8:20.アカヌケ沢の頭に戻る。 8:35.発。
  9:15.高嶺着。5分休憩。
  9:55. 白鳳峠着。10分休憩。 東広河原沢に下る。沢の上部のガレ場から正面に北岳が聳えて見える。また、カラマツとハイマツのコントラストがきれいだ。
 11:55.白鳳峠入口に着く。林道を下って、12:10.広河原着。さらに林道を歩いて、
 12:40.車を置いた場所に着いた。

 17:40.帰宅。

  79. 鳳凰山(2)
 

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