80 第46回例会山行「大渚山(おおなぎやま)」の記録

○山行記録


第46回例会山行「大渚山」 1556m
日程 : 2010年7月31日(土)〜8月1日(日)
目的地 : 大渚山(おおなぎやま) 長野県小谷村
参加者 : 13名 (視障者4名 晴眼者9名)

○ 7月31日(土) 晴れ 雨飾荘泊  前泊者6名 盲導犬2頭

○ 8月1日(日)  晴れ 大渚山 1556m 歩行時間 登り2時間 下り1時間25分(休憩含み)
 8:50  雨飾荘出発 登山口へ移動
 9:10  湯峠登山口で集合写真  あいゆーオリジナル 黄色のTシャツ 身をまとった姿に眩しい位の鮮やかな色で新鮮さを感じる。幸福を呼ぶ色に皆さん幸福そう。ハイポーズ。

 9:15  湯峠登山口出発 駐車場は10台程のスペース 緩やかな登りで始まる。登山道は草も刈られており、整備されている。前夜の雨で道が湿っていて滑りやすい。
 9:37  湯峠〜山頂まで  5分の1標柱あり
 9:48〜54  休憩 風もなく蒸し暑く、汗だくになりながらも、湿地で泥濘があり、木の根が濡れていて滑りやすく足元に気を付けながら、皆さん会話も弾み楽しそです。目前に山頂らしきものが見えるがガスっていて見えない。登山道は整備されているが、人影がない。 しばらくブナ林の中を歩く。野鳥のさえずりが疲れを癒してくれた。 オールリが鳴くのは春から初夏との事、真夏に鳴くのは珍しいそうです。 さんかようの青紫色の実がきれいでした。

10:07 5分の2の標柱に石仏あり 山頂まで30分とある。もみじばはぐまの蕾が多く見られ、のりうつぎの白い花の甘い香りが漂う。紫陽花のような花である。ここから少し急登になる。
10:32 山頂まで500mの標柱あり
10:39〜45  休憩

10:49 暑い。暑い。流れる汗。 一人の下山者とすれ違う。日本海の見える展望台のある場所だが、生憎の霧で日本海が見えず残念。 平坦な道を歩く。
11:03 登りに入る。 木の根が多く歩きづらい。
11:13 頂上に立つ。 霧の中の少年、少女となる。 数分はあいゆーの貸し切り状態。 壊れたテーブルにベンチ。山頂は360度の展望が楽しめる。ロケーションだが、何も見えず残念でも黄色のTシャツが鮮やかで華を添えた。 昼食を取る。

11:50 下山開始 出発  足場が悪い場所を慎重に下る。 小学生の女の子4人とそのお父さん1人とすれ違う。
12:25 少し霧がはれ、雨飾山の頂上が姿を見せてくれた。 大渚山の東峰の岩壁も見えた。
12:35〜43  休憩
12:45 登り返すこと10分後下りとなる。
13:15 湯峠登山口 到着 お疲れ様でした。

 大渚山は信州百名山1556m 駐車場1267mから標高差303m。手軽に登れてしかも展望が良い事でも知られている。登山者も少なく静かな山であった。天気が良ければ日本海、雨飾山、金山、妙高山など360度の大パノラマを楽しむ事が出来るそうです。秋の紅葉時にもう一度行って見たいですね。参加された皆様 お疲れ様でした。次回の山行でまたお会いできる事を楽しみにしています。
 記録 野崎

○上林洋子さんの感想

 新潟市の上林洋子です。
 大渚山、楽しく山頂に立つことができました。
 3頭目の盲導犬取得訓練と連日の暑さで、すっかり体力を使い果たした感じで、内心は不安いっぱいの参加でした。
 そんな私でしたが、前泊の和やかな雰囲気と恒例のお天気祭りで充分にエネルギーを充電することができました。
 それに、雨に打たれながらの露天風呂に浸ったのも滅多にできない体験でした。

 アップダウンが激しく木の根で入り組んだ登山道は油断大敵、少しでもよそ事を考えていると、その根に足を取られそうになったり滑って転びそうになったり・・・。
私の肌でもしっかり分るほど、霧が立ち込めていました。
 そんなことがプラスになってか、炎天下の登山より体力の消耗が少なくて済んだと思います。

 有坂さんが下山途中で、ノリウツギの花を手繰り寄せてくださいました。その花の香、どこかで同じような香りに出会った気がするのですが・・・どうしても思い出せずにいます。
 あいゆーTシャツのパワーは抜群でしたね!

 みんな無事に予測時間よりも早く帰路につくことができましたもの。サポートをしてくださった竹田さん、有坂さん、小林さん、ありがとうございました。
 また、新米フィズと仲良くしてくれたオンリー君、ありがとうございました。盲導犬と一緒に参加できるように配慮してくださった利根川先生はじめ、参加されたあいゆーのみなさんに感謝です!

