病院へ行こう(2006年6月6日〜16日) 上から読んで下さい。

06-06-06

 57歳にして、初めての入院!

聖路加国際病院は病室はすべて個室で、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫付きになっています。プライバシーが保て家族は、24時間面会OKとなっています。さて、今回の入院の目的は右目の治療です。主人は20年ほど前から、左目の視力が衰え、右目も13年ほど前から見えにくくなりました。あちこちの眼科で診てもらいましたが、原因も分からず、病名も分からないまま過ぎてしまいました。8年前始めてここの病院で病名が分かり、治療を受けています。

06-06-07

 緊張の手術前!

今日いよいよ右目の手術です。今まではMPPの治療をしてきましたが、今回は網膜の前にできた薄い膜(特発性黄斑上膜)を除去する手術です。私と娘は待合室で無事に手術の終わることを祈りつつ待っていました。2時間ほどで手術が無事終わりました。主人の話では目の中に器具が入り、膜を取り除く様子がしっかりと見えたそうです。硝子体の変わりにガスを入れたので、2週間ほどは極力うつ伏せでいるようにと言われたそうです。これは大変な苦行です。

06-06-10

 左目だけでは辛いなあ!

手術をした右目はドクターのOKが出るまではガーゼとギッテル(眼帯)で使えません。もともと左目の視力がないところへもってきて、見えるほうの右目が使えないのは、移動にも、食事を摂るのにもすべてに大変そうです。コーヒーを飲みに行ったロビーで、私と間違えて他の人の所へ座りそうになった。そんな風で確かに不自由そう。看護師さんたちの顔も見えないので、声で誰か判断しているようです。見えない部分は聴力で補う。病院にも慣れてきた頃です。

06-06-15

 広々とした談話室!

明るい日差しいっぱいの各階にある談話室。そこは読書室でもあり、面会に来た方たちの待合室にもなっています。病院内のあちこちにピンクのエプロンをしたボランティアの方たちが生き生きと働いています。ちょっと解らないことは気軽に聞くことができ、何より笑顔が素敵な皆さんです。この談話室でコーヒーを飲みながら、とりとめのない話を主人とします。色んなことがよく分かってない私にイライラしながら・・・こんな時間も長い人生の中では、いいもんだなあ・・・

06-06-15

 ちゃくちゃくと減量大作戦!

設備、環境とも申し分のない病院ですが、食事はいまひとつ。私はお産でしか入院したことがないのですが、お産後の病院の食事は美味しくて、量もたっぷりだったと記憶してます。ここはカロリー計算された、まさしく健康メニュー!11日間もこんな食事を摂って、しかも禁酒の状態が続けば、減量、肝機能の改善は確実でしょう。目も良くなって、健康にもなる!私も、見習わなくちゃ!でも私は連日フレンチ、イタリアン、インド、インドネシア料理でした!スミマセン・・・・

06-06-16

 やったあ、退院だあ!

退院の日にちをめぐっては、二転三転ありましたが、OKがでまして、無事退院!しばらくは無理をせずに養生しますが、ガスが吸収されれば、きっとよく見えるようになるのではと思っています。目の病気は本当に日常生活に不便この上なく、また人からはちょっと分かってもらえない所があるので、色々主人も苦労をしましたが、諦めずに医学の進歩もあり、手術までこぎつけました。どうぞ皆さまも、目を大事にして下さいね。元気で毎日暮らせることに感謝しながら。

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