17. 朝日岳(あさひだけ)
        大朝日岳(おおあさひだけ)  1,871m

 
 山形・新潟県境。朝日連峰(越後山脈北端)。「朝日・飯豊山地」。
 最高峰、大朝日岳山頂は山形県。

登頂日: 平成9年(1997年)7月25日(金)
天 候:
行 程:
 
朝日鉱泉−鳥原小屋(泊)−小朝日岳−大朝日岳−竜門小屋(泊)
−寒江山−狐穴小屋−以東岳−ウツボ峰−大鳥小屋(泊)

7月24日(木)
  10:30. 朝日鉱泉発
     途中20分休憩
  12:45. 金山沢着、 13:10. 発
  14:45. 鳥原小屋着(泊)
7月25日(金)
  4:35. 鳥原小屋発
  5:00. 鳥原山
  6:35. 小朝日岳着、 6:50. 発
  8:10. 銀玉水、  15分休憩
  9:00. 大朝日小屋
  9:15. 大朝日岳山頂着、 9:30. 発
  10:00. 金玉水着、 10:30. 発
  12:00. 西朝日岳
  13:20. 竜門小屋着(泊)

7月26日(土)
  4:30. 竜門小屋発
  5:25. 南寒江山、 5分休憩
  5:45. 寒江山
  6:15. 北寒江山
  6:35. 狐穴小屋着、 7:05. 発
  8:10. 15分休憩
  9:30. 以東岳着、  9:50. 発
  10:40. ウツボ峰、  10分休憩
  12:35. 大鳥小屋着(泊)
7月27日(日)
  6:15. 大鳥小屋発
     七ツ滝を通る
  9:15. 泡滝ダム
  9:25. バス停着

 
7月24日(木)
  5:00.自宅を車で出発する。長女も同行して下山する大鳥に迎えに来てもらうことにした。
 10:00.朝日鉱泉着。 長女は車で引き返す。朝日鉱泉ナチュラリストの家の裏の吊橋を渡って登り始める。快晴。

 10:30.朝日鉱泉発。 3日分の食料と寝具を持って登山をするのは、飯豊山以来のことだ。分岐を右に進む。すぐにブナ林の中の急登となる。普段の登山では、このような急登は早朝の涼しいときに登ることが多いのだが、今日は時間が遅くて気温が高く、荷物も重いので汗が吹き出てくる。
 11:20.10分休憩。 993mピークから谷を隔てて大朝日岳が見える。
 12:05.10分休憩。 尾根から右手の沢に下る。
 12:45.金山沢着。 きれいな水で汗を拭き、ゆっくりと休む。
 13:10.金山沢発。
 14:00.10分休憩。
 木道の敷かれた湿原に出ると、湿原の左手前方の小高い山の上に小屋がある。小屋の少し手前に沢があり、水場が近くてよい。
 14:45. 鳥原小屋着。 きれいなしっかりとした小屋だ。

7月25日(金) 
鳥原小屋

鳥原山から大朝日。小朝日岳

  4:35. 鳥原小屋発。 すでに朝日が小屋を照らしている。快晴。
  5:00. 鳥原山山頂。 大朝日岳、小朝日岳が朝日に映えている。 5:35. 5分休憩。
  6:35. 小朝日岳山頂着。 北に月山が大きく横たわっている。
  6:50.山頂発。 熊越まで標高差150mくらいの急坂を下る。ダケカンバの枝でホシガラスが鳴いていた。少し登り返すと低いハイマツと草付きの広い尾根道になる。
小朝日岳山頂から大朝日岳

小朝日岳から月山

  7:40. 小ピークで10分休憩。 斜面のところどころでコバイケイソウが群落を作っている。他にハクサンシャジン、ハクサンオミナエシ、ミヤマトウキ、アオノツガザクラなど。
  8:10. 銀玉水、15分休憩。
  9:00. 大朝日小屋。 かなりの登山者がいて、昨夜は大分混雑したようだった。
  9:15.大朝日岳山頂着。
 快晴。月山、蔵王、磐梯山、飯豊山などの山々が見える。これから向かう中岳、西朝日岳への稜線が見渡せるが、以東岳の山頂は雲がかかっていた。
  9:30.山頂発。
大朝日岳山頂

 10:00.金玉水着。 マツタケ雪渓の脇で食事をする。 10:30.金玉水発。
 11:25.10分休憩。
 12:00.西朝日岳。
 13:20.竜門小屋着。 比較的新しくきれいな小屋だ。小屋の前まで水が引いてある。
 竜門山からは朝日連峰の全部の峰が見渡せる。
 この夜の小屋の宿泊者は20名くらいだった。

 途中で咲いていた花は、ハクサンシャクナゲ、ヨツバシオガマ、イワオトギリ、チシマギキョウ、タテヤマリンドウ、ニッコウキスゲ、チングルマ、ヒナザクラ、イワイチョウ、コバイケイソウ、アザミsp、ハクサンフウロ、ウサギギク、ミヤマウスユキソウ、アオヤギソウ、マルバダケブキ、ミヤマクルマバナ、ハクサンイチゲ、ムカゴトラノオ、ハクサンオミナエシ、ハクサンシャジンなど。
 
  119.以東岳に続く。
 


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