E86. 鉾ヶ岳(ほこがたけ) 1,316m
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新潟県糸魚川市、西頚城山塊。 頚城山塊の北、能生川と早川の間に聳え、能生権現岳と南北に連なる独立峰。 |
登頂日: | 平成16年(2004年)10月24日(日) |
天 候: | 晴 |
行 程: | 島道鉱泉−金冠山−鉾ヶ岳−トッケ峰−権現岳−柵口 |
10月24日(日)
7:55. 島道鉱泉発 8:16. 分岐 8:43. 2/8、 7分休憩 9:08. 滝のある沢 9:12. 3/8、金冠まで60分 9:40. 4/8、 5分休憩 10:00. 5/8 10:13. 金冠山頂着、 10:25. 発 10:38. 大沢岳(分岐) 10:50. 鉾ヶ岳山頂着 |
11:15. 山頂発 11:50. トッケ峰(突鶏峰) 12:00. バンザイ岩、5分休憩 12:33. 権現岳着、 12:45. 発 13:05. 白山権現 13:15. 天狗屋敷 13:25. 胎内洞 13:42. わらじ脱ぎ場 14:05. 登山口着 14:40. 柵口、山水館前着 |
10月24日(日) 昨日、中越地方に大地震があり、かなりの被害があったようだが、上越地方ではほとんど被害はなかった。天気はよい予報なので、以前から行きたいと思っていた鉾ヶ岳・権現岳の縦走をすることにした。 6:50. 自宅発(車)。 7:25. 島道鉱泉着。 |
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島道から鉾ヶ岳 |
島道鉱泉 |
7:55. 島道鉱泉発。 すぐに九十九折のかなりの急坂の登りが続く。15分程で用水の導水路に沿った水平な道に出る。右に曲がって4、5分で左の斜面へ登る金冠山への分岐に着く(8:16)。 ここから再び急登が始まる。意識をしてゆっくりと登る。 8:25. 水の流れのある小さな沢を渡る。 8:43. 溝尾からの登山道との合流点に着く。案内書には島道鉱泉から40分とあるが、50分かかった。「2/8」の標柱がある。長袖を脱ぐ。 |
8:50. 分岐発。 ここからは尾根の西斜面に沿ってトラバースするように緩やかに登る。陽射しも遮られていて気持ちよく歩ける。 9:05. 左の斜面から小さな沢が流れている。3本目が本流の沢で登山道の上方に滝がある(9:08)。ここで水を確保できる。 9:12. 「3/8」。「めざせ、あれが金冠だ。あと60分」。これまで登山道からは木々の梢が邪魔をして金冠や鉾ヶ岳はよく見えなかったが、ここでは梢の間から金冠がよく見える。 9:15. 発。 9:40.「4/8」。「金冠まで30分」。上部が大分明るくなり稜線が近いようだ。5分休憩。 ここから2分で稜線に出た。 10:00. 「5/8」。 金冠の頂上の下にかなり大きな岩場が見える。この頂上直下の岩場は急傾斜で足場も少ないが、ロープが設置されているので慎重に登れば問題はない。 10:13. 金冠山山頂着。 10人もいられないほどの狭い頂上だ。天気がよく、眺望はすばらしい。南に火打山、焼山が雪を戴いている。北は能生の町から日本海が見える。間近に鉾ヶ岳、トッケ峰が見える。 10:25. 金冠山頂発。 急な坂を下って緩やかに登り返す。大沢岳で島道鉱泉からのもうひとつの登山道と合流する(10:38)。 10:50. 鉾ヶ岳山頂着。 小さな避難小屋がある。焼山の右に白馬岳が見える。相変わらずの快晴で、日向は暑いくらいだ。 |
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金冠山 |
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金冠山頂から鉾ヶ岳 |
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鉾ヶ岳山頂から火打山・焼山 |
鉾ヶ岳山頂 |
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鉾ヶ岳山頂から白馬連峰 左手前は海谷山塊の山々 |
11:15. 鉾ヶ岳山頂発。 急な坂をどんどんと下る。 11:27. 最低鞍部(1,185m)。 |
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権現岳山頂 |
権現岳から鉾ヶ岳・金冠 |
12:00. バンザイ岩。 狭い岩のピーク。眺望がよい。 12:05. 発。傾斜はだんだん緩くなるが、痩せ尾根は続く。権現岳がどのピークなのか分からなかったが、そのうちに数人の人がいる鉄塔が建っているピークが見えてきた。そこが権現岳。上の方から見るとあまりはっきりとしたピークには見えない。 |
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12:33. 権現岳着。 先ほどまでいた登山者はもういなかった。鉾ヶ岳・金冠がよく見える。 12:45. 山頂発。 痩せ尾根が続く。 13:05. 白山権現。 13:15. 天狗屋敷。 天狗屋敷から尾根を離れるが、傾斜が急なことには変わりはない。胎内洞の手前で6、7人のグループに追い付いて先に行く。 13:25. 胎内洞を抜ける。 13:42. わらじ脱ぎ場。 この下までロープの連続だった。 14:05. 登山口着。 湯沢川沿いの道を下る。 14:40. 柵口の「山水館」前に出る。 |
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白山権現 |
タクシーを呼ぶ。14:55. 柵口発(タクシー)。 15:10. 島道鉱泉着。 鉾ヶ岳・権現岳の縦走は、どちらから登っても急坂の登り、下りは避けられない。しかし、どちらかといえば、鉾ヶ岳からの方が楽なのではないかと思われる。快晴の登山日和なのに今日の登山者は私の外は1グループだけのようだった。地震の影響だろうか(このときにはまだ、この中越地震で大きな被害が出ているとは知らなかった)。 |
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