S. 中西山(なかにしやま)  1,741m

 
 長野市鬼無里・小谷村境、西頚城山塊
 
登頂日: 平成23年(2011年)5月20日(金)
天 候:
行 程: 奥裾花自然園=中西山=天狗の鼻(往復)
  
 
5月20日(金)
  5:20. 駐車場発
  5:50. 中西山登山口
  6:10. 5分休憩
  5:55. アイゼンを着ける。
  7:45. 稜線に出る。 10分休憩
  8:10. 中西山
  8:25. 10分休憩
  9:15. 天狗の鼻着
 
  9:35. 天狗の鼻発
  10:17. 中西山着、 10:30. 発
  10:45. 稜線分岐、 15分休憩
  11:30. 沢で10分休憩
  11:55. 中西山登山口
  12:10. 休憩舎
  12:35. 駐車場着

 信州百名山の東山に登る予定だったが、中西山と東山の中間付近の「天狗の鼻」の先に急傾斜の雪面があり、下れそうもないのでそこから引き返した。山頂まで登山道があるようなので、秋にでも登るつもりだ。

5月19日(木)
 15:00. 上越市発(車)。 16:50. 奥裾花観光センター駐車場着。 車中泊。

5月20日(金)
  5:20. 駐車場発。 車道を約25分歩いて自然園の休憩舎に着く。その先に中西山登山道の標柱がある。
  5:50. 中西山登山口発。 昨年5月3日に堂津岳にきたときよりもかなり雪が少ない。登山道は地面が大分出ているが、残雪に覆われているところもあり、消えかかった足跡を探しながら進む。
  6:10. 5分休憩。 休憩地点の先に残雪があり、直進方向に進んだが道を失った。10分ほど行ったり戻ったりして、やっと登山道を見つけた。道は左方向に曲がっていた。雪が少なく登山道以外はブッシュで前に進めない。
  6:45. ブッシュが雪の下になり、雪の斜面に出た。雪上には微かだが足跡が見える。
  6:55. 斜面の傾斜が強くなってきて、アイゼンを着ける。しかし、気温が高く、雪が緩んでいるので、アイゼンがあまり効かない。稜線に近付くと傾斜はさらに強くなる。滑って転んだらどこまで落ちるか分からない。慎重に登る。稜線に出るときにも苦労した。3mくらいの雪の壁があって登れない。雪のないところは密集した竹藪で登れない。しかし、すこし右に回って何とか稜線上に出ることができた。
  7:45. 稜線に出る。登山道よりも中西山に近いところに出た。 7:55. 発。稜線の雪の上を進む。傾斜は緩い。
中西山山頂、右奥に天狗の鼻

  8:10. 中西山山頂着。 標柱が1本立っている。山頂は全面雪に覆われているが、残雪は10cmくらいだろうか。休まずに先に進む。この先、天狗の鼻までの稜線はほとんど登山道が出ていた。
  8:25. 軽食を摂って10分休憩。
  9:15. 天狗の鼻着。
 眺望がすばらしい。西方向には北から白馬岳、唐松、五竜、鹿島槍、爺ヶ岳くらいまでが連なっている。南には谷のさきに東山が大きく見える。東は戸隠連峰から高妻山。北には堂津岳の奥に火打山などの頸城三山が見える。しかし、春霞でぼんやり霞んでいるのが、残念だ。 
 9:25. 天狗の鼻から東山に向かう。
 しかし、下り始めて2分もしないところで急傾斜の雪面に出た。とても下れそうもない。周りは深い竹藪でそこも下れない。残念だが引き返すことにした。
  9:35. 天狗の鼻発。 中西山に向かう。
 10:17. 中西山着。 時間が早いのでゆっくりと休んでいくことにする。
東山山頂部

爺ケ岳、鹿島槍ケ岳、五竜岳

唐松岳、白馬鑓、白馬岳

乙妻山、高妻山

戸隠西岳連峰

 10:30. 中西山発。 雪の斜面を下るのは早い。6分で登りのときに稜線に出たところに着いた。このすぐ先からは稜線上に登山道が出ていた。
 10:45. 稜線分岐。 地図上の登山道よりも200mほど北にある。15分休憩。
 しかし、ここからすぐに斜面に降りることはできなかった。高い雪の壁が下れないし、その先には深い竹藪がある。さらに100mくらい北に進んだところに下れる場所があった。そこは昨年、堂津岳に来たときに稜線に着いたところのすぐ近くだった。雪のある場所を選んで下る。できるだけ右へ右へと下る。
 11:25. 登山道に出る。
 11:30. 沢で顔や体を拭いて10分休憩。
 11:55. 中西山登山口。 12:10. 休憩舎発。 12:35. 駐車場着。

 13:15. 駐車場発(車)。 15:05. 帰宅。
 


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