吉川タイムズNEWS市民記者取材活動支援基金LINKinfomation



吉川タイムズ創刊宣言(2012.2)

  2002年7月、既存の新聞とは異なる第三の道を目指す、オルタナティブな新聞、インターネット新聞が日本に初めて誕生した。普通なら新聞社を興そうとすれば、輪転機の設備やらで大規模な資本を要するが、インターネットに紙は不要だ。パソコンがあれば事足りる。まさにジャーナリズムの革命だった。全国の市民一人ひとりが記者となって、記事を投稿する。もしくは、自ら立ち上げたメディアに記事を書く。ニュースとは上から与えられるものであったはずなのだが、市民自らがニュースを発信する時代。市民目線のニュースが、記者クラブ制度(発表ジャーナリズム)に依存し、時に権力と化すオールドメディアの限界と弊害に挑む時代がやってきたのだった。
  さて、今日、メディアは一層、進化・多様化している。スマートフォン等、モバイルの浸透というハードの進化に加え、X、フェイスブック、インスタグラムといったSNSの普及、さらには動画投稿サイト・YouTubeが登場。こうしたSNSの登場でローカルメディアの可能性は飛躍的に高まっている。まさに、2000年初期のインターネット新聞の目標がいまこそ、花開く時がきている。過疎化が進む上越市吉川区の再生と活性化を、市民メディア・地域メディアにより手助けできないか?吉川区の市民目線の情報交流の一助となりえないか?ふるさとにネットメディアを活用した、ローカルNEWSを届けたいと思う。

<主宰・profile>

tamio(ハンドル)

  上越市吉川区出身。國學院大學文学部卒。都内高校教員を経て、民間教育団体・東大教育研究所(終)入所。小・中・高校生対象に山梨県,静岡県,新潟県,北海道などで季節学校を企画・運営。その後、フリーに。クライアントは小学館、ダイヤモンド社、NHK出版、リクルート社、東洋経済新報社、大日本印刷など多数。1990年代は放送ジャーナリストとして放送専門誌「放送文化」(NHK出版)や「新・調査情報」(TBS)、テレビ情報誌に執筆の場を移した。フジテレビ「週刊フジテレビ批評」に出演。TBSの「TBSレビュー」に出演。著作は単行本として、「超伝導ビジネス」(共著・プレジデント社)、「個人視聴率戦争」(リベルタ出版)、「テレビ大人のみかた」(ダイヤモンド社)があるほか、新書として宝島社から「実録視聴率戦争」を出版した。
  こうしたなか、2003年、日本初の市民記者参加型の日本インターネット新聞社JanJan(02年7月9日創業)入社。代表は竹内謙氏(元鎌倉市長・元朝日新聞編集委員)。09年4月同社を退社。同年5月、ダイヤモンド社発行のテレビ情報誌「テレビステーション」の編集業務を手伝う編集プロダクションに入社。さだまさしの連載コラムなどを担当した。2011年3月の東日本大震災が契機となり、翌2012年2月、非営利市民メディア「吉川タイムズ」を創刊。2012年10月、外資系新聞社に入社。関東地域の日本語記事を担当し、地域メディアの手法を学ぶ。2014年4月、吉川区にUターン。活動を本格化した。

著作の一部


アクセスカウンター