221. 二岐山(ふたまたやま)  1,544m

 
 福島県、那須連峰北部。那須連峰北端に位置し、男岳と女岳のピークを持つ。

登頂日: 平成19年(2007年)4月27日(金)
天 候:
行 程: 二岐温泉=御鍋神社=ブナ平=二岐山(男岳)(往復)

4月27日(金)
  8:15. 二岐温泉駐車場発
  9:00. 御鍋神社登山口、10分休憩
  9:48. ブナ平
  10:05. 5分休憩
  10:53. 二岐山、男岳着

 
  11:12. 山頂発
  11:32. 休憩地
  11:45. ブナ平
  12:20. 登山口
  13:00. 駐車場着

 
4月26日(木)
 連休前半には、福島、栃木の山で登れそうな二岐山、高原山、八溝山、大滝根山に登る予定。 今夜は天気がよくないようなので、湯野上温泉の「湯野上ホテル」に宿泊の予約をして出発した。
 13:15. 自宅発(車)。 15:40. 会津若松IC。 16:30. 湯野上温泉着。
 
4月27日(金)
  7:30. ホテル発(車)。 7:55. 二岐温泉着。 
 今日は快晴の予報。 途中から見えた二岐山は山腹が雪に覆われていた。
 二岐温泉の一番奥の「柏屋旅館」の先の二岐橋が工事中で通行止めになっていた。今年の11月までの予定とある。「柏屋」で聞いて見ると、御鍋神社まで歩いて50分くらいだというので歩くことにした。温泉の共同駐車場に車を止める。
 
  8:15. 二岐温泉駐車場発。
 「柏屋」のすぐ先で橋を渡って、工事中の場所を通り、二岐川の右岸に沿った林道を歩く。20分ほどで橋を渡り、左岸に沿って歩く。ウグイス、ミソサザイ、シジュウカラ、アオゲラ、カケス。
  8:55. 御鍋神社入口。 広い駐車場がある。
  9:00. 登山口着。 雪があると思われるのでスパッツを着けて出発する。
  9:10. 登山口発。 すぐにかなりの急斜面の登りが続く。昨夜の天気予報では山では雪になるといっていたが、ところどころで道にうっすらと雪が降った痕があった。
二岐温泉への途中から二岐山

御鍋神社登山口

ブナ平付近から男岳山頂

  9:27. あすなろ坂。 針葉樹はヒノキかと思っていたが、アスナロのようだ。
  9:48. ブナ平。 「男岳、1,280m、登山口、990m」の標識がある。男性に追い付き、男性よりも先に進んだ。ここからは雪が残っていて雪の上を歩く。5分ほど平坦に歩いて右に折れ、しばらくすると登山道がほとんど分からない状態になってきた。
 10:05. 5分休憩。 この休憩したところは登山道だったが、こらから上はまったく道が分からなくなった。残雪の急斜面をとにかく上へ上へと登って行った。頂上近くで残雪が切れて藪に入った。シャクナゲと背の低い松が生い茂っている。何とか隙間を見付けて、這い蹲って進む。松を抜け出して前を見ると、数m先に頂上の標柱が見えた。藪こぎをした時間は僅か5分くらいだったが大変だった。
 10:53. 二岐山、男岳山頂着。
 頂上は狭い。眺望はよい。北に女岳が見えるが、雪に覆われているので行かないことにした。

 11:12. 山頂発。
 登山道を下り始めたが、すぐに道は分からなくなってしまった。登ってきたところを下る方が安全だと思い、GPSに従って下った。しばらくすると登ってきた足跡が見付かり、ほっとする。下って行った足跡もあった。後からきた男性の足跡か。
 11:32. 登りのときの休憩地。
 11:45. ブナ平。 男性がいたが、やはり藪のところで諦めて戻ってきたという。ブナ平から下の樹林帯の道も分かりにくく、何回か道を見失った。
 12:20. 登山口着。
 13:00. 二岐温泉駐車場着。

二岐山、男岳山頂

山頂から那須連峰

 上部は全く道が分からず少し不安だったが、天気がよく、単純な地形の山で、また、GPSのお陰で心配なく行動できた。
 新・分県登山ガイド、「福島県の山」によると、4月下旬には雪が消えると記載してあるが、今年はまだかなりの残雪があった。

 13:20. 駐車場発(車)。
 13:40. 「塔のへつり」を見学。
 14:00. 発。
 15:30. 塩原温泉着。
 塩原温泉観光協会で「ぬりや」を紹介して貰い、泊まる。


 220.八溝山へ
塔のへつり
 

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