36 第18回例会山行
 「栂池自然園」 下見・例会山行記録
   

栂池自然園にて



 第18回例会山行 栂池高原(栂池自然園)の下見報告

  記録:渡辺 裕治

 去る8月21日(日)に私と利根川さん2人で栂池自然園の下見に行ってきました。
 まずは宿泊予定先の−リゾートイン やまいち−に挨拶。車を駐車させていただく。
 数分歩いてゴンドラの乗り場に着く。ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、自然園の入口であるビジターセンターに到着。ゴンドラではあまり人を見かけなかったが、ロープウェイでは混雑しており、私が視覚障害者とわかったのか、ある方が席をあけてくれた。せっかくのご親切なのでそれにあまえた。天候は雲りでガスかかっており 、全く眺望(聴望)できない。涼しく、半袖1枚ではやや肌寒い。ここで一服とトイレタイム。
 自然園の入口でガイド料金を聞いたところ、客1名につき、1,500円という。これには2人ともにびっくり。

 11時過ぎにスタート。目的地である展望湿原をめざし、木道を歩く。まだ夏の花が残っているようだ。利根川さんより“ワタスゲのわた”や花のない“水バショウ”を触らせてもらう(花の苦手である私ですから、これ以上、草花のことを書くのはやめましょう)。
 1時間程歩いただろうか、どうも展望湿原へ向かう分岐点を通り過ぎたようだ。休憩をとり、引き返す。浮島湿原から展望湿原へ向かう分岐点をみつけ、目的地をめざす。途中、休憩をとり、13時33分に展望湿原に到着。ここが昼食休憩地になる予定。わりあい広く、長椅子が九つある。だんだん雲行きがあやしくなってきた。むろんガスかかっており、なにも眺望(聴望)できない。おにぎりを食べ始めると同時に雨がポツリポツリと降りだした。汗が冷え、やや肌寒く感じる。

 13時48分、早々に帰路につく。浮島湿原を過ぎ、木道を歩いていると雨足がやや強くなってきた。傘をさすが、すぐに小止みになる。傘をとじ、傘とステッキを手に持ち歩くが、何回も木道から足を踏み外す。利根川さんから傘をリュックにしまうように指示される。
 15時5分、ビジターセンターに到着。まだ小雨が降っており、肌寒いのでウィンドウブレーカーを着用する。そしてロープウェイとゴンドラを乗り継ぎ、−リゾートイン やまいち−へ打ち合わせのため向かう。途中、足湯があったが、登山靴を脱ぐ面倒なので手だけをつける。
 利根川さんは分岐点や目印になる所をレジカメに撮っておられました。なるほどと思いました。

@私達の歩くコースの概要
 全体の3/5は木道。木道は広い所、狭い所、いたんでいる所、2車線になっている所、階段状になっている所など、様々である。
 また、全体の2/5(浮島湿原から展望湿原にかけての大部分)は、通常の登り山道である。石がゴロゴロあり、木の根が横たわっており、倒木もある。また、木の枝や葉が山道に出ている所もある。そして登りのきつい所も少しあり、木道とのギャップがかなりある。

A本番での自然園の歩行時間予想
 私と利根川さんの歩行時間は、約4時間であるが、余分に歩いた時間を差し引くと3時間20分ぐらいで歩けたと思われる。本番では団体行動と休憩時間を取ることを考慮すれば、約4時間30分ぐらい、かかるものと予想される。

B注意点と装備について
 浮島湿原から展望湿原にかけての山道は、緊張と集中力を持って歩くのであるが、木道ではそれがゆるみ、足を踏み外しかねない。特に後半に疲労がでて、その可能性が強いかもしれない。かなり深い溝、ぐちゃぐちゃになっている所があり、踏み外したり、落ちると足関節の捻挫やケガを負いかねない。
 今さら言うことではないかもしれないが、誘導を必要とする視覚障害者は、木道といえども誘導者の真後ろを歩き、決して気をゆるめないこと。そして登山靴をはき、ステッキを使用し、足場を確認することが肝要である。
 10月2日の栂池自然園は、紅葉真っ盛りの時季。天候によってはかなり寒くなる可能性があるので、長袖シャツやウィンドウブレーカーなどを1枚、余分に持ってきたほうがよい。

Cゴンドラからロープウェイ、自然園までの時間、料金などについて
(1)所要時間など
 ゴンドラの乗車駅は、−栂池高原駅−。ゴンドラは6人乗り。乗る際に体を挙げると頭が打つかもしれない。6人乗りと言ってもかなり狭いので、ステッキはたたんでおくこと。
 −白樺駅−を通り過ぎ、−栂の森駅まで約20分。
 ここからロープウェイ乗車駅である−栂大門駅−まで徒歩約5分(パンフレットで
は約10分弱)。−自然駅−までのロープウェイの乗車時間は約7分。
 下車し、自然園の入口(ビジターセンター)まで徒歩約5分。
 −栂池高原駅−から自然園入口まで約40分。団体行動とトイレタイムなどを考慮
すれば、約1時間かかるものと思われる。
(2)料金
 ゴンドラからロープウェイまでの往復乗車料金は、3,000円。
障害手帳所持者は半額。障害手帳1種の介護者は半額。
 自然園入園料は、300円。障害手帳所持者は、100円。1種の介護者の割引はなし。

