94 第60回例会山行「米山」の記録

○米山の山行記録

 新潟あいゆー山の会
 第60回例会山行「米山」992.6m

 日程:平成23年10月14日(日)
 目的地:米山(柏崎市と上越市〈旧柿崎町〉の境界に位置)
 ルート:吉尾(よしお)コース往復
 リーダー:霜鳥弘道
 参加者:10名(視障者4名 晴眼者6名)
 天候:晴れ

 【コースタイム】 
 8:00 国道8号線沿い「日本海鮮魚センター」駐車場に集合。車で移動。
 8:20 吉尾登山口着 車道終点の道路わきに駐車。「米山登山道吉尾コース入口 柏崎市」の標柱あり。並んで「国定公園米山吉尾コース 山頂まで三千百五十米」と書かれた案内板あり。宮下会長の挨拶・各自の自己紹介・霜鳥リーダーのコース説明などが行われた。

 8:38 登山口発(標高約180m) ぬかるみに古タイヤの敷かれた祓川上流の沢沿いの道をしばらく進み、道標から山腹に取り付く。
 9:03 「山頂まで2500m」の表示板が木に括りつけてある。小さな赤いプラスチック板に、山頂までの距離と《ラジオはイヤホンでお聞き下さい》などと注意書きが書かれた案内板が、この後山頂まで続いていた。足元にはピンクのイヌタデ・アザミ、金平糖のように星形に尖った薄紅色のミゾソバ、小菊に似た白いゴマナ、薄紫のノコンギク、黄色いアキノキリンソウなど野の花がたくさん咲いている。登山道に大量のむいた栗のイガが落ちていたが、動物たちが食事をした跡だろうか。

 9:08〜9:13 休憩
 9:15 「山頂まで2,250m」 このあたりから補助用のロープが要所々々に吊るしてあった。
 9:28〜9:40 「二の坂の上 480m」の案内板。数字は標高か。休憩。
 9:50 「山頂まで2千米」
10:05 「山頂まで1750m」
10:20〜10:25 休憩(立ち休み)
10:26 「山頂まで1500m」
10:32〜10:40 休憩 
10:48 「山頂まで1250m」 道の真ん中に高さ15cmほどの茎も傘も真白い大きなキノコが1本生えていた。
11:02 「山頂まで1000m」 足元にオオイワカガミのツルツルした葉がびっしりと生えている。

11:08 「山伏岩 柏崎市」の標柱。 『以前、米山薬師信仰を広める里山伏という人達がいました』の添え書きあり。
11:20 「釣瓶おとし」 足がかりの少ない岩場の急斜面を、上と下から声を掛け合う中、ロープ1本を頼りに一人ずつよじ登る。
11:35 「つるべおとし」全員通過  直後に12、3段のアルミ梯子を登る。
11:35〜11:45 休憩
11:50 「山頂まで600m」
11:57 「山頂まで400m」
12:10 「山頂まで200m」 『着いたら御薬師さんにお参りしましょう。安全登山を感謝して』の添え書きあり。

12:11 「女人堂跡」の標柱。 『米山は明治5年の女人結界廃止まで女人禁制の山で女性はここまでしか登れませんでした』の添え書きあり。
12:20 「米山山頂993m」到着 昼食。山頂は他のコースから登ってきた大勢の人々で賑わっていた。

12:50 米山山頂発
13:01 「女人堂跡」
13:25 「釣瓶落とし」 最大の難所だったが、全員思ったよりもスムーズに通過できた。 
13:45〜13:57 休憩 坂牧さん、自分で足指を鍼治療。
14:06 「山伏岩」
14:13 「山頂まで1000m」  登る時に見た白い毒キノコは傘がとれて茎だけになっていた。
14:23 「山頂まで1250m」

14:50〜15:00 休憩
15:15 「山頂まで2千米」
15:25 「二の坂の上 480m」案内板
15:43 「山頂まで2500m」
16:00 「山頂まで3千米」
16:05 登山口・駐車地点着 予定の16時半よりもかなり早く下山できました。難しいコースでしたが、挑戦し克服して充実した山行になりました。皆様お疲れ様でした。
 (記録:佐藤)

