168. 池口岳(いけぐちだけ)  2,392m

 
 長野・静岡県境、南アルプス深南部光岳の南西に位置する。
 平家の落人集落として知られる遠山郷の池口集落から登る。
 
登頂日: 平成21年(2009年)5月23日(土)
天 候:
行 程:
 

登山口=面切平=黒薙の頭=ザラ薙平=加加森山分岐=池口岳北峰
=南峰(往復)

 
5月23日(土)
  4:45. 登山口発
  5:25. 10分休憩
  5:45. 面切平
  6:30. コバイケイソウ群生地、
     5分休憩
  7:05. 黒薙の頭、   5分休憩
  7:45. 1,900mピーク、 5分休憩
  8:10. 標識
  8:20. ザラ薙平(テント場)
  8:55. 5分休憩
  9:50. 加加森山分岐、 10分休憩
  10:17. 池口岳北峰山頂着
  10:20. 北峰発
 
  10:50. 南峰着、 11:00. 発
  11:30. 北峰
  11:47. 加加森山分岐
  12:40. 5分休憩
  12:50. ザラ薙平
  13:00. 標識
  13:15. 1,900mピーク、5分休憩
  13:50. 黒薙の頭、   10分休憩
  14:15. コバイケイソウ群生地
  14:45. 面切平、 5分休憩
  15:20. 登山口着

5月22日(金)
 13:15. 上越高田IC発(車)。 梓川SAのパン屋でアンパンやバケットを購入。
 15:45. 飯田IC。 飯田市郊外のコンビニで夕食やおにぎりを購入。

 17:15. 池口岳登山口の避難小屋に着いた。1台の車もなく、だれもいなかった。避難小屋は2×3間のプレハブ小屋で、入口の他は畳が敷いてあり、畳は少し湿っぽい感じだった。雨が降ったら小屋で寝ようと思ったが、雨は降らなかったのでいつも寝慣れた車の中で寝た。8時半就寝。夜中には星空が出ていた。

5月23日(土)
 4時ころ起きてみると隣に車が1台止まっていて、男性が1人、登山の準備をしていた。千葉からきた新潟県西蒲区出身の人で、5月3日に笈ヶ岳に登り、先週は毛勝山に登ってきて、明日は黒法師岳に登るという。200名山登頂を目指しているのだろう。
 
  4:45. 登山口発。 避難小屋から100mほど下ったベンチのあるところから山に向かって入る。ヒノキの植林地の中を進む。トラツグミの声が聞こえた。
  5:25. 暑くて汗が出てきたので長袖を脱ぐ。10分休憩。
  5:45. 面切平。
 落葉が道を覆い、平坦なところでは道から逸れてしまうことがあるが、赤テープが適度に付けられているので迷うことはない。
  6:00. カラマツの林のピークを越し、緩やかに下ってから黒薙の頭への登りになる。急な登りが続く。
 
 面切平
 

  6:30. コバイケイソウが群生しているところで5分休憩。
 黒薙、南側が崩壊したガレの上から池口岳から鶏冠山の稜線が見える。
  7:05. 黒薙の頭、三角点がある。 7:10. 発。緩やかに下っていく。帰りには疲れているのでこの登りは辛いだろうなと思いながら歩く。痩尾根の鞍部から急な登りとなる。
  7:45. 左からの稜線と合流するピークに着く(1,900m)。5分休憩。 右に折れて稜線上を下る。北側が崩落している。聖岳がよく見えた。少し下って登り返す。
  8:15. 標識。

黒薙の上から池口岳(下山時)

黒薙の頭

1,900mピーク付近から聖岳

ザラ薙平(テント場)

  8:20. 利剣山。 南側の崩落したザラ薙の上に出る。そのすぐ先にザラ薙平の標識がある。テント場として利用されるところだ。その後しばらく平坦なシラビソ林の中を進む。
  8:55. シラビソ林の中で休憩5分。
  9:20. 南側のガレた尾根の上に出る。ここからずっと急登となる。
  9:27. 大きな岩の裏の岩場に下りのロープ。
  9:45. 登りのロープ。
  9:50. 加加森山への分岐着。 休んでいると先行していた男性が下ってきた。少し話をして別れる。 10:00. 発。
 10:17. 池口岳北峰山頂着。
 30分くらいかかると思っていたが早く着いた。南峰まで行ってくることにする。

加加森山分岐

池口岳北峰山頂

池口岳南峰山頂

 10:20. 北峰発。 丈の低いササの急坂を下る。北峰からは急に道が悪くなり、テープの目印もない。しかし、道は分からなくはない。下った鞍部から登り始めると窪地には残雪があった。残雪を適当に上に登って行くと南峰の山頂に着いた。鶏冠山への分岐は気付かなかった。
 10:50. 南峰着。おにぎりを食べて昼食。
 11:00. 南峰発。
 11:30. 北峰着。 北峰への登り返しは辛いかと思ったがそれほどではなかった。
 11:47. 加加森山分岐。
 11:53. 上のロープ場。
 12:00. 下のロープ場。
 12:07. ガレ場の上。
 12:40. 往路で休憩したところで休憩。
  GPSを紛失したことに気付く。
 12:50. ザラ薙平。
 12:57. 利剣山。
 13:00. 標識。
 13:15. 1,900mピーク。 このピークから急坂を下り、下り切った鞍部から黒薙への登りが辛いかと思っていたが、比較的緩やかな登りでそれほど辛く感じることはなく黒薙に着いた。
 13:50. 黒薙の頭。 ここからは登りはほとんどないので安心する。 14:00. 発。
 14:15. コバイケイソウ群生地。
 14:45. 面切平、5分休憩。
 15:20. 登山口着。

南峰山頂付近から北峰

北峰山頂付近から光岳

 
 本日の行動時間は10時間35分。今年は長時間の行動を何回かしているので、それほど辛くは感じなかった。下りの後半ではさすがに足の指が痛くなってきた。
 今日、池口岳に登ったのは2人だけだった。

 今日は遠山郷の「かぐらの湯」に入って車中泊をするつもりでいたが、自宅に帰った方が熟睡できるので、帰宅することにした。
 15:30. 登山口発(車)。 16:40. 飯田市内で給油。 19:45. 上越市帰宅。
 


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