D全行程所要時間
 約6時間30分。

E盲導犬の入場について
 ゴンドラ、ロープウェイ、自然園、宿泊先の入場は可能。10月2日は、秋の紅葉祭りの最中。混雑が予想される。当日は朝早くからの行動になる予定。

 好天に恵まれ、紅葉を楽しみ、有意義な一時を過ごしたいですね。
 では皆様、栂池でお会いしましょう。
                                    以上
 第18回例会山行  栂池自然園(1900m)

 記録:野崎 和子

長野県北安曇郡小谷村栂池高原
平成17年10月2日(日)
天候  雨   気温11度
参加者 15名 (視障者7名 晴眼者8名)

コースタイム

 7:40 栂池高原リゾート・イン・ヤマイチ 集合
 7:57 ホテルのバスでゴンドラリフト駅舎へ
 8:15〜8:40 ゴンドラリフトに乗車
 8:47 集合写真
 9:03〜9:08 ロープウエイに乗車 自然園駅着 標高1829m
 9:17 舗道の道を約10分歩き自然園入口に到着
 9:17〜9:23 休憩
 9:23 利根川リーダー、宮下会長の挨拶があり その後自己紹介
 9:35 栂池自然園出発 標高1860m
 9:35〜10:28 ミズバショウ湿原 ワタスゲ湿原 浮島湿原を散策
10:28〜10:34 浮島湿原で休憩 
11:19〜11:28 展望湿原で休憩後来た道を引き返す。
12:15〜12:20 浮島湿原で休憩
13:10 自然園に到着
13:20〜14:00 栂池ヒュッテで昼食
14:20〜14:50 ロープウエイ ゴンドラリフトで下山
15:00 栂池高原リゾート・イン・ヤマイチ到着
15:00〜15:15 雨で濡れたので着替え
15:15 ヤマイチ食堂にてテイータイム 紅茶に信州林檎恋しのお菓子付き
15:20 利根川リーダーの挨拶 初参加者の感想 会長の挨拶
15:23 解散

 栂池高原原リゾート・イン・ヤマイチで、宿泊者と当日参加者が合流しました。新潟方面の方々は早朝より大雨の中を車を走らせて来られました。「おはようございます。よろしくお願いします。」と元気に挨拶を交わされて賑やかな雰囲気に包まれて、ホテルのバスでゴンドラリフト駅舎へと向かいました。余りにも雨が降るので、「誰が雨を持って来たのか、新潟から 持って来たのか、富士山に行かなかった人が持ってきたのか」と笑いの会話を弾ませながら、元気よく出発しました。

 ゴンドラ駅舎で利根川リーダーは身障者手帳をお借りして切符を購入し、ゴンドラリフトからロープウエイに乗り継ぎ自然園駅に到着。舗装された道を約10分歩き栂池自然園入口に到着し、少し休憩を取ったあと、円陣になり利根川リーダーの挨拶があり、「この先は木道が多く、雨で足元が滑りやすくなっていますので、事故のないように安全に心掛けてほしい。」と挨拶続いて宮下会長より、「10月30日の上越ふるさと道に大勢の参加をお願いします。」とのお話。それぞれの自己紹介があった。

 自然園入口より、2人一組になり、月の輪熊の剥製に見送られていよいよ出発。バリアフリーの道を歩き、やがて木道になりゆっくりと、慎重に進む。ミズバショウ湿原からはナナカマドの実が真っ赤に色付いていた。トリカブトが紫色の可憐な花を咲かせているので、雨の中でもホットするが、足元が滑りやすく、気を遣い、皆さん緊張の赴きで山々の紅葉もゆっくり見られなかったのでは? また口数も少なくして安全に気を付けられていたように思いました。風穴とワタスゲ湿原を通過し、霧が途切れると山々の紅葉がきれいでした。それに皆さんの着ている雨具は、青、赤、黄色と、紅葉を一段と鮮やかさを増していて、これもまた綺麗でした。

 しばらく歩くと浮島湿原に着き休憩を取りました。木道を後にして楠川を渡りいよいよ小登りの、登山道に入り小岩でゴツゴツと歩きにくい上に、道が川のように流れている。時折風が吹いてきて、雨も強くなる。しばらく歩くと展望湿原に到着。ここで昼食予定でしたが、雨のため昼食も取れず、来た道を引き返す事になりました。栂池ヒュッテで昼食。時間も遅くなり、お腹もすきました。食堂内はストーブがたかれていました。しばらく休憩してロープウエイとゴンドラリフトで下山しました。途中で紅葉まつりで、甘酒をいただき、すごくおいしかったです。ホテルのヤマイチで着替えたあと、テイータイムで紅茶にお菓子を戴きながら、利根川リーダーの挨拶や初参加者の感想や宮下会長の挨拶があって解散となりました。
 生憎の雨の中でしたが、楽しく散策出来ました。皆さんお疲れさまでした
  
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