04. 阿寒岳(あかんだけ)
        雌阿寒岳(めあかんだけ)  1,499m 

 
 北海道釧路市阿寒地区。千島火山帯。

登頂日: 平成14年(2002年)7月7日(日)
天 候:
行 程:
 
雌阿寒温泉−(雌阿寒温泉コース)−雌阿寒岳−(オンネトーコース)
−オンネトー−雌阿寒温泉

7月7日(日) 
  5:15. 雌阿寒温泉登山口発
  5:32. 1合目 
  5:47. 2合目、 5分休憩
  5:57. 3合目
  6:15. 4合目
  6:25. 5合目、 10分休憩
  6:50. 6合目
  6:55. 7合目
  7:05. 8合目
  7:31. 雌阿寒岳山頂着
 
  7:50. 山頂発
  8:08. 阿寒富士への分岐
  8:20. 7合目、 8:27. 6合目 
  8:43. 5合目、  7分休憩
  9:03. 4合目、  9:15. 3合目 
  9:24. 2合目、  9:33. 1合目
  9:42. オンネトー登山口駐車場着
  10:30. 駐車場発
  10:45. 分岐
  11:30. 雌阿寒温泉着
 
  03.斜里岳からの続き

7月7日(日)
 今日の行程は短いのでゆっくりと出発することにした。昨夜のうちに作って貰ってあったおにぎりを食べて出発する。雨はほとんど降っていないが、雲が低く垂れ込み上部は何も見えない。 

  5:15.登山口発。 宿泊した野中温泉ユースホステルから出て少し右手に登山口がある。暗いアカエゾマツの樹林帯を進む。ルリビタキ、ウソ、コガラ。
  5:32.1合目。ミソサザイ、コマドリ。
  5:47.2合目。針葉樹林帯の中、ゴゼンタチバナが咲いていた。
  5:57.3合目。高い木が少なくなり、背丈ほどのハイマツだけとなる。
  6:15.4合目。ハイマツの背丈が低くなり、傾斜がきつくなる。
  6:25.5合目。ハイマツも次第に少なくなり、岩礫地となる。10分休憩。
  6:50.6合目。 6:55. 7合目。
  7:05. 8合目。岩礫地の登りが続く。1合目の間が10分くらいなのですぐに頂上かと思ったが、ここからは少し長かった。傾斜が緩やかになってしばらく歩くと円盤状の台があり、そこが山頂だった。
  7:31.雌阿寒岳山頂着。 誰もいない。霧で周囲は何も見えない。ツィーツィーツィーというような鳥の声が聞こえた。見ると上空をツバメが飛び交っている。アマツバメか。パンとコーヒーを摂って休んでいると、単独行の男性と4人グループの男性が登ってきた。写真を撮り合う。ときどきに薄日が差し、霧が少し晴れて火口が見えるようになるが、すぐにまた霧が深くなる。
  7:50.山頂発。 霧で何も見えない。火口からの下りはかなり急傾斜だ。
  8:08.阿寒富士への分岐(8合目)。30人くらいの団体と行き会う。砂礫にイワブクロ、メアカンフスマ、メアカンキンバイが霧に濡れて咲いていた。コマクサは見付からなかった。
メアカンフスマ

メアカンキンバイ

  8:20.7合目。ハイマツ帯となる。 8:27.6合目。
  8:43.5合目着。 8:50.発。アカエゾマツの樹林帯となる。コマドリ、ルリビタキ。
  9:03.4合目。 針葉樹林の中。ミソサザイ、ヒガラ、ウソ、ホシガラス。
  9:15.3合目。 9:24.2合目。少し雨が降り出してきた。 9:33.1合目。
  9:42.オンネトー登山口駐車場に着く。 キャンプ場にはりっぱな管理棟があるが、誰もいなかった。トイレもきれいだ。時間があるのでゆっくりと食事をして休む。カラスを数羽見かけたが、他に鳥の声もせず静かで、小雨が降り続いていた。
 10:30.管理棟を出て雌阿寒温泉への遊歩道に入る。エゾシャクナゲの花が数輪咲いていた。雨はほとんど降っていないのだが、狭い道の両側から低い背丈のエゾアカマツの葉からの水滴が身体にかかる。熊が出そうな林なので鈴をつけて歩いた。花はないし、鳥の声もしない。ときにアカゲラの声がするだけ。心細い気持ちになる。
 11:30.野中温泉駐車場に着く。 昨日泊ったYHで入浴、休憩した。

 13:07.YH前のバス停から阿寒湖畔行きのバスに乗る。
 13:30.阿寒湖畔着。バス代、560円。
 遊覧船発着場近くの予約しておいた「湖畔乃宿いこい」に入る。湖畔の食堂が兼業している小さな宿だった。周りには大きくて豪華で立派なホテルがいくつもある。夕食までの時間があるので散歩に出た。ビジターセンターを見てから、阿寒湖畔遊歩道を歩く。ボッケという熱湯が吹き出ている沼地を見て、湖畔を歩いて宿に戻った。周りのホテルの観光客が30分毎に出る遊覧船に大勢乗り込んでいく。この宿の客は私一人だけだった。食事は結構おいしかった。

7月8日(月)
  8:25.阿寒湖畔発。 女満別空港行きのバスに乗る。バス代、5,890円。
 阿寒パノラマコースといって、摩周湖、硫黄山、屈斜路湖、美幌峠を回って女満別空港に着く。どこもかなりの観光客が出ていた。しかし、どこも霧でほとんど何も見えなかった。
 13:00.女満別空港着。

 13:40.女満別空港発。10分遅れ。 15:10.新潟空港着。
 16:40.新潟駅発(高速バス)。  19:00.高田駅着。 
 

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