88. 荒島岳(あらしまだけ)(1)  1,523m

 
 福井県大野市、越美山地。「大野富士」と呼ばれる。

登頂日: 平成10年(1998年)5月17日(日)
天 候:
行 程: 勝原スキー場=シャクナゲ平=荒島岳(往復)

5月17日(日)
  5:40. 勝原スキー場発
  6:30. リフト終点、 5分休憩
  7:15. 10分休憩
  8:15. シャクナゲ平、10分休憩
  9:30. 荒島岳山頂着
 
  10:05. 山頂発
  11:00. シャクナゲ平、5分休憩
  12:20. リフト終点、 10分休憩
  13:00. 勝原スキー場着
 
5月16日(土)
 低気圧が日本海を通過中で、フェーン現象の強風の中、14:20.自宅を出発(車)。
 17:30.勝原スキー場着。
 「銀嶺荘」で食事。岩魚と山菜料理、熊の肉をご馳走になる。夕方から雨も降り出し、明日の天気予報もあまりよくない。駐車場で車中泊をした。夜中、雨と風が強かった。

5月17日(日)
 5時ころ起床時には雨は上がり、晴れ間も見えていて、前線は通過したようだった。ホオジロ、ウグイス、キセキレイ、シジュウカラが鳴いていた。

  5:40. 駐車場発。
 ゲレンデを登り、50分でリフトの終点に着いた。すぐにブナ林となり、若葉が気持ちよい。花はほとんどない。スミレ類、ユキザサ、コアジサイなど、たまにミツバツツジ、ガマズミの花が咲いていた。
 小鳥の囀りが多く聞かれる。シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、クロジ、メボソムシクイ、オオルリ、ミソサザイ。とくにコルリはあちこちで頻繁に聞かれ、個体数はかなり多いと思われた。コマドリは聞かれなかった。
シャクナゲ平から荒島岳

  8:15. シャクナゲ平着。 シャクナゲ平の直前に約20分の急登がある。シャクナゲ平から荒島岳の山頂が見えた。
  8:25. シャクナゲ平発。
  9:30. 荒島岳山頂着。 ガスのために山頂からの展望はできなかった。白山を見たかったが見えなかった。下りは雨上がりで滑り易くて大変だった。タケノコを少し採りながら、ゆっくりと下山し、約3時間かかった。ゲレンデを下るのが疲れた。
 山頂で会った地元の青年の話では、佐開(さびらき)コースは林道が延びていて、登山口からしゃくなげ平近くの合流点まで約30分で、一番短時間で登れるとのことだった。
 林道は悪路で車高の高い車でないと腹を擦るが、乗用車でも行けるとのことだ。

 コルリの囀りが印象に残る山だった。
 
  88. 荒島岳(2)
 

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