225. 景鶴山(けいづるさん)  2,004m

 
 新潟・群馬県境、尾瀬周辺。
 尾瀬ヶ原の北縁。入山禁止だが積雪期に登られている。
 
登頂日: 平成22年(2010年)4月30日(土)
天 候:
行 程: 鳩待峠=山ノ鼻=ヨッピ橋=与作岳=景鶴山(往復)



4月30日(土)
  5:05. 鳩待峠発
  5:50. 山ノ鼻着、 6:10. 発
  7:10. ヨッピ橋
  7:30. 尾根取り付き、10分休憩
  8:02. 笹山
  8:25. 5分休憩
  9:10. 5分休憩
  9:50. 与作岳着、 10:00. 発
  10:45. 景鶴山山頂着
 
  10:55. 山頂発
  11:30. 与作岳着、 11:40. 発
  12:10. 5分休憩
  12:35. 尾根取り付き
  12:50. ヨッピ橋、 10分休憩
  14:15. 山ノ鼻着、 14:25. 発
  15:35. 鳩待峠着
 
4月29日(金)
 この時期にしか登れない景鶴山の登山に向かう。天気はよいようだ。
 11:00. 上越市発(車)。 12:30. 六日町にて昼食。 13:00. 六日町IC。
 13:35. 沼田IC。 14:50. 鳩待峠着。
 
 鳩待峠の駐車場には20台くらいが駐車されていたが、夕方には10台くらいになった。峠の手前50mくらいの右に広い駐車場がある。 車中泊。
 アルコールを飲んでいると7時頃には眠くなって寝てしまった。10時頃にトイレに起きたときには月が煌々と照っていた。夜中に5、6台の車が着いたようだった。
 
4月30日(土)
 朝方は冷え込んで、車の窓ガラスには一面に霜が張り付いていた。昨日、道の下見をしたときに、踏跡がはっきりしないところもあったので、明るくなってから、4時半ころに出発するつもりでいた。

  5:05. 鳩待峠発。 道は完全に雪に覆われている。20〜30mほど前にスキーを担いだ男性が一人先行してくれていたので助かった。30分ほど下りの後、ほぼ平坦に進む。
  5:50. 山ノ鼻着。 テントがたくさん張ってあるかと思っていたが、4、5張りしかなかった。至仏山荘前で、軽食を摂る。
至仏山

燧岳

  6:10. 山ノ鼻発。 広い尾瀬ヶ原に出る。今日は晴れていて視界がよいので心配ないが、視界が悪ければいくら踏跡があるといっても、不安になるだろう。前方には燧岳が、振り返ると至仏山がよく見える。ここでも若い男女のペアーが先行してくれていた。
  6:42. 中田代三叉路。 男女は竜宮小屋の方に進んでいった。私は左に折れてヨッピ橋に向かう。最初のうちは足跡が少なく心配だったが、途中からははっきりとした踏跡があった。帰りに分かったのだが、三叉路を通らずにも行けたようだが、時間はほとんど変わりはない。
景鶴山

ヨッピ橋

  7:10. ヨッピ橋。 板は取り外されている。鉄骨の上を慎重に渡る。東電小屋を目指して進む。笹山に向かう取り付きを探しながら歩いていたら、尾根に向かう2人の踏跡があった。
  7:30. 尾根取り付き、7:40. 発。 2人の踏跡について登って行った。20分ほどで山頂近くなっても左の鞍部に向かわずに笹山の山頂に向かっていく。笹山の山頂に行っても大した違いはないようなので、踏跡に従って進んだ。
  8:02. 笹山。 2人の踏跡の他には踏跡はなかった。鞍部に下る。テントを張った跡があり、その先にはかなり多い踏跡が残されていた。
  8:25. 鞍部の先、登りに入る前で5分休憩。
  9:10. 右手に燧岳の見えるところで5分休憩。

与作岳

景鶴山山頂部

  9:50. 与作岳着。 軽食を食べる。
 10:00. 発。 与作岳から下り始めてすぐに始めての登山者とすれ違った。景鶴山の山頂部が見える。山頂近くはかなりの急傾斜のようだ。10分ほどで鞍部に着く。5、6人と行き逢う。山頂部への最後の登りに入る。山頂までに10人ほどと行き逢った。大きな岩を2つ巻くとすぐに山頂だ。尾瀬ヶ原方向は急傾斜な崖になっているが、危険を感ずるほどではない。
 10:45. 景鶴山山頂着。
 ちょうど誰もいない山頂だった。雲が出ているが、360度の眺望が得られた。東に燧岳、その左に会津駒ヶ岳、その左は会津朝日岳、浅草岳などか。北西に平ヶ岳、南西に至仏山が見えた。

   景鶴山山頂、後方は平ヶ岳

   
 山頂から至仏山

   山頂から燧岳

 10:55. 山頂発。 山頂直下で3人のボーダーとすれ違う。ケイズル沢は全面に雪があって滑降するのにちょうどよいだろう。
 11:30. 与作岳着、軽食。 11:40. 発。
 12:10. 登りで休んだところで5分休憩。 笹山の鞍部からは尾瀬ヶ原へはっきりとした踏跡があった。
 12:35. 尾根取り付き。 登ったところよりも手前に降りた。
 12:50. ヨッピ橋着。 頂上付近であった3人のボーダーが休んでいた。頂上から滑り降りたら、すごく気持ちよいことだろう。昼食を摂る。
 13:00. ヨッピ橋発。 尾瀬ヶ原は朝よりも雪が緩んでいて歩きにくい。
 14:15. 山ノ鼻着。 14:25. 発。
 15:35. 鳩待峠着。

 15:50. 鳩待峠発(車)。 17:20. 沼田IC。  18:30. 長岡JC。
 19:25. 帰宅。
 

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