○野崎 正さんの感想

 2010ー08・01 あいゆー第46回大渚山山行に行ってきました。
 私は、今回、前泊での参加でした。宿泊した宿は、雨飾荘です。夕方6時前に宿に着きました。玄関に宿の職員が私たちを待っていてくれました。私と女房ではなく、オンリーを待っていてくれたんです。 
 盲導犬を受け入れるのは、初めてのことではないかと思いますが、利根川先生からの連絡が良かったものと思いました。夜7時、夕食の時間です。この夕食のごちそうは、とても良く、美味しくかったです。

 部屋にもどり、天気祈願が始まりました。外から雨の音がしてきました。いい降りをしてたらしいです。 しかし、その雨も朝には、何事もなかったように降り止んでくれていました。
 朝食は、7時半。これまた朝食とは、思われないほどのごちそうです。朝から、私たちの体力を気遣っての食事と思ってしまうほどでした。
 9時、当日参加の6人が着き、全員が顔をそろえました。
5台の車に分乗して登山口まで行きました。ここから私は、利根川先生・新保さんの サポートを受けながら山頂を目指しました。登りはじめは、あしもとが良く、これならいけるかも??
 しかし、一回目の休憩を過ぎると、なんだか怪しげな足元に不安な気持ちになってきました。ここから、以前の私と違っていたのです。利根川先生 ・新保さんのアドバイスを聞きながら、ただひたすら頂上を目指します。2時間ほどで、ついに山頂に着きました。
 私には、何も見えませんが、ただ、1羽のウグイスが私の近くで「良く来たね」と歓迎してくれていました。お昼を食べ終えて、下山です。

 下りは、怖い。なんだこんな急なところを登ってきたのかと思われるところも何カ所かありました。 しかし、利根川先生の言われるとおりに、ひたすら登山口の駐車場を目指しました。帰りは、登りの時間より30分ほど早く下山できました。

 今回の山行は、暑くもなく寒くもない快適な登山日和の一日でした。最後になってしまいましたが、サポートしてくださった利根川先生 ・新保さん、大変ご迷惑をおかけしてしまいましたが、あなた方のおかげで山頂に立たせていただくことが出来、とても嬉しく、自信もつきました。 これにこりず、またサポートをお願いいたします。

 あっと 忘れてしまうところでした。利根川先生、私と上林さんの盲導犬受け入れの件では、大変お世話になりました。おかげで心配することなく山行に参加でき、私たち盲導犬ユーザーは、とても嬉しく、今後心配することなく同伴出来るうれしさを実感させていただきました。 本当にありがとうございました。
 参加された皆さん、13人の今後ますますのご健康とご発展をお祈りいたします。
 み・な・さ・ん、本当にありがとうございました。  
上越市 大島区  のざき

○小林伯子さんの感想

 暑さにうだる下界を脱出し霧に包まれた雲上の別天地にしばし身をおく幸せ。
 ああ 楽しかったですねえ。
 あいゆー山の会のTシャツでの 初揃いの記念撮影
 「わあすごい!」カメラマンの野崎さんが思わずまぶしげに目を細められました。
夏木立の深い緑を背景に 黄色のTシャツの集団は パーと明るく輝いて見えたのですね。
 木の根が複雑に浮き上がって這っていて 順調に歩を進めるのが難しい道でした。
 ガイドロープでつながれた「信頼」という絆、つま先で足場を探る確実に安定した足の運びに 今回も感動しました。

 小林は今回はじめてガイドをさせていただき 貴重な体験だったと喜んでいましたが、 宮下先生 新米ガイドに さぞ不安でいらしたことでしょう? ありがとうございました。
 苦しいはずののぼりも 和やかな会話が飛び交い 楽しいといったらありません。でも顔から汗が噴き出します。ああ私もごまかしようがない高齢者。
 おおるり、カケス、鶯がすぐ近くで鳴いています。ノリウツギの白い花が山道を飾り、山荷葉やツバメ万年青は伸びた茎の先に紫の実を実らせていました。
 夏の山です。
 最後の500Mは 短く感じられ 頂上に立ちました。これより上は大空だけ!という頂上の爽やかさ 達成感 このためにこそ 山登りを人はやめられない?

 山頂は幸せの黄色いTシャツで彩られました。
 倍賞千恵子が高倉健の帰りを待つ家に 満艦飾にはためいていた黄色いハンカチのラストシーンを髣髴(ほうふつ)とさせました。
 あいにく というべきか ラッキーというべきか・・・山頂は見渡す限り深い霧に包まれていました。
 見える人にも見えない人にも 平等に360度の展望は叶いませんでしたが白い霧のかなたに晴れていれば見渡せるはずの雨飾の山容をそれぞれの心のうちに思い描くのもまた
浪漫ではなかったでしょうか。

 昨日の雨で 木の根が湿って滑りやすく のぼり以上に気の抜けない下り道でしたが、山村さんの朗々とした歌声や 飛び交う会話がとても楽しく 仲間で楽しむ登山のよさを十分味わいました。
 肩越しに振り返りノリウツギの花房を 上林さんのお顔に近づけて「いいにおいですよ」とさしだしておられた。有坂さんと静かに花に顔を埋めてにおいをかがれた上林さんのツーショット。素敵でしたよ。カメラを携えていたら 私 迷わずシャッターを切りたかった! 
 
 湯峠で解散して 私たち二人は 山田旅館で入浴。国の有形文化財に指定された江戸時代創業の老舗旅館。勢いよく流れ落ちる湯滝に浸かり 登山の疲れを癒して帰りました。
 暑い下界に戻り 昨日の山行を懐かしんでいます。また ぜひご一緒にお願いします。

戻る