145. 大岳山(おおだけさん)  1,266m

 
 東京都、奥多摩。 三頭山、御前山とともに奥多摩三山と呼ばれる。
  
登頂日: 平成16年(2004年)5月22日(土)
天 候:
行 程: 御岳山ケーブルカー−御岳山−大岳山−鋸山−奥多摩

5月22日(土)
  7:30. 御岳山ケーブルカー滝本発
  7:40. 御岳山駅着、 7:45. 発
  8:05. 御岳神社着
  8:05. 神社石段下
  8:42. 奥の院、  8分休憩
  9:05. 鍋割山、  5分休憩
  9:50. 大岳山荘、 10分休憩
  10:23. 大岳山山頂着
 
  10:30. 山頂発
  11:30. 鋸山、  10分休憩
  12:25. 鎖場、   10分休憩
  13:15. 愛宕神社
  13:40. 奥多摩駅着
 
5月21日(金)
 関東地方は台風が通過した後で、清々しい天気だというので、明日までは天気はもつだろうと思い、大岳山と武甲山に登ることにした。「かんぽの宿青梅」に宿が取れた。

 12:20. 自宅発(車)。 13:05. 「峠の茶屋」で昼食。 13:40. 発。
 15:30. 上里SA着。 15:45. 発。
 16:50. 「かんぽの宿青梅」着。

5月22日(土)
  6:30. 宿を出発(車)。 曇空。途中でサンドイッチやおにぎりなどを買う。
  7:00. 御岳山ケーブルカー滝本駅の駐車場に着いた。まだ、門が閉まっている。先着の車は2台。15分くらいで門が開いて駐車場に入る。身支度をしたり、サンドイッチを食べたりして、ケーブルの始発を待つ。
  7:30. ケーブルカー発車。 乗客は20人くらい。
  7:40. 御岳山山頂駅着。 すこし附近を見て回った。
 
  7:45. 山頂駅発。 駅を出てすぐ左手の舗装してある道を進む。しばらく歩いても水平だったり、下ったりして登りになる気配がない。そのうちに民宿のような、宿坊のような家が両側にいくつも並んでいる。登りになってすぐに神代のケヤキというすごく太いケヤキが右手に現れる。土産物店の並びを過ぎると、左手に鳥居があって、そこから御岳神社の石段が始まる。鳥居の正面の下の方から登ってくる人もいたので、駅の右手から来る道もあるようだ。これまでに聞かれた小鳥は、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロ、クロツグミ、ミソサザイ、ホトトギス、オオルリ。
  8:05. 御岳神社着。 長い立派な石段を登って着く。だれもいない。神社から大岳山に行けると思っていたのだが、道がよく分からない。右手の道を下って行ったら、先程登った石段の下に出た。そこに来た人に聞くと、石段のすぐ左手に大岳山への道があった。
     
 御岳神社

   奥の院

  8:10. 神社発。 ほとんど水平に歩く。長尾平分岐と思われる休憩地にはベンチがいくつも置いてある。天狗の腰掛杉の分岐の北側では、浄水場の建設が行われていた。
 奥の院へのコースをとる。ここから狭い尾根の急な傾斜となる。道の両側には杉が並木のように植えられている。ごく弱い雨や梢からの雫が落ちるので傘を差したり、差さなかったりしながら歩く。
  8:35. 杉並木が終わり、ブナなどの広葉樹林の中の九十九折の道となる。トラツグミ。
  8:42. 奥の院着(お堂)。 8:50. 発。お堂の左から急坂を登る。すぐに、広い頂上に出た。小さい祠がある。ここが奥の院の頂上か。頂上からの下りも急な岩の道だ。お堂から頂上部を通らない巻き道と合流すると、平坦な気持ちのよい尾根道となる。アオバト、コルリ。
  9:02. 鍋割山の巻き道分岐。ヒノキ林を登る。
  9:05. 鍋割山山頂着。 9:10. 山頂発。なだらかな尾根道で、尾根の東側はヒノキの植林地、西側はブナなどの広葉樹林とはっきりと分かれている。 9:20. 分岐。 
鍋割山巻き道分岐

大岳山荘

  9:50. 大岳山荘着。 山荘は薄暗い針葉樹の中にあって、小屋は古くて汚いようだが、いくつもの棟があるようだ。山荘の南側に開けた広場がある。わずかに薄日が射すこともあり、気持ちがよいので、ここで湿った服や傘を乾かしたりして、おにぎりを食べて休んだ。トイレの前の案内図に、これから下る予定の鋸尾根は転落事故が多くて危険だと書いてある。山荘の人に聞いてみたら、まったく問題ないということだったので、予定通り鋸山から奥多摩に下ることにした。
 10:10. 大岳山荘発。 登り口の神社にお参りをする。しばらくはヒノキ林だが、そのうちに急な岩の道になる。ケーブルで一緒だった夫婦とすれ違った。
 10:23. 大岳山山頂着。
 曇空で周囲の展望はできない。男性登山者2人。
 10:30. 山頂発。 山頂からすぐ下で急な岩道のところがあるが、それ以後はブナ、クヌギ、カエデなどの広葉樹林の尾根道が続く。傘を差さなくてもよい程度の小雨が降ったり、止んだりしている。傾斜もちょうどよく、気持ちよく歩いた。こちらからの登山者には10人くらい行き逢った。
 11:20. 御前山へと鋸山への分岐。
 11:30. 鋸山山頂着。 ヒノキの樹林の中。男性登山者が5人いた。ここまで来たのだから奥多摩三山の御前山にも登ってしまおうかとも思ったが、時間的に遅くなってしまうようなので、やはり予定通り鋸尾根を下って奥多摩駅に出ることに決めた。
大岳山山頂

 11:40. 鋸山山頂発。 急傾斜を下って、御前山への分岐から一つのピークを越えると、後は急坂やなだらかな坂をどんどんと下る。途中で5、6人と出会った。
 12:25. 鎖場分岐。岩場の上に出る。10分休憩。 「奥多摩駅まで3.1km」の標識。今は鎖場を通る人はいないようだ。
 12:35. 分岐発。 急な岩場にはハシゴが設置されている。ハシゴは4、5本あったか。特に危険なところはない。尾根道からヒノキの植林地の九十九折になる。
 13:08. 林道に出る。
 13:15. 愛宕神社着。 神社の裏の林を下ると急な石段に出る。
 13:25. 登計園地。 13:35. 登山口着。車道に出る。
 13:40. 奥多摩駅着。 駅前にはタクシーが2台いた。

 13:45. タクシーで御岳山ケーブルの駐車場に向かう。
 14:05. ケーブルの駐車場着。
 14:25. 駐車場発(車)。 秩父に向かう。
 15:25. 道の駅「あしがくぼ」着。 横瀬駅前の観光案内所で宿を紹介して貰った。
 16:30.「美あさ」着。宿泊。

5月23日(日)
 今日は武甲山に登る予定で、5時に起きてみると小雨が降っていて、山はまったく雲の中だ。雨の中を登るのもよいかなとも考えていたが、昨日、そんな山登りをしたので、今日はあまり登る気が湧かなかった。4時間くらいで来られそうなので、また出直すことにして、今日は帰ることにした。
  5:25. 「美あさ」発(車)。
  6:00. 花園IC。 6:10. 上里PA、食事。 6:40. 発。
 伊香保・渋川ICから沼田ICまで霧で高速道は通行止め。
  7:45. 沼田IC。 谷川岳PAで少し休憩。関越トンネルを抜けると青空だった。
 10:00. 自宅着。
 


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