116. 焼石岳(やけいしだけ)  1,548m

 

 岩手県、奥羽山脈中部、焼石連峰。


登頂日: 平成22年(2010年)7月9日(金)
天 候:
行 程: ツブ沼登山口=銀明水=泉水沼=焼石岳(往復)

7月9日(金)
  7:15. ツブ沼登山口発
  8:05. 金山沢、 10分休憩
  8:55. 石沼
  9:15. 10分休憩
  9:40. 分岐
  10:00. 銀明水着、 10:10. 発
  10:45. 5分休憩
  11:20. 泉水沼、 5分休憩
  10:45. 焼石岳山頂着

  
  11:50. 山頂発
  12:05. 泉水沼、 15分休憩
  13:05. 銀明水着、 13:15. 発
  13:30. 分岐
  14:05. 10分休憩
  14:40. 金山沢
  15:15. 登山口着


7月8日(木)
 今週は、焼石岳と和賀岳を登る予定で出発する。 
 15:00. 上越市発(車)。 17:30. 磐梯山SA。 19:30. 長者原SA(車中泊)。

7月9日(金)
  5:00. 長者原SA発(車)。 
 焼石岳の中沼登山口への尿前渓谷への道が封鎖されていた。そこの案内では近くに別の道があるように表示されていたが、2回往復したが入り口が分からなかった。仕方がないのでツブ沼登山口に向かう。帰宅後、ネットを見ると、尿前渓谷への道は封鎖されているという情報があり、登山前にしっかりと調べておく必要を痛感した。
  6:45. ツブ沼登山口駐車場着。 広い駐車場があり、トイレもある。駐車場には2台が駐車してあった。着いたときにちょうど出て行く単独男性がいた。朝食を摂り、登山の準備をする。

  7:15. ツブ沼登山口発。 国道を150mほど山に向かって進むと、新しい国道(まだ開通していない)と合流する。そこに登山口がある。階段状の道を登って林の中に入る。後はひたすら樹林の中の緩やかな道を進む。あちこちに泥濘がある。

  8:05. 金山沢着。10分休憩。 さらにブナ林の中を緩やかに登っていく。岳山の山頂を通る道は廃道になっている。
  8:55. 石沼。登山道が石沼側で崩壊しているところがあるが、危険はない。小さなピークを越して登りになる。
  9:15. 「銀明水まで1.9km」の標識で10分休憩。
  9:40. 中沼コースとの分岐。中沼へは右に下る。左へ折れて山の方に向かう。さらにブナなどの樹林の中を登っていく。
 10:00. 銀明水着。 道の右手から水が湧き出ている。水量は多くないが冷たくてきれいな水だ。小さな広場があって、いくつかのベンチが設置されている。

銀明水

 10:10. 銀明水発。 避難小屋はすぐ先の沢の手前で右に折れて登った小高いところにある。山頂へは沢を渡って登っていく。少し登ったところに残雪があったが、ここだけでその上にはまったく雪はなかった。銀明水から上は潅木帯となり、高い木はなくなる。背の高いササ原の中を大小の石がごろごろしている道が続いている。
 10:45. 木道に出たところで5分休憩。 さらに登っていくとササの背が低くなり、ときどき焼石岳の山頂も見えるようになる。また、湿原状のところや草原状のところが現れて高山植物も目に入ってくる。

避難小屋

ヒオウギアヤメ

リュウキンカ

ハクサンチドリ

 
エゾウサギギク

ヒナザクラ 

チングルマ

 11:20. 泉水沼着。 沼の先に焼石岳の山頂が見える。沼の辺には数台のベンチがある。 10:25. 発。
 10:45. 焼石岳山頂着。
 晴れているのだが遠望は利かず、岩手山や鳥海山など見えなかった。しばらくすると男性が反対の方向から登ってきた。私が駐車場に着いたときに出発していった人で、東焼石岳などを回ってきたという。
 11:50. 山頂発。
 12:05. 泉水沼着。 ベンチに腰掛けておにぎりを食べる。日陰がなくて暑い。
 12:20. 泉水沼発。 下り2分で姥石平分岐がある。花の写真を撮りながら下る。

   
   泉水沼

   
 焼石岳山頂

   山頂から泉水沼、横岳

 13:05. 銀明水着。 13:15. 発。 13:30. 中沼コース分岐。
 14:05. 石沼の少し先で10分休憩。 14:40. 金山沢。
 15:15. 登山口着。
 
 焼石岳は、急坂はなくて登り易いといえるが、とにかく長く歩いたという印象だ。銀明水まではブナなどの樹林帯の中の泥濘の多い道を進む。銀明水からは両側をササや潅木に囲まれた大小の石の重なる歩きにくい道が続く。上部になると湿地帯にヒオウギアヤメ、ヒナザクラ、リュウキンカ、エゾウサギギク、ハクサンチドリ、チングルマなどが見られるが、それほどの規模ではない。
 山頂からの展望は、薄曇で残念ながら遠くの山々は見られなかった。

 15:40. ツブ沼駐車場発(車)。 397号線を秋田県に向かう。秋田県の大森山の方からが一番短時間で登れるようだ。
 18:00. 道の駅「なかせん」着。 車中泊。

7月10日(土)
 1時半頃にかなり強い雨が降り、一時止んだが、4時頃から再び降り出した。天気予報では雷雨もあるようだ。それでも真木渓谷に向かってみる。

  5:30. 道の駅発。 5:50. 真木渓谷に入る手前の小さな公園に着く。食事を摂りながら様子をみるが、雨は降り続いている。遠く秋田まで来たので、多少の雨ならば登るつもりでいたが諦めた。

  6:05. 真木渓谷入口発(車)。 6:40. 大曲IC。 7:20. 北上JC。
  7:40. 前沢SA、 8:00. 発。 9:30. 国見SA、 10:00. 発。
 10:55. 磐梯SA、11:25. 発。 14:00. 帰宅。
 


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