35. 高妻山(たかつまやま) 2,353m |
新潟・長野県境、妙高火山群戸隠連峰。 |
登頂日: | 平成7年(1995年)8月6日(日) |
天 候: | 晴 |
行 程: | 戸隠キャンプ場=一不動=五地蔵山=高妻山(往復) |
8月6日(日) 3:50. 戸隠キャンプ場発 5:55. 一不動、 15分休憩 7:25. 五地蔵山、 20分休憩 8:50. 10分休憩 9:55. 高妻山山頂着 |
10:35. 山頂発 11:35. 10分休憩 12:15. 五地蔵山 12:45. 三文殊、 15分休憩 13:15. 一不動 14:05. 鎖場下の水場、10分休憩 15:15. キャンプ場着 |
8月5日(土) 午後、自宅を車で出て、約2時間で戸隠キャンプ場に着く。夏休みの最中で週末でもあり、戸隠キャンプ場は賑やかだった。牧場事務所の前の駐車場で車中泊。 8月6日(日) 3:50. まだ暗いうちにライトを点けて出発。 牧場の中を進む。牧場の柵を抜けると沢沿いの道になる。だんだん明るくなり、ライトなしでも歩けるようになった。沢の傾斜が急になってくる。1時間30分くらい登ると目の前に岩壁が現れた。不動滝だ。8月のこの時期、水は少ししか落ちていなかった。水場は滝の下の沢が最後で、地図にある一杯清水には水はなかった(このときには水はなかったが、平成15年10月には水が流れていた)。滝を左に巻いて登る。鎖が取り付けられている。これを越えると一不動はすぐだ。 |
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5:55. 一不動着。 6:10. 一不動発。 ここからは尾根伝いの道となる。東側に崖が切れ落ちているところもあるが、危険はない。 二釈迦。 三文殊。 四普賢。 7:25. 五地蔵山着。 牧場から登ってくれば、一不動から五地蔵までコースタイムの45分では無理ではないかと思う。きつい登りもあり、いくつかのピークを登り降りしなければならない。20分休憩。 7:45. 五地蔵発。 陽射しがだんだん強くなった。 六弥勒。 七観音。 八薬師。 九勢至。 十阿弥陀。 六、七、八とピークを越え、九勢至からは低潅木や笹の中の道となる。ここからの最後の登りもきつい。ときどき立ち止まって休みながら登った。十阿弥陀に来れば山頂はすぐだ。 9:55. 高妻山山頂着。 山頂は狭い。少しガスがかかっている。遠くに少し雲が浮かんでいるが、ほぼ快晴。西に白馬岳。北に妙高、火打、焼山。その間に雨飾。また、南には戸隠の岩峰が目前に見える(こちらから見える西側斜面は岩壁ではなく、緑が多い)。すぐそこに乙妻山が見えるが、往復2時間を行って来る元気はない。食事をして40分も休憩したが、山頂で会ったのは6、7人だった。 |
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八薬師付近から高妻山 |
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高妻山山頂 |
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ミネウスユキソウ |
オウバギボウシ |
クガイソウ |
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10:35. 山頂発。 花の写真を撮りながら、ゆっくりと下山した。お花畑はないが、登山道の側にはかなりの高山植物が咲いていた。山頂附近に、チシマギキョウ、ミヤマウイキョウ。尾根には、カワラナデシコ、イワオトギリ、ミヤマママコナ、ミヤマコゴメグサ、イブキジャコウソウ、ミネウスユキソウ、ハクサンシャジン、オオバギボシ、クガイソウ、ホタルサイコ、クサボタン、ツリガネニンジン、タムラソウ、シモツケソウ、ハクサンシャクナゲ、その他。特にハクサンオミナエシの黄色が目立った。 12:15. 五地蔵(途中休憩10分)。 12:45. 三文殊、15分休憩。 13:25. 一不動。 |
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カワラナデシコ、シナノオトギリ |
14:05. 鎖場の下に来てやっと一安心。顔を洗ったり、身体を拭いたりして、10分休憩。 15:15. 戸隠キャンプ場着。 |
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