○坂牧さんの感想

 長岡の坂牧です。
14日は米山山行でお世話になりました。
道中、運転とサポートしていただいた諏訪さん。下山の時につま先が痙攣してしまい、踏ん張りが利かずにご迷惑をおかけした西沢さん有り難うございました。
タイヤの道、丸太の道、固定ロープお必死に握り締めながら登った絶壁、今にも折れそうなはしごなど、本当に波乱に満ちた山行でした。

 翌日に足の筋肉痛より腕の筋肉痛の方が重かった山行は初めてでした。
一言で感想を言えばすごくとても面白かった山行でした。計画頂いた皆様に感謝します。
一番の難所を一人一人順番に何とかクリアーし、そこで武田さんからの差し入れの明治饅頭を食べたとき、その甘さが緊張していた気持ちを安堵させ一息つけたことがとても印象深く脳裏に残っています。

 今度は3月の山古志に皆さんお越しください。お会いできる日を楽しみにしています。最後に、前日に盛大にお天気祭りを頑張っていただいた古田さん初め端数クラブの皆様に本当に感謝します。最高の天気を有り難うございました。
それから諏訪さんが酒のつまみに絶品だと言っておられた「ムカゴ」だったでしたかね。一度食べてみたいです。 

○西澤さんの感想

 長岡の西澤です。「三階節」の「米山さんから 雲が出た」で有名な米山さんは、以前からずっと登ってみたい山でした。長岡からも「どれが米山なんだろうか?」といつも思って見やっておりました。
長岡の山あいの道ばたには「米山搭」と刻んだ石の搭を見かけることがままありますので、いわゆる「米山講」がここまで広がっていたんだなあと実感することがあります。「米山搭」は米山薬師様の分身としておがまれていたようです。そういうわけで、いろいろな思い入れをいだいて登ったわけです。

 米山登山のルートは山頂から5つのコースが放射状にひろがっているそうですが、今回は「吉尾コース」を行ったわけです。他のコースは知りませんが、吉尾コースには「霊山」を登るという醍醐味が十分ありました。初心者の小生にはなかなか険しい山道で、勾配が急でした。いつもよりお腹も減ります。参加者が途中でおにぎりを食べたり、お菓子を食べたりしていたのももっともでした。

 今回は越路町の佐藤さんが途中で塩飴やリンゴなどをこまめに配って下さってたいへんありがたかったです。とくにリンゴで復活した感じがしました。
 往路の圧巻は「つるべ落とし」という名の難所で、ここで引き返そうかという話まででましたが、リーダーが慎重に検討した結果、一人ずつロープにつかまって登ることになりました。ちょっとしたロッククライミング風でした。この難所をみなで乗り切った時の達成感は何とも言えない充実したものでした。

 いよいよ山頂に近付くと、山伏の祀った大岩石があり、石仏のならぶ女人結界があり、ますます霊山のおもむきが漂います。
 そして、12時20分ごろ、山行計画通りの時間に登頂しました。山頂から海の方を見るとほぼ正面に佐渡が見え、右に柏崎の海岸、左に姉崎の海岸が広がっていました。まるで異世界です。いにしえの人がここを天界に見立てたとしてももっともなことと思えました。

 帰りは坂牧さんとのコンビで下山したのですが、ロープや木の枝などで体を支えながらの下山で、なかなかおもしろかったです。今回初めて転ばずに、滑らずに降りることが出来ました。
 参加メンバーの達成感や満足度は高く、霜鳥リーダーのおっしゃっていたように「内容のある山行」になったのではないでしょうか。

 初心者のわたしでも、楽しく山行できたのは、計画起案者の方々の綿密な計画や、ベテランの皆さんの慎重な判断のおかげだと感謝しております。この米山登山の思い出はずっと心に残るものとなるでしょう。皆さん、ほんとうにありがとうございました。ただ長いだけで、内容の無い感想文ですみません。

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