金谷山(かなやさん)    145m

 
 上越市高田市街の西方。日本スキー発祥の地

登頂日: 平成28年(2016年)3月30日(水)から数日


 
日本スキー発祥記念館
 
男山山頂、「日本スキー発祥の地」
 

明治44年(1911年)1月、当時のオーストリア・ハンガリー帝国のレルヒ少佐が、高田の第13師団歩兵第58連隊の営庭や金谷山ではじめてスキーの指導を行ったことから、金谷山は「日本スキー発祥の地」とされている。
 上越市高田地区の人たちは、男山、女山といわれている付近を金谷山といっている。
 金谷山には小さなスキー場があり、冬はこどもたちがスキーを楽しみ、その他の季節、好天の日にはピクニックを楽しむ家族連れなどで賑わう。
 また、金谷山周辺は「心のふるさと道」として遊歩道が整備されている。今回、晴れた日に一日1時間半から2時間くらい、4日間かけて全部の遊歩道を歩いてみた。ヤマザクラ、コブシ、オオカメノキの花が咲き、また、カタクリの群落があちこちにあり、他にイワカガミ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、スミレが咲いていた。
 通常、金谷山といわれている男山、女山の西に三角点のある金谷山があることを知っている人は少ない。

レルヒ少佐像
 
 P 駐車場。日本スキー発祥記念館と「レルヒ」という小さな喫茶店がある。
 @  男山。「日本スキー発祥の地」の石碑が建ち、近くに展望台がある。
 A  女山。レルヒ少佐の像がある。
 B  ベルリン坂     C 白旗山。リフト終点  D 分岐
 E  金谷山       F 鉄塔、分岐      G 鉄塔、144地点
 H  車道(未舗装)   I 舗装道        J 向橋分岐
 K  モトクロス駐車場  L 分岐         M 96m三角点
 N  向橋分岐      O ホタルの宿      P 分岐
 粟谷入口      R 分岐         S 滝寺堤
 
所要時間

P→@  0:03

A→B  0:05

B→C  0:10

C→D  0:10

D→E  0:10

E→F  0:10

F→G  0:10

G→H  0:15

H→I  0:10

I→J  0:20

J→K  0:10

K→N  0:15

P→P  0:05

P→Q  0:10

R→F  0:15

@→S  0:20

N→J  0:10

K→M  0:10

D→P  0:05

S→@  0:25

 
 N向橋分岐から向橋への道は廃道に近い状態になっている。
 RからFは、右手の車道を上って行き、突き当りの石置き場から右に小さな沢を越えると廃道に近い道があり、Fまで行ける。Fから登山道を下ってみたが廃道状態だった。石置き場が見えたら藪を漕いで石置き場に出た方がよい。
 子供連れならば、三角点の金谷山から西には行かない方がよい。

 

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