21. 安達太良山(あだたらやま)(1) 1,700m |
福島県二本松市西方、奥羽山脈南部。 |
登頂日: | 平成11年(1999年)5月30日(日) |
天 候: | 晴、強風 |
行 程: |
野地温泉−鬼面山−箕輪山−鉄山−安達太良山−くろがね小屋− 奥岳登山口 |
5月30日(日) 4:55. 野地温泉発 5:10. 旧土湯峠 5:50. 鬼面山、 10分休憩 7:10. 箕輪山着、 7:40. 発 8:20. 鉄山避難小屋、10分休憩 8:40. 鉄山、 5分休憩 9:00. 峰の辻への分岐 9:20. 安達太良山山頂着 |
9:40. 山頂発 10:30. くろがね小屋着 11:30. 小屋発 途中、20分間タケノコ採り 13:15. 奥岳登山口着 |
5月29日(土) 13:30. 上越市発(車)。 北陸道、磐越道を通り、猪苗代ICから一般道に出る。 16:45. 「ホテルマウント磐梯」着(野地温泉、新野地温泉、鷲倉温泉は満員で宿泊予約ができなかった)。 5月30日(日) 4時に出発の予定だったが、目を覚ましたのが4時。 4:40. ホテル発(車)。 約10分で野地温泉に着いた。朝日が眩しい。旅館の前に広い駐車場があったので、無断で駐車させてもらう。野地温泉ホテルに向かって左手に登山口がある。 4:55. 登山口発。 朝日の射し込むブナ林の中を登る。小鳥の囀りが気持ちよく聞こえる。ウグイス、コルリ、キビタキ、ヒガラ、シジュウカラ、キツツキ類のドラミング、遠くにカッコウ、ホトトギスが鳴いていた。15分ほどで笹原となり、横向温泉からの道と合流する旧土湯峠に着く。目の前の左に鬼面山、右に箕輪山が見える。遠くに磐梯山が浮かんでいる。鬼面山までコメツツジやドウダンツツジの群落が続いている。道端には、ミツバオオレン、ツマトリソウ、スミレ類、コイワカガミなどが咲いていた。 5:50. 鬼面山山頂着。 山頂は風が強い。北に茫洋とした吾妻連峰がところどころに雪を抱いて横たわり、西には磐梯山が霞んで見えた。 6:00. 鬼面山発。 遮るもののない吹き曝しの道で、西の方の谷から冷たい風が吹き上がってくる。指が千切れそうに凍えてきた。10分ほどで鞍部に着いた。風当たりが弱くなって陽も当たり、登り坂となって身体が温まってきてほっとした。潅木の中にシャクナゲが混ざってくるが蕾は少ないようだ。 7:10. 箕輪山着。 低い潅木の陰に風を避け、身体が冷えないように雨具を着て食事を摂る。三角点は分からなかった(帰宅後、本をみると、東の方に外れてあるらしい)。 7:40. 箕輪山発。 大した傾斜ではないが、道の土が滑り易くて歩きにくい。下りの中ほどで今日初めて登山者と行き逢った。途中、ミネズオウが咲いていた。笹平分岐から登るに従って植物が少なくなる。風が強くなる。 8:20. 鉄山避難小屋着。 ゴミ一つない、きれいな小屋だ。小屋の温度計は7℃だった。風が当たらず、ゆっくりと落ち着ける。 |
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8:30. 避難小屋発。 10分くらいで鉄山に着く。ここでやっと安達太良山の山頂がはっきりと確認できた。西の足元には沼の平の白茶けた粘土色の谷が拡がっている。 鉄山から南に少し下った鞍部からくろがね小屋が東の沢の下に見えるが、道は封鎖されている。また、沼の平への道も通行禁止になっている。 タクシーを呼んで野地温泉に向かう。 |
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鉄山から安達太良山 |
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安達太良山山頂 |
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くろがね小屋 |
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ムラサキヤシオ |
地形や風の強さなど、那須岳に似た雰囲気の山だ。ちょっと風が強かったが、ゆっくりと楽しめた。地図は昭文社のものが分かり易く、コースタイムも私たちにちょうどよい時間だった。 21. 安達太良山(2)へ 21. 安達太良山(3)へ |
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