155. 毛勝山(けかちやま)  2,415m

 
 富山県、立山連峰北部(北アルプス北部)。
 剣岳の北に、黒部峡谷を挟んで白馬岳と対峙している。二百名山の難関の山の一つ
   
登頂日: 平成20年(2008年)8月9日(土)
天 候:
行 程: 阿部木谷出合=(西北尾根)=モモアセ山=毛勝山(往復)


 
8月9日(土)
  4:50. 登山口発
  5:45. 休憩(1)、 10分休憩
  6:40. 休憩(2)、 5分休憩
  7:15. 三角点(1,479m)、15分休憩
  8:15. 休憩(4)、 10分休憩
  9:10. 休憩(5)、 10分休憩
  10:05. 休憩(6)、 5分休憩
  10:52. 休憩(7)、 5分休憩
  11:20. 毛勝山山頂着
 
  11:40. 山頂発
   12:25. 休憩(6)、5分休憩
  13:15. 休憩(9)、5分休憩
  14:15. 三角点、  10分休憩
  14:55. 休憩5分
  15:30. 休憩5分
  15:50. 登山口着

 毛勝山は、残雪期に阿部木谷から毛勝谷の雪渓を登るのが一般的だが、かなりの急傾斜の雪渓で危険性が高いようなので、時間はかかるが安全な夏の尾根道を登ることにした。

8月8日(金)
 15:20. 上越高田IC(車)。
 16:15. 魚津IC。
 16:45. 阿部木谷出合着。 登山口を確認してから、阿部木谷の橋を渡ってすぐ左の広場に駐車する。「富山県の山」に記載されているほどは駐車できない。せいぜい5、6台だ。登山口には3台駐車できるスペースがある。登山口は橋から200mほど林道を登ったところにある。小さな板の標識があるが、車だと暗いときには見過ごすかもしれない。
 夜になっても蒸し暑くタオルケットだけで寝ていたが、夜中には気温が下がり、蒲団を掛けて眠った。満天の星空だった。
 
 
 
登山口
 

8月9日(土)
 4時半ころ、まだ薄暗いうちに2台の車が上がって行った。その後、1台車が入ってきて、登山者が1人出発していった。朝食にサンドイッチを食べてから出発した。
 
  4:45. 駐車地点発。 水は2.5Lを持った。登山口に3台駐車してあった。
  4:50. 登山口発。 林道から左の樹林帯に入る。すぐに急坂となる。今日は長丁場なので途中でバテないように意識をしてゆっくりと登る。それでも汗が噴き出てくる。約50分で尾根に出て緩やかな道となる。
  5:45. 休憩(1)地点。 筋肉疲労の予防に普段は穿かないトレッキングタイツを穿いてきたのだが、いつもはほとんど汗をかかない下半身にも汗が出ている。このままだと汗が出過ぎて脱水状態になるのではないかと思い、タイツを脱ぐことにした。汗ばんだタイツを脱ぐのに手間取り、10分費やしてしまった。

三角点(1,479m)

三角点から僧ヶ岳

 尾根道を登る。緩やかな部分が多いが、ところどころ急なところもある。
  6:40. 休憩(2)。右前方に毛勝山の山頂が見える。5分休憩。
  7:15. 休憩(3)。三角点(1,479m)。谷を隔てて北側に僧ヶ岳が見える。空腹を感じていたので、おにぎり2個を食べる。15分休憩。
  8:15. 休憩(4)。標高1,700mくらいのところ、大きな岩の陰で10分休憩。 岩を捲いて展望のある明るい尾根に出る。左手には僧ヶ岳、駒ヶ岳が見える。前方に針葉樹林のピークが見える。そこがモモアセ山かと思ったが、モモアセ山はもっと先だった。
  9:10. 休憩(5)。10分休憩。 雪が消えたばかりのような草付きを登る。
  9:25. モモアセ池。 チングルマ、ハクサンコザクラなどのお花畑がある。モモアセ山の山頂はよく分からなかったが、尾根状のところから左に下る辺りが山頂なのだろう。残雪の残る狭い沢状のところを下って左に折れて尾根に出ると前方に毛勝山の山頂が見える。山頂の手前に大きなピークが見える。少し下ってからピークへの登りにかかる。
 10:05. 休憩(6)。ピークの手前で5分休憩。 大清水の草原といわれる辺りか。ピークの東斜面を巻いて行く。ところどころにお花畑がある。山頂への最後の登りにかかる。
 10:52. 休憩(7)。急な坂が続き、山頂の手前で5分休憩。

チングルマ群生

大清水の草原から毛勝山山頂

毛勝山山頂

山頂から白馬岳

 11:20. 毛勝山山頂着。 山頂の東斜面はなだらかな草地になっている。今はほとんど花は咲いていない。白馬岳はよく見えるが、剣岳には残念ながら雲がかかっている。立山、薬師岳は完全に雲に隠されている。
 11:40. 山頂発。
 12:25. 休憩(6)地点、5分休憩。 13:15. 休憩(9)、5分休憩。
 14:15. 三角点、10分休憩。 14:55. 5分休憩。 15:30. 5分休憩。
 15:50. 登山口着。

 登りに6時間30分、下りに4時間。行動時間は11時間だった。道はしっかりとしていて雪のないこの時期は迷うことはない。距離が長くて大変だが、モモアセ山付近の湿原や草原はお花畑になっていて魅力のある山だ。もう少し楽に登れるような道ができれば人気の山になるだろう。

 16:10. 駐車地点発(車)。 16:45. 魚津IC。 18:00. 帰宅。
